2008年5月16日金曜日

PCIeベース・USBベース両対応のExpressCardアダプタ

ニュース記事
デスクトップパソコン用ExpressCardアダプタ発売 - ラトックシステム株式会社

 ラトックシステム株式会社は15日、ノートPC向けインターフェイスExpressCardをデスクトップでも利用可能にする、PCI-Express(PCIe)接続のアダプタ2製品を発売すると発表をした。3.5インチベイ内蔵モデルと外付けモデルが用意され、2008年5月下旬より出荷するという。

 またExpressCardにはPCIeベースとUSBベースの2種類があるが、同製品はその両方へ対応。PCIeベースは、PCI Expressスロットへ添付のボードを取り付け、専用ケーブルで接続することで信号の品質を確保。またUSBベースは、パソコンのUSBポートとアダプタ本体をを接続することで実現するようだ。

 同社ニュースリリースは、「メモリカード系だけでなく、Docomo、WILLCOMなどのデータ通信カードやeSATA、RS-232Cなどの拡張インターフェイスカードなど、各種ExpressCardに対応。ノートPCとExpressCardの資産を共有できます。」とコメントしている。


- このニュースの感想 -

 パソコンを自作するときに拡張性を重視し、PCI-ExpressやPCIスロットが多く搭載されたATXサイズのマザーボードを購入しました。しかし、ボード単体で豊富なインターフェイスが供給されているので、そもそも拡張する必要のある部分がありません。

 PCI-Express x1は3つ。これなんかはやっぱり、ビデオキャプチャカードや高性能サウンドカードでも利用しない限り、ぜんぜん使う事もないんじゃないかと思ったり思わなかったり…。

 それにしても、外付けタイプのREX-PE50EX。ちょっと値は張るけど欲しいですね…。ExpressCardは使いませんが、次世代規格というものには憧れます。

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関連リンク
ニュースリリース - ラトック
ラトックシステム株式会社

2008年5月15日木曜日

VAIOではありません、DELL CRYSTALです

ニュース記事
デル、強化ガラスで液晶を囲んだデザインの22型ワイド液晶

 デル株式会社は、スタイリッシュデザインを採用した22型ワイド液晶ディスプレイ「DELL CRYSTAL」を発売した。価格は149,000円。

 液晶パネルの周囲を強化ガラスで囲み、強化ガラスに4基のスピーカーとタッチスイッチを埋め込んだデザインの液晶ディスプレイ。同社は“当社史上もっとも斬新かつスタイリッシュなプロダクトデザイン”と謳っている。

 また、スタンドは合金製の3脚タイプを採用。入力をHDMIの1系統のみとし、電源/USB/HDMI/サブウーファ接続の各端子およびコードを一本のケーブルに収束するなど、ディスプレイへの煩雑なケーブル配線を廃した。


- このニュースの感想 -

 SONYのボードPC、「VAIO type L」をイメージしたのは私だけではないと思います(笑)

 なかなかカッコイイデザインだとは思いますが、22インチの液晶ディスプレイで、149,000円という価格設定はどうでしょう。先日、新居へ引っ越した友人の依頼で22インチ液晶ディスプレイ(HDMI搭載)を注文しましたが、単価が28000円前後でした。

 私には、デルは全体的に安い商品供給をしているイメージがあります。なので、「この価格で誰が買うんだろうだろうか?」という印象を受けました。煩わしいケーブル周りへの配慮やハイエンド仕様のスペックが、見た目だけの製品ではないことを物語っているのはわかりますが、価格高すぎでしょう…

 ちなみに、バックライトを含めた3年保証というのはポイントが高いですね。液晶で大きなシェアを持つメーカーでも、2年保証だったり、バックライトは1年だけだったりもしますから。

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プレスリリース - DELL