2008年9月30日火曜日

ミニノートPC、東芝からも発売

ニュース記事
東芝、7万円台のAtom搭載ネットブック「NB100」 - Enterprise Watch

 株式会社東芝は9月30日、ミニノートPC「NB100」を発表した。いわゆる「ネットブック」と呼ばれる安価な小型ノートPCで、主に、外出先でもインターネットやメールを手軽に利用したいというユーザーに向けて提供される。価格はオープンだが、7万円台半ばの価格を想定する。

 NB100は、東芝が初めて提供するネットブック製品。CPUにはインテルのAtom N270(1.60GHz)を採用するほか、1GBメモリ(最大1GB)、120GB SATA HDD(5400rpm)を搭載し、インターネット利用に耐えうる性能を備えているという。液晶はWSVGA(1024×600ドット)表示可能な8.9型を備え、OSにはWindows XP Home SP3を採用した。


- このニュースの感想 -

 どうも、緋池です。一ヶ月ぶりの更新ですね…

 いやぁ…一年前の私は、ちょうどこの時期にサイトの更新頻度を下げました。宅建試験があったので、勉強をしなければならないという危機感からでした…

 そう考えると、一年、いやはや短いものですね。ちなみに今年も宅建を受験します。去年は、頑張ったのに
不合格となってしまいましたから、今年こそ宅建(私が使っている問題集のタイトルですねw)ということで。

 さて、パソコン業界は「安くて小さいノートパソコン」が流行のご様子。エネルギーとエレクトロニクスの東芝さんも、ダイナブックSSで培ったモバイルPCのノウハウを投入して、HPやらDellやらASUSに対向か……。コストの問題からか何からか、東芝さんは台湾製のモバイルPCを市場に投入だそうですね。

 まぁ、どこの国で作っても性能にさほど換わりは無いと思うわけですが、「ブランド」を東芝にするなら、「日本製」にして欲しかったかなぁ……。サザエさんの放送時間にCM流せば、多少高くても、認知度は上がるんだろうし……


関連リンク
東芝ホームページ
ニュースリリース

2008年8月29日金曜日

ソフトウェア販売の新しいカタチ

ニュース記事
ソースネクスト、USBメモリーを媒体にしたパッケージソフト「Uメモ」シリーズを発表 - 日経トレンディネット

 ソースネクストは2008年08月27日、プログラムなどのデータをUSBメモリーに記録したパッケージソフト「Uメモ」シリーズを9月5日から発売すると発表した。すでにCD-ROMやDVD-ROM版で発売済みの7製品を先行で発売し、年内に30製品前後に拡充するという。価格は、CD-ROMやDVD-ROM版と同一に設定する。

 現在、パッケージソフトはCD-ROMやDVD-ROMで供給されているが、このUメモでは媒体にUSBメモリーを利用することにより、光学ドライブを持たないサブノートやミニノートなどのユーザーでも、別途ドライブを用意しなくてもインストールできるようにしたのが特徴。

 また、CD-ROMやDVD-ROMと比べ、メディアの認識やインストールに必要な時間を短縮できるのもメリットだ。


- このニュースの感想 -

 久しぶりの更新です。すっかり更新しなくなって3ヶ月ほど。気付けばこのブログも開設一周年を迎えました。

 ところでソースネクストといえば、コンビニや本屋さんのPCソフトコーナーで、よく見かける名前です。まぁ、知る人ぞ知る、PCソフトの二次(または三次)販売を得意とする販売会社です。

 今回の注目ポイントは、何と言っても「ソフト」をUSBメモリに保存して販売するという、びっくり仰天なところ。まぁ、インターネットを利用したソフトウェアの「ダウンロード販売」が存在する世の中、USBにソフトウェアを入れて売ることが奇特だと言うのも変な話ですが……

 売れるんでしょうか?私は、「保存されたデータが誤消去されてしまうことがない」という理由からCD・DVDで提供してもらった方がうれしい人なのですが…

 今後の、消費者であるユーザーと供給者であるソースネクストの動きが楽しみです。

関連記事
ソースネクスト、同社ソフトをバンドルしたノートPC「ZERONOTE」を販売 - ITmedia
ソースネクスト、B'sブランドのレコーダー2製品を10月に発売 - マイコミジャーナル
ソースネクスト、ZEROシリーズ製品搭載のオリジナルノートPC発売 - マイコミジャーナル


関連リンク
ソースネクスト
プレスリリース一覧 - ソースネクスト

2008年5月16日金曜日

PCIeベース・USBベース両対応のExpressCardアダプタ

ニュース記事
デスクトップパソコン用ExpressCardアダプタ発売 - ラトックシステム株式会社

 ラトックシステム株式会社は15日、ノートPC向けインターフェイスExpressCardをデスクトップでも利用可能にする、PCI-Express(PCIe)接続のアダプタ2製品を発売すると発表をした。3.5インチベイ内蔵モデルと外付けモデルが用意され、2008年5月下旬より出荷するという。

 またExpressCardにはPCIeベースとUSBベースの2種類があるが、同製品はその両方へ対応。PCIeベースは、PCI Expressスロットへ添付のボードを取り付け、専用ケーブルで接続することで信号の品質を確保。またUSBベースは、パソコンのUSBポートとアダプタ本体をを接続することで実現するようだ。

 同社ニュースリリースは、「メモリカード系だけでなく、Docomo、WILLCOMなどのデータ通信カードやeSATA、RS-232Cなどの拡張インターフェイスカードなど、各種ExpressCardに対応。ノートPCとExpressCardの資産を共有できます。」とコメントしている。


- このニュースの感想 -

 パソコンを自作するときに拡張性を重視し、PCI-ExpressやPCIスロットが多く搭載されたATXサイズのマザーボードを購入しました。しかし、ボード単体で豊富なインターフェイスが供給されているので、そもそも拡張する必要のある部分がありません。

 PCI-Express x1は3つ。これなんかはやっぱり、ビデオキャプチャカードや高性能サウンドカードでも利用しない限り、ぜんぜん使う事もないんじゃないかと思ったり思わなかったり…。

 それにしても、外付けタイプのREX-PE50EX。ちょっと値は張るけど欲しいですね…。ExpressCardは使いませんが、次世代規格というものには憧れます。

関連記事
地上デジタルチューナー発売、とその前に - 緋池の週間ヘッドライン

関連リンク
ニュースリリース - ラトック
ラトックシステム株式会社

2008年5月15日木曜日

VAIOではありません、DELL CRYSTALです

ニュース記事
デル、強化ガラスで液晶を囲んだデザインの22型ワイド液晶

 デル株式会社は、スタイリッシュデザインを採用した22型ワイド液晶ディスプレイ「DELL CRYSTAL」を発売した。価格は149,000円。

 液晶パネルの周囲を強化ガラスで囲み、強化ガラスに4基のスピーカーとタッチスイッチを埋め込んだデザインの液晶ディスプレイ。同社は“当社史上もっとも斬新かつスタイリッシュなプロダクトデザイン”と謳っている。

 また、スタンドは合金製の3脚タイプを採用。入力をHDMIの1系統のみとし、電源/USB/HDMI/サブウーファ接続の各端子およびコードを一本のケーブルに収束するなど、ディスプレイへの煩雑なケーブル配線を廃した。


- このニュースの感想 -

 SONYのボードPC、「VAIO type L」をイメージしたのは私だけではないと思います(笑)

 なかなかカッコイイデザインだとは思いますが、22インチの液晶ディスプレイで、149,000円という価格設定はどうでしょう。先日、新居へ引っ越した友人の依頼で22インチ液晶ディスプレイ(HDMI搭載)を注文しましたが、単価が28000円前後でした。

 私には、デルは全体的に安い商品供給をしているイメージがあります。なので、「この価格で誰が買うんだろうだろうか?」という印象を受けました。煩わしいケーブル周りへの配慮やハイエンド仕様のスペックが、見た目だけの製品ではないことを物語っているのはわかりますが、価格高すぎでしょう…

 ちなみに、バックライトを含めた3年保証というのはポイントが高いですね。液晶で大きなシェアを持つメーカーでも、2年保証だったり、バックライトは1年だけだったりもしますから。

関連記事
デルの液晶ディスプレイがカッコよくて何が悪い――「DELL CRYSTAL」 - ITmedia +D PC USER
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ソニー、世界初の有機ELパネルTVを発売 - 緋池の週間ヘッドライン
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関連リンク
プレスリリース - DELL

2008年4月28日月曜日

" どろ~り濃厚 オレンジ味 "、ファンタふるふるシェイカー



 日本コカコーラは、4月21日より新商品の「ファンタ ふるふるシェイカー オレンジ」を発売したようだ。同商品は1958年に「ファンタ」が日本に初めて登場して以来、50年間親しまれているオレンジフレーバーを全く新しいスタイルで味わえる、“振ってから飲む”炭酸飲料としたものだという。販売地域は全国。

 また通常販売に加え、国内のマクドナルド全店において、4月21日(月)~ 27日(日)の午後2時から閉店までの間、100円マックのシャカシャカチキン1つのお買い上げにつき「ファンタ ふるふるシェイカー オレンジ」を1本無料でプレゼントするキャンペーンなども行われているようだ。

 この知らせを受けてか否か、オリジナル記事編集部の部長(緋池)も一目置く敏腕リポーターの " ユリア様 " が、早速飲んでみたとの旨を個人日記に書いていた。それによると、「飲んだ後、胃の中で溶ける。非常に不味い」とのこと。



 と、いうことで、早速買ってきたとなりの緋池さん。

 こういう行動力には定評があるつもりです。


ガンガン振ってね!! - それにしてもこの炭酸飲料、フルフルである


        


 それにしても、自ら振ってくれという炭酸飲料は初めて見ました。そりゃ、缶の中身がゼリーであるがゆえに振らないと飲むことが出来ないわけですが、炭酸飲料の製造元が自ら振って飲んでくれだなんて、意外に振りたくなくなるものですね…

 と、まぁそんなことも思いつつ、記事上部の写真の通り力いっぱい振りまして、ハムスターのコップへ。

        


 ぱっと見た感じ違和感がないかもしれませんが、かなりドロドロしています。

 そしてそれを口へ流し込む……お味は……デリシャス!!


今回の反省と感想


 一個120円は少々高いですが、美味いもう一本の一言。近いうちに、もう一本買って飲みたいですね。ジュースのことでこんなに感激したのは、以前にポッカのプリンシェイクに出合ったとき以来です。

 そういえば、マクドナルドで、シャカシャカチキンを買うと一つにつき一つタダでもらえるキャンペーンについて。これは日付が変わって終了ということで、利用できずに残念でした。

 最後に。この商品の愛称は" どろ~り濃厚 オレンジ味 "に決まりということで。次は" どろ~り濃厚 ピーチ味 "が発売されるといいなぁ…(笑)

2008年4月24日木曜日

Windows XP Service Pack 3、4月29日より一般提供開始

ニュース記事
Windows XP SP3,4月29日からダウンロード可能に - ITpro

 マイクロソフトは2008年4月22日,Windows XPのService Pack 3(SP3)の開発が完了したと発表した。4月29日(米国時間)から,同社のダウンロード・サイトおよびWindows Updateからダウンロード可能になる。

 SP3には,Windows XP向けのこれまでの修正モジュールのほか,いくつかの新機能が含まれている。新機能の目玉は,Windows Server 2008に追加された,ネットワークアクセス保護(Network Access Protection:NAP)用のクライアント・コンポーネント。


- このニュースの感想 -

 「この知らせをどれだけ待ち続けたか!」…Windows XP Service Pack 3(SP3)開発完了のニュースを見て、こう思った方は少なくないはずです。大きな変更点はないSP3ですが、今まで公開されてきた修正プログラムの一括適用と、システムの高速化が図られているとのことです。

 2004年のWindows XP SP2提供から早くも3年半。この間、100近い修正ファイルがWindows UpdateやMicrosoftダウンロードセンターにて配布されています。私はOSのインストールをする際、必ずWindows Updateを行うようにしているので、そのたびそのたび100近いファイルをパソコンにインストールして、セットアップに時間をかけてしまいます。

 SP+メーカーというフリーソフトを使用して、あらかじめ修正ファイルを適用したOSインストール用CDを作ることも可能なのですが、それでも大量の更新プログラムをインストールすることには変わりなく、それなりの時間と労力を費やすことになります。

 SP3はSP2と比較すると大きな変更はないようですが、利用することで、インストールなどにおけるOSの更新時に今までほど手間をかける必要もなくなるでしょう。29日からダウンロード可能とのことですが、今すぐにでも利用したいですね。


関連記事
Windows XP、「Home限定」で提供期間延長へ - 緋池悠三の週間ヘッドライン
Windows XP Media Center Edition 2005 をインストール - 緋池悠三の週間ヘッドライン
SP1で強化される、Windows Vistaの海賊版対策 - 緋池悠三の週間ヘッドライン
Windows XP SP3 RCを試してみた - @IT

関連リンク
Microsoft ダウンロード センター

2008年4月23日水曜日

MSIからも低価格モバイルPC、「Wind Notebook」

ニュース記事
台湾MSIから超低価格パソコン「Wind Notebook」が登場 - ITpro

 台湾Micro-Star International社(MSI)は,同社初のULCPC(超低価格パソコン)「MSI Wind Notebook」(写真)を2008年4月18日に発表した。Wind Notebookは,同4月2日から上海で開催された米Intel社の開発者向けの国際会議「Intel Developer Forum(IDF)」で展示されていたもの(関連記事)。今回の発表では,製品の概要のみで,出荷時期や価格は明らかになっていない。

 発表で明らかになった仕様は,以下の通り。重さが約1kgで,8.9型もしくは10型のワイド液晶を搭載する。画面解像度は1024×600ドット。80Gバイトの2.5型ハード・ディスクを搭載し,Windows XPがプリインストールされる。


- このニュースの感想 -

 EeePCの新型が出たら買おうかなーとか思ってたら、またライバル機が出現したようです。記事によると、出荷開始は2008年6月以降になるとのこと。今年の夏は、小さくて低価格なモバイルノートパソコンの劇的な商戦が見られそうで楽しみです。

 関連する記事の情報によると、Wind Notebookは1.6GHzのIntel Atomプロセッサを搭載し、チップセットに945GMS+ICH7-Mを採用するとのこと。IEEE802.11b/gやBluetooth2.0の搭載やメモリーカードスロット、Webカメラなど、最近の超低価格モバイルノートに搭載されている機能は削られていないようです。

 また、製造元のMSIはノートパソコンの自作キットを発売している数少ないメーカーだったりします。Wind Notebookについては、MSIのノートPC製造技術のお披露目ということで、今後も注目したいと思います。オリジナルブランドでもノートを発売しているASUSとは、また違った一面が見られることを期待しています。


関連記事
MSIのWind Notebookの姿が明らかに - ITpro
Windows XP、「Home限定」で提供期間延長へ - 緋池悠三の週間ヘッドライン
MSI Wind Notebookのニュース検索結果 - Google News 検索

関連リンク
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
ノートPC自作キット「メガブック」 - MSI

2008年4月20日日曜日

地上デジタルチューナー発売、とその前に

ニュース記事
地デジキャプチャの予約受け付け開始、約2万円 - AKIBA PC Hotline

 今月に入り各社から相次いで発表されているフルセグメント(12セグメント)の地上デジタル放送に対応するTVキャプチャ製品の予約受け付けが複数のショップで始まった。

 予約受付が始まっているのは、バッファローのPCIモデル「DT-H50/PCI」(予約価格20,800円前後)、USB 2.0接続外付けモデル「DT-H30/U2」(同19,800円前後)、ピクセラのPCIモデル「PIX-DT050-PRO」(同24,800円前後)、BS/110度CSデジタル放送にも対応するPCIモデル「PIX-DT012-PRO」(同29,800円前後)、アイ・オー・データのPCI Expressモデル「GV-MVP/HS」(同19,800円前後)の5製品。


- このニュースの感想 -

 今回は、ピクセラの「PIX-DT012-PRO」が欲しいなぁというお話です。

 パソコンで地上デジタル放送の視聴や録画が可能となるTVチューナー。まもなく各メーカーからPCI/USB接続で使用できるモデルが製品化され、近いうちに店頭に並ぶことになるわけですが、購入されるみなさん、様子見のみなさん、お金がなくて今回はパスのみなさん、いろいろいらっしゃると思います。

 私はお金がなくてパスするほかないのですが、もし買うなら、何を基準に選ぶべきか考えてみました。

 私の把握している限りでは、今回パソコン向けの地デジチューナーの発売許可が下りたとほぼ同時に製品化を発表したのは、バッファロー、I・Oデータ、そしてピクセラの三社です。この三社の中からメーカーで選ぶなら、今までOEMで多くの地デジチューナーを提供してきているピクセラを選びたいと思っています。

 機能性を見ると、今回地上デジタル放送のチューナーに加えて、BSやCSなどの電波も受信できるモデルがあったりしています。私は、「せっかくTVチューナーを買うのなら、多機能にしたい」というタイプなので、たとえばピクセラの「PIX-DT012-PRO」なんかはもうのどから手が出るほど欲しいわけです。

 しかしその半面で、ただ単に地デジを視聴・録画することが目的ならば、価格を抑えた地デジチューナーオンリーのモデルを選ぶのも一つの選択肢なのかもしれないと思います。うちにはBS・CSのチューナーを取り付けていませんし、そもそも現在に至ってはBSを見る予定もなくなってしまったので、やっぱり「PIX-DT012-PRO」より1万円近い価格が低い「PIX-DT050-PRO」を選択肢に入れて考えたいですね。

 そんなこんなで、とりあえず買うならピクセラということは、現時点で決まっているのでした…


関連記事
地上デジタル放送、自作パソコンで堪能しようじゃないか! - 緋池の週間ヘッドライン

関連リンク
ピクセラ、「デジタルテレビ放送に対応したパソコン用テレビキャプチャーボード」製品化のお知らせ。

2008年4月12日土曜日

地上デジタル放送、自作パソコンで堪能しようじゃないか!

ニュース記事
アイ・オーが自作PCでも楽しめる地デジチューナーカードを市場投入 - ITmedia +D PC USER

 4月8日、アイ・オー・データ機器が自作PCでも利用できる「地上デジタル対応TVキャプチャボード」の量産体制が整ったと発表した。

 ラインアップは全3モデルあり、第1弾はPCI Express x1接続の「GV-MVP/HS」で、続いてPCIカードやUSB 2.0接続のモデルを提供する予定になっている。なお、製品の投入時期や価格、B-CASカードの提供方法については現時点で不明だ。

 地上デジタル放送の録画はHD画質で1440×1080ドット。TV番組の録画・視聴ソフトウェアは従来のmAgicTVをベースにした「mAgicTV Digital」を開発中で、地上デジタル放送のEPGや字幕、データ放送や双方向サービスにも対応予定という。


- このニュースの感想 -

 待ちに待ったパソコン向け地上デジタルチューナーの製品化、ついに始まりましたね。

 地上デジタル放送を高画質のまま、しかも著作権フリーの状態で何度でも複製できるファイルとして録画できる「フリーオ」という製品があります。巷では、この法的にアウトなんじゃないかと疑いたくなるモノが市場に出回っていることを受けて法律の改正が起き、結果としてパソコン向けの地上デジタルチューナーの製品化に至ったと話題になっています。

 今までは、パソコンで地上デジタル放送を視聴する数少ない方法の一つとして、専用のチューナーが内蔵されたメーカー製のパソコンを購入する必要がありました。これは、チューナー部分を製造するメーカーが、やっぱり法的な問題からその製品化に踏み切ることができず、大手パソコンメーカーにOEM供給するのみの形をとっていたことに寄ります。

 そのほかパソコンで地上デジタル放送を楽しみたいとなると、低画質のワンセグで我慢するか、外付けの地上デジタルチューナーを経由することでいわゆる地デジ録画に対応するアナログTVチューナーを利用する程度しか手段がありませんでした。

 今回の「地デジ製品化」は、やたらと高いメーカー製パソコンが嫌いで、かつパソコンで高画質な地デジを堪能することを夢見る私そのほかパソコン好きにとって、夢が叶ったというお知らせですね。しかも、I・Oデータからは高速インターフェイスであるPCI-Express接続の内臓ボード。これはもう買うしかありません。

関連記事
アイ・オー・データ、PCI Expressの地デジチューナーの開発を表明 - 日経パソコンオンライン
PC用外付け地デジチューナーが解禁、週内にも製品発表へ - ITpro

関連リンク
アイ・オー・データ機器
Friio - デジタルハイビジョンテレビアダプター 「フリーオ」

2008年4月7日月曜日

アップルのモバイルノートパソコン

ニュース記事
アップルが定義する「モバイルノートパソコン」の新しいかたち-アップル「MacBook Air」 - マイコミジャーナル

アップルの「MacBook Air」は、同社ひさびさのモバイルノートパソコンだ。なにをもって「モバイルノートパソコン」と定義するかは時代によって変わってくるが、仮に1997年に発売された「PowerBook 2400c」(10.4型ディスプレイ搭載で約1.98kg)をMac最後のモバイル機と考えると、実に10年以上ぶりに"気軽に持ち歩きできるMac"が登場したことになる。

そんなMacBook Airの特長は、なんといっても薄いこと。最厚部でも19.4mmという超スリムボディはほかに並ぶノートPCがない。そして重量は約1.36kgと軽量だ。1kg以下の製品が多数流通しているなか、数字だけ見ると軽いとは感じられないが、13.3型ディスプレイ搭載機としては際立って軽い(残念ながら最軽量の座は、後日発表されたレノボ「ThinkPad X300」=約1.33kgに奪われてしまった)。


- このニュースの感想 -

 先日、私も中古のモバイルノートを購入しまして、晴れてモバイラーデビューを果たしました。

 購入したのはFMV-6700MF9/X。Pentium3 700MHzという、ニコニコ動画を見るには少々キワドイスペックながらも12.1インチの液晶を搭載。入手しやすい増設バッテリを利用することで、高価なメインバッテリを買い換えることなく2~3時間フル稼働を実現しています。企業向けのBTOモデルで、無線LANはおろか有線LANのポートも省かれているタイプなので、PCカードのLANアダプタも買う必要がありました。

 ということで、先日購入したモバイルノートパソコンのお話はまた時間があるときにしたいと思います

 MacBook Air、私が初めてその姿を目にしたのは、IT関連のニュースサイトでもアップルのニュースリリースでもなく、目覚ましテレビでした。ニュースキャスターの…名前を忘れてしまいましたが、誰かが封筒にMacBook Airを入れているシーンがありました。すごいですね、最薄のノートパソコン。そしてその価格にもびっくりです。

 有線LANポートが省かれ、ネットなどは無線LAN環境が必要になるMacBook Air。IEEE802.11nドラフトおよびa/b/gと、現行のほとんどの規格に対応しているのはさすがというべきでしょうか。まぁ、その後実際に電気屋さんにいってその姿を見て触ってきたのですが、13.3インチというのは意外に大きくて、モバイルとしてはどうなんだろうと考えるきっかけになりました。今後、iPhone以上のスペックを持って、MacBookにも負けない性能を持つ新型のAppleモバイルノートの登場を期待したいところです。


関連記事
【逸品の美学】アップル「MacBook Air」 神は細部に宿る - MSN産経ニュース
Apple の戦略を象徴する「MacBook Air」 - japan.internet.com
MacBook Airユーザーにおすすめ。便利な3D USBアダプタ - ケータイ Watch

関連リンク
アップル - MacBook
アップル - MacBook Air

2008年4月5日土曜日

Windows XP、「Home限定」で提供期間延長へ

注目のニュース記事
またまた延びるWindows XPの寿命 - @IT

 米マイクロソフトは4月3日(米国時間)、クライアントOS「Windows XP Home Edition」のOEM提供をEeePCなどの低価格PC向けに、2010年6月30日、またはWindowsの次期OSの一般発売から1年後まで延長すると発表した。Windows XP Home Editionの提供期間は、一度延長し2008年6月30日までとしていたので、今回の延長でさらに2年延びることになる。

 提供期間を延長するのは、低価格PC(ultra low-cost personal computers:ULCPCs)向けに提供するOEM版のWindows XP Home Edition。EeePCに代表されるULCPCsはストレージ容量が小さかったり、メモリ搭載が少ないなどパフォーマンスに制限があり、Windows XPが選ばれることが多い。低価格を維持するために比較的高価なWindows Vistaを標準で搭載することが難しい面もある。


- このニュースの感想 -

 このニュースを読んでいて気づいたのですが、このブログでEeePCについての記事を書くのは初めてみたいです。ちょっと取り上げられずにはいられない内容ですね。

 その安さと値段に似合わない性能、手軽に持ち運べてさまざまな用途に使えるというEeePCは、ここ数ヶ月間に多くの人を魅了してきていました。私の後輩の一人も魅了されたようで、とうとう買ってしまったとのこと。それを先日学校に持ってきていたので見せてもらったのですが、いやはやこれがなかなかの逸品。液晶がちょっと小さいのですが、思ったよりも使い勝手が良さそうです。

 ところで今回のニュース、Windows XPの提供期間がさらに伸びたとのことですが、なぜHome Edition限定なんでしょう。そもそもEeePCみたいに外へ持って行きたくなるようなパソコンには、セキュリティ上の観点からHomeよりもProfessionalのほうが向いていると思うんです。だから多少損失が出ても、マイクロソフトはここでProをOEM供給して売り込んだほうが、EeePCユーザーのためにも、個人向けコンピュータの標準OSとしてWindowsを普及させたいマイクロソフト自身のためにも、非常に都合が良いと思うのですがどうなんでしょう…


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2008年4月1日火曜日

ブログ更新再開のお知らせ、いろいろ変更のお知らせ

 エイプリルフールネタ?いいえ、本当です。本日よりブログの更新を再開したいと思います、緋池悠三です。と言っても4月1日はあと数分なので、つまるところ「明日からがんばる」という、私の生き方そのものである点がよろしくないとのご指摘も…。

 まぁ、それはどうでもいいとして。

 本当は、別の場所でブログを再開しようと思っていました。しかし、独自ドメインを活用できるサイトが今ひとつなく、このブログのデザインが個人的にすごく気に入っていて戻ってきてしまったというわけです。今度は分野をちょっとだけ広げて、少しづつ面白いニュースを取り上げたいと思います。一週間に一度、その週の出来事をまとめたアーカイブ記事も書くつもりでいます。

以前ほど高い更新率を維持することはないでしょうが、またいろいろ書きたいと思います。

2008年2月12日火曜日

事実上閉鎖、無期更新停止のお知らせ

 突然とは、起こるべくして起こる必然の類語なのだと思います。どうも、緋池悠三です。

 プログラミングをやるとか、通信技術の勉強をするとか、Webデザインについてスキルを高めるとか、自分を目指すところに導こうとするたびに、やりたいこと・やらなければならないことが増えていくのは仕方がないことなんだろうなと思います。

 2007年の夏、私は「何かを継続すること」「文章を書くこと」「ニュースに触れること」を主な目的として、このブログをはじめました。年末から今日に至るまでは片手で数えるほどしか更新していませんが、それでも、かつてこのブログで更新率300%、つまりは毎日三回の更新をしていたことが、それなりに自信として身についたような気がしています。

 このたびは、当ブログ「IT・マルチメディア関連まとめサイト」の無期更新停止を決めたため、お知らせのような形で記事を書いています。無期更新停止というのは、事実上サイトの更新をしないということ。デザインをいじったり、古い記事の修正・加筆および削除はするかもしれませんが、新しい記事は今後は書く予定はありません。

 アクセス解析をしていると、それなりにこのブログ自体に用があって訪問してくださる読者様が多いことがわかり、それが管理人としてはとても励みになっていました。しかし、やりたいこと・やらなければならないことが山積みの2008年は、ブログの更新以外のところで頑張って結果を出したいと思っています。

 本来ならブログを消して、「新しいスタート」というのを切りたいところなのですが、それがもったいないような感じがしてしまいまして、ブログは残しておくことにしました。何か誰かの参考になれば幸いというか、何というのか…。いつかまた更新できる日が来てほしいと、ちょっとだけ思っていたりします。

 長くなりましたが、今までありがとうございました的な挨拶を持ちまして、更新を停止いたします。

   管理人 緋池悠三

2008年2月1日金曜日

パーソナルな二台のパソコン

ニュース記事
パーソナルコンピュータはなくなるのか - PC Watch

 2000年代にPCの業界が犯した最大の過ちは、パーソナルコンピュータを家庭に普及させようとしたことだ。この時期は、携帯電話がみるみるうちに個人に浸透していった時代とも重なる。その時期に、PCの業界は、まるで固定電話を勧めるようなビジネスを展開していたのではないか。

 かつて、TVがリビングルームの主役だった時代、誰もが自分専用のTVを欲しがった。そして、それは現実のものとなった。今、大画面TVは、まだまだ高価で、なかなか世帯に複数台というわけにはいかないが、かつてと同じ経緯をたどるのは火を見るよりも明らかだ。コンテンツの好みは人それぞれだし、家族といえども生活時間帯も違う。録画であれリアルタイムであれ、自分が見たい時に自分が見たいコンテンツを見るためには、TVもまたもういちどパーソナル化のプロセスをやり直す必要がある。でも、その役割は携帯電話のワンセグに取られてしまうかもしれない。

 PCの業界は、個人が2台目のPCとして欲しくなるような商品企画にいそしんでほしいと思う。2台目のPCに必要な要素と不必要な要素を切り分けるのだ。2台目のPCには、本当に光学ドライブが必要か。わずか数十gとはいえ、軽くなるほうが重要ではないのか。同じ人物が使うからには、ソフトウェアは書物といっしょだ。これはかつてボーランドが示した考え方で、貸し借りも自由なら何台のPCで使ってもいい。ただし、同時に使えるのは1コピーのみである。


- このニュースの感想 -

 50日間という、理論上ブログの150記事更新が可能な長き日々を、ほぼ毎日インターネットを使わずに過ごすのはつらいものがありました。しかしながら、今こうして晴れてネット回線が繋がり、ブログ更新の前線復帰を果たすことができました。どうもお久しぶりです、緋池悠三です。

 長い間更新していなかったこともあり、だいぶネタが溜まっています。時間の都合もあり、記事更新頻度を以前の300%まで戻すのは不可能ですが、それでもたくさん記事を書いていきたいと思いますので、読者になってくださる方、どうぞよろしくお願いします。

 それが珍しいことなのか、はたまたおかしいことなのかわかりませんが、私は個人でPCを二台所有しています。これは、先日Pentium Ⅲ世代のPCを一台、妹に譲ったためこの台数になったわけで、それ以前は3台所有していたことになります。おかしい…なぜそんなに持っているのか…そう思う方は、「以前使っていた携帯電話を、新しいそれに買い換えてもなお持ち続ける心理」これに同じであるとイメージしてもらえればわかるのではないでしょうか。要するに"捨てられない"のですね(笑)

 インターネット…つまり電話回線を利用したパソコンのネットワークですが、私のPCたちがこれの仲間に入れないでいたここ数日、私は完全に携帯電話へ依存した生活をしていました。記事本文中にもあるように、最近は携帯電話に特化したWebページも増えており、またその内容もPCサイトに劣らない高度な仕様になっているといえます。これは、数日間携帯電話に依存して勉強になったことのひとつでもあります。

 そんな中でやっぱりパソコンでインターネットをやりたいと思うのは、記事の筆者様と同じく、いまどきのPCサイトはPCで見たほうが良いと思っているからです。さすがに、ただでさえ動作の重たいニコニコ動画を携帯で見たいとは思いませんしね…(苦笑)

関連記事
Skypeに危険度の高い脆弱性
Google、無線周波数獲得に向けて単独で動く

関連リンク
PCと同等の高機能ケータイ用ブラウザ「Skyfire」 - PC Watch
もう1つのパラレルコンピューティング - PC Watch