2007年8月31日金曜日

単体でCross Fire、GECUBE HD2600XT X2 GEMINI 3

ITmediaの記事によると、GECUBEは8月31日、1枚だけでCrossFireが可能な「GECUBE HD2600XT X2 GEMINI 3」を出荷開始したとのこと。一つの基板上にRadeon HD 2600 XTを二基搭載しているというこの製品は、将来的には“クアッド”CrossFireにも対応する予定とのこと。

コアクロックは800MHzでメモリクロックは1GHz、メモリバス幅は128ビット。HDCPに対応したデュアルリンクのDVI端子を2つ用意しており、1枚のGemini 3で4つのDVI出力に対応するとのこと。HDMIアダプタを用いることで、映像と5.1チャネルサラウンドサウンドの出力も可能になるようだ。

「将来、対応するドライバとマザーボードが登場すれば、Gemini 3の2枚差しでクアッドCrossFireも可能になる」と紹介されているのも見所だ。搭載するビデオメモリ(DDR2)の容量によって1Gバイト版と512Mバイト版が用意されるとのこと 。

記事: ITmedia +D PC USER:GECUBE、“デュアル”Radeon HD 2600 XTカードを出荷開始


そういえば、CPUの省電力化というのはよく耳にしますが、GPUの省電力化というのはあまり聞いたことがないです。最近のグラフィックボードは、わざわざ電源ユニットからケーブルで電力供給しないとならないものも多いので、それだけ消費電力が高いと見れます。NVIDIAのSLI、AMD(旧ATI)のCrossFireのようなグラフィックボードの複数枚使用をするとなると、私だったら消費電力の増大が心配になります

なお、現在 私はGeForce 7900GT を搭載した「GF7900GT-E256HW」を使っているのですが、性能的にも機能的にも満足してます。常にGPUに負荷がかかるよう設計されているというWindows Vistaも普通に動いているし、パソコンでHD映像の処理をしているわけでもないので、おそらく今後しばらくはグラフィックボードを購入せずに済みそうです。「GF7900GT-E256HW」については、以下の関連情報から詳しく見ることができます。


関連情報
GECUBE - ホームページ(英語)
GECUBE HD2600XT X2 GEMINI 3 - 製品情報(英語)
ASUS「EAH2600XT D4」で“GDDR4”Radeon HD 2600 XTの実力を知る(ITmedia)

三洋、フルHD録画対応のムービーカメラ「DMX-HD1000」を発表

ITmediaの記事によると、三洋電機は8月30日、フルHD(1920×1080ピクセル)記録に対応したデジタルムービーカメラ“Xacti”「DMX-HD1000」を発表したとのこと。ISO標準MPEG-4AVC/H.264をサポートし、4GバイトのSDHCカードなら約43分間の録画が可能だという。

カメラ本体のサイズが90(幅)×112.6(高さ)×54.5(奥行き)ミリ、重量は268グラムという「世界最小・最軽量のフルHDデジタルムービー」だといい、9月中旬に発売する予定、価格はオープンプライス。店頭では12万円前後になる見込みとのこと。

記事: ITmedia +D LifeStyle:最小・最軽量のフルHDムービー、三洋が新「Xacti」を発表


私の携帯V604SHのカメラはなかなか高性能なのですが、デジカメというものを持っておきたいというのもあり購入を考えています。もちろん、貧乏人であるがゆえに12万円もするムービーカメラは買えるはずもないので、このニュースはスルーになってしまうわけですが…

なお「DMX-HD1000」には、PC用の映像再生・編集ソフトとして「Nero 7 Essentials」と「Ulead DVD MovieWriter 5 SE」がバンドルされているとのこと。類似品として旧バージョンのNero 6 やUlead Video Studio 9は持っているのですが、Nero 7 と Ulead Movie Writer は使ったことがないので使ってみたいところです。機会があれば、安く売っている店舗を探しに行きたいですね。


関連情報
三洋電機 ホームページ
ニュースリリース 三洋電機
話題のMonster X 、秋葉原で再入荷か

IBMのブレードサーバ、Cellプロセッサを搭載

ITproの記事によると、米IBMは米国時間8月28日、「Cell Broadband Engine(Cell/B.E.)」プロセッサ・ベースの新型ブレード・サーバー「IBM BladeCenter QS21」を発表、10月26日より利用可能とするようだ。 Cell/B.E.は,IBM,東芝,ソニー,ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が共同開発したプロセッサで、IBMの64ビットPowerプロセッサ・コアをベースとするCPUで、SCEの次世代ゲーム機、PS3にも搭載されている。

QS21は動作周波数3.2GHzのCell/B.E.を2個搭載するとのこと。同プロセサのレベル2(L2)キャッシュ・メモリーのサイズは512Kバイトで、さらに演算コアがそれぞれ256Kバイトのローカル・メモリーを持つという。メモリーはプロセサ1個当たり1Gバイトの合計2Gバイトを搭載し、Gigabit Ethernetポートを2基備えるとのこと。

記事: ITpro:IBM,3.2GHz版Cell/B.E.の2ウエイ・ブレード・サーバー「BladeCenter QS21」を発表

Cellといえば、やっぱり「PS3に搭載されているCPU」というイメージがありますね。Wikipediaで調べたところによると、物理演算やシミュレーション、動画、音声処理などに最適化されたプロセッサで、一つの個体に9つのコアを内蔵するマルチコアCPUとのこと。

ちょっと前に考えたのが、このCellをパソコンのグラフィックプロセッサ(GPU)として利用した場合、どれほどの映像・画像描写能力が得られるだろうかということです。映像・画像処理に最適化されているといえるだろうCellならば、良い結果が期待できるのではないでしょうか。


関連情報
Cell - Wikipedia
IBMニュースリリース(英語)
ブレードサーバにSSDの波、先着100台限定70円でIBMが提供

2007年8月30日木曜日

メッセンジャー経由で感染、偽Googleページを利用してマルウェア配布

ITメディアエンタープライズの記事によると、セキュリティ企業のTrend Microが、偽のGoogleページを表示してマルウェアをダウンロードさせようとするワームが見つかったと報告したとのこと。

問題のワームはインスタントメッセージング(IM)経由で感染する「SOHANAD」の一種で、Microsoft Data Access Components(MDAC)の脆弱性を突いて、ユーザーのマシンに実行可能ファイルをダウンロードさせようとするようだ。また、新たな手口として偽のGoogleページを利用しているという。英語版Googleそっくりに見せかけた偽ページは、リンク先がすべてマルウェアの巣窟と状態といえる。

記事: ITmedia エンタープライズ:IMワームが偽のGoogleページ利用、アドオンが実はマルウェア


MDACの脆弱性については2006年4月に修正済みとのことなので、Windows Updateを実行しておけば対策となりうるでしょう。それにしても、リンク先がすべてマルウェアを仕掛けたサイトとなっているとは、なんともおぞましいことではありませんか…


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MS、Windows Vista SP1の公式β版・正式リリース予定をそれぞれ発表

ITmediaニュースの記事によると、米Microsoftは8月29日、Windows Vista Service Pack 1(SP1)の開発進行状況について報告をしたとのこと。

まず、従来のようにOSの修正や機能向上をサービスパックだけに依存しないとし、Windows Updateを利用して随時問題を解決していくという方針を明らかにしたようだ。28日には、SP1のリリースに先駆けて、2つのアップデートを提供している。

SP1のβ版は、現在少人数のテスターで検証中とのこと。今後テスターの枠を拡大、公式なリリースは数週間後になる予定だという。また、SP1の正式版リリースについては2008年第1四半期を見込んでいるという。

記事: ITmedia News:Windows Vista SP1のリリース予定は2008年第1四半期


要するに、来年の春から夏にかけての「第1四半期」にはWindows Vista SP1 が拝める予定のようです。私も正式SP1リリースが待ちきれない人間の一人であるゆえ、数週間後にリリース予定というSP1のβ版を利用してみることを考えています。

元々は単なる好奇心で、ある種の人柱として利用しはじめたWindows Vistaなわけですが、今までそう大きな問題もなく安定稼働しているといえます。そもそも「SP無しでは使いものにならない」と聞いていたので、この安定には驚きました。今となってはその意外さにも、XPから正式に乗り換えるに等しい魅力があったといえます。

もちろん、現在Vistaが安定稼動しているのは、私の使用しているデバイスドライバのすべて、アプリケーションのほとんどがVistaへ正式対応しているというのもあるのだと思います。現在の環境でオンラインゲームなどをやる場合は、ほぼ間違いなくなんらかの不具合が出てしまうでしょう…


関連情報
Windows Vistaの更新プログラムをインストール
Windows Update、公開されたファイルは10件

Windows Vistaの更新プログラムをインストール

8月28日付けでWindows Vista の更新プログラムが配布されていたので、インストールしておきました。配布されたプログラムは、Windows Vista 用の更新プログラム 「KB939159」と「KB933360」、Windows Definderのアップデート「KB915597 (Definition 1.21.2925.3)」の3つでした。Vista更新プログラムの詳細は以下のとおり。

①Windows Vista 用の更新プログラム(KB939159)
インストールすることで、バックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) の問題が修正。インストール後は、コンピュータの再起動が必要になる場合がある。

②Windows Vista 用の更新プログラム(KB933360)
インストールすることで、2007 年に多数の地域で実施される夏時間のルール改定に応じて、お使いのコンピュータの時計を自動的に調整できる。インストール後は、コンピュータの再起動が必要になる場合がある。

(更新プログラム詳細から引用)

 

今回の更新では、Vistaのセキュリティ上の問題修正を行うプログラムはなかったようです。また、更新ファイルの種類は「重要」ということになっていましたが、内容的それほど重要そうなものはありませんでした。

私は新OSを常用するというある種の人柱行為をしているわけですが、やっぱりOSのセキュリティ上の問題というのを聞くと怖いので、「パッチのリリース頻度が低いのは良い知らせ」と解釈したいです。


関連情報
セキュリティ管理に夏期休業はない
Windows Update、公開されたファイルは10件

2007年8月29日水曜日

好奇心だけでホームページを作ってみた

中学時代に情報の授業で初めて勉強し、以来ずっと嫌いで触れずにいた「ホームページ作成」。今日は、良い機会なので挑戦してみました。ブログとしてのWebサイトはいくつか持っているのですが、ある種のポータルとして使う「ホームページ」というのが欲しくなったというのが挑戦の動機です。

さて 開始してわずか一時間しか経っていないのですが、今の気持ちをわずかな単語で表すとしたら、「だるい」「めんどくさい」「やめたい」「疲れた」といったものに限ります。そもそも、今まではブログというサイト構築システムを利用していたから簡単にWebページを持てていたのであって、HTMLタグを自分で用意し構築しなければならない「ホームページ作成」の場合はまったく勉強していない私ができるはずもありません。今日は改めてホームページ作成の面倒臭さを知った記念日です。

今回使ったサービスは、商用利用も可能な無料HP作成スペース「忍者ホームページ」。とりあえずアカウントを持っているので、一番手軽に使用できると考えて選びました。「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」というサイト名ですが、これは仕様です。ただこの文章をサイト名に使いたかっただけで、サイトの内容が危険なわけではありません。

ちなみに 「NINJA ホームページ」は容量無制限ということになっていますが、デフォルトの最大容量は100MBとなっていました。これは、同サービスの用意する「いくつかの基準」を満たすことで個別に上限設定変更に応じる(要問合せ)システムになっているようです。サービス自体は機能的になかなか満足できる部分が多くて良かったです。これを機にHTMLの勉強でもやりたいと思います。


関連情報
作ったホームページ(http://wwwww.bakufu.org/)
NINJA TOOLS - 容量無制限の忍者ホームページ

ジャンクスリープ ― 悪質な睡眠は健康障害の引き金に

「ジャンクスリープ」は10代の子を持つ保護者にとって、ジャンクフードに匹敵する大きな懸念になるかもしれない――英国の団体が、このような調査結果を発表したようだ。

睡眠に関する助言を提供する団体「Sleep Council」は、12~16歳の子供1000人を対象に実施した調査にて、若者の間でのガジェットブームが睡眠の長さと質に悪影響をもたらしていることが示されたと報告しているとのこと。

98.5%の子供は、寝室に電話・音楽再生機器・テレビのいずれかがあり、寝室にすべてあると答えた子供は65.3%に上ったとのこと。およそ5人に1人が、テレビやコンピュータをつけっぱなしにしていることで自分の睡眠の質に影響が出ていることを認めた、としている。

記事: ITmedia News:ガジェットがもたらす「ジャンクスリープ」、専門家が警鐘


つまりは、テレビを見ながら寝ることは悪質な睡眠(ジャンクスリープ)に値し、音楽を聴きながら、パソコンを使用しながら寝るということも同様に健康障害の引き金となりうるということなのでしょう。

私は中学二年の夏ごろから、音楽を聴きながら・テレビを見ながら・パソコンを使用しながらのいわゆる「ながら寝生活」を続けているので、それだけでもかなり健康上良くない方向に進んでいるかわかります。もはや自称でも "健康人間" を語れる状態ではないです。


関連情報
Sleep Council

Windows Vista SP1 ver.β、再び流出する

Windows Vista Service Pack(SP)1のβ版は、Pirate BayなどのBitTorrentサイトに8月初め頃から出回り始めていたとのこと。そんな中、8月24日ごろの週末には、これらのサイトに新たなβ版が現れたようだ。

「Vista updates installer 32bit-Pre-sp1-Aug25th-2007」というラベルが付いている32bit用、「Vista 64bit (x64)Updates installer sp1 preview August 24th 2007」というラベルが付いている64bit用があり、いずれのバージョンも自らを「Vistaパフォーマンス、互換性、信頼性パック」と称しているとのこと。

記事: ITmedia News:Windows Vista SP1のβ版が流出


β版のSPに興味はありますがですが、持っていてもおそらくインストールはしないでしょうし、流出したβ版のダウンロードもしないことにしました。興味のある方は、下の関連情報からどうぞ…

当然Windows Vista を常用している者としては、SP1に関する情報公開が待ち遠しいです。個人的に Vista は満足な仕様なので、SP1を適用すること得られるパフォーマンスの予定など、もっと具体的な情報の公開を望みます。Microsoftだって、そのくらいの情報公開をしてもバチは当たらないと思うのですが、どんなもんでしょうか。


関連情報
「Vista updates installer 32bit-Pre-sp1-Aug25th-2007」ダウンロード - The Pirate Bay

MSNメッセンジャーに脆弱性、最新版へのアップデートを推奨

Microsoftのメッセンジャーソフト「MSN Messenger」と「Windows Live Messenger」の映像通話機能に脆弱性が見つかったとのこと。Webカメラ映像の処理に関するヒープオーバーフロー問題に起因するとのこと。攻撃者がこの問題を悪用してユーザーに映像通話の受信を促し、ユーザーがこれを受け入れることでリモートから任意のコードを実行することが可能になるようだ。

最新版の「Windows Live Messenger 8.1」ではこの問題が修正されているとのことで、映像通話機能を使用するユーザーは早急なアップデートが推奨される。

記事: ITmedia エンタープライズ:MSN Messengerに脆弱性、最新バージョンにアップデートを


使用しているメッセンジャーのバージョンは最新の8.1なので、一応この問題への対処はできています。そういえば、私はWebカメラを持っていませんでした。映像通話というのに興味はありませんが、カメラくらいは持っておきたいものです。

2007年8月28日火曜日

Windows Genuine Advantage、誤動作する

米MicrosoftのWebサイトからソフトウエア・アップデートをダウンロードしようとした数百万人ものWindowsユーザーが、悪名高い海賊版対策プログラム「Windows Genuine Advantage」(WGA)のバグのせいで正規版Windowsを海賊版と誤判定されたとのこと。

WGAの検証システムは、ユーザーの使用しているWindows XP/Vistaが正規版であることを確認・判定する機能を持ち、海賊版Windowsユーザーによるソフトウエア・アップデートの手動ダウンロードを阻止するというもの。誤った判定を受けた場合も普及ができるとのこと。

問題が起きたのは、米国時間で8月24日から25日までの間。問題発生中に Microsoftによる情報の提供はなかったようで、複数のユーザーが「Microsoftサポート・フォーラムにおける“汚名”」としたのもうなずける。

記事: ITpro:Microsoftの海賊版対策プログラムでトラブル,正規版Windowsを海賊版と誤判定


先日 Windows XP の再セットアップ作業をしたところ、Windows Update 経由で配布されていたはずのWGAが、更新ファイルのダウンロードリストから消えていました。Windows Update のサイトに行くと やはりインストールを求められてしまうのですが、タスクトレイに更新の通知を表示する設定にすることで、わざわざサイトに行かなくても更新ファイルのダウンロードができたりします。

海賊版対策機能と称するWindows Genuine Advantage。正規版を使っている者に言わせると、ただの鬱陶しい存在でしかないです。Microsoftにとって、多くのユーザーに海賊版を使用されることは死活問題なのでしょうが、そこばかりに着目しないでもらいたいです。


関連情報
MSのGenuine Advantageサービスに障害、一時認証不能に(ITmedia)
中国で Windows Vista の価格引下げ、海賊版対策か
Windows Vista Capable、Aeroが使えないのは問題

日本のノートパソコン、中国で人気がない?

中国のIT系ポータルサイト「中関村在線」は、中国における欧米、日韓、中国、台湾のノートパソコンメーカーの人気についての調査結果を発表したとのこと。調査結果は同サイトの読者を対象にしたものだという。

IDCの資料によると、全世界のノートパソコン市場のシェアは、2001年でアメリカ系メーカーが41.4%、日本系メーカーが31.9%、中国系メーカーが4.1%。同様に2005年ではアメリカ系が36.3%、日本系が24.9%、中国系が20.7%となっているようで、全世界での市場と比べると、中国においては極端に日本メーカーのノートパソコンが人気がないといえる。

中国のノートの平均価格が下がる中で、日本メーカーのノートは価格が高く、また代理店が少ないことから製品が市場に出回りにくいとのこと。買いたくても買えないというのが事実のようだ。

記事: ITpro:日本のノートパソコンはなぜ中国で人気がないのか


このサイトは主にIT関連のニュースを引用・要約し、それに関する分析と場合には日記などを添えて公開しています。したがって、ここ数回の更新で中国のネタが多くなっているのは狙ってやっているというわけではなく、最近中国に関係したニュースが目に付きやすいことに寄ります。


関連情報
ダンボールのPCパーツ? 中国のニセモノ事情とは

中国政府、独政府システムへの攻撃を否定

「中国軍と関係があるとみられるハッカーが、独政府のシステムにトロイの木馬を感染させた」とする報道があり、これに対し中国外交部は声明文を発行、否定の姿勢をとったようだ。

記事によると、独雑誌Der Spiegelは8月25日、中国軍と関係があるとみられるハッカーが独政府のシステムにトロイの木馬を感染させたと報じたとのこと。また フィンランドのセキュリティ企業F-Secureによると、犯人は不正な細工を施したDOCファイルおよびPPTファイルを電子メールに添付、政府の主要な職員に送ったとのこと。その際、盗んだデータは中国のサーバを経由して送られていたという。

中国政府の声明文には、「ハッカーは国際問題であり、中国は常にハッカーの被害を受けてきた。中国は多くの国家と犯罪に立ち向かう協力体制を確立しており、この問題についてドイツとの協力を強化したい」との内容があるとのこと。

記事: ITmedia エンタープライズ:中国政府、独政府システムへの攻撃を否定


トロイの木馬は送りつけたほうも悪いですが、受け取ったファイルを実行してしまったほうにも問題があると考えています。そもそもの対策として、まずは電子メールに添付されたファイルの取り扱いに際し注意すべきでしょう。


関連記事
中国外交部の声明文
Der Spiegelの記事
F-Secure公式ブログ

2007年8月27日月曜日

中国のある企業、Seagate買収に関心を示している?

New York Timesは8月25日付で、ある中国のIT企業が米HDDメーカーSeagateの買収に関心を示していると報じたようだ。なお、中国企業の社名については明かされていない。

Seagateは、過去7年間世界最大手のHDDメーカーの地位を占めている米国企業で、世界のHDD市場で約30%のシェアを占めているとのこと。記事上では、Seagateのような業界最大手のIT企業が中国に移ることで、国家安全保障上のリスクが生じるのではないかという懸念が高まっていると報じられている。

記事: ITmedia News:「中国企業、Seagate買収に関心」の報道


記事中で、あるITリストが「多くの国がIT開発で米国を追い越したいという考えや野心を持っているのではないか?」との投げかけをしています。

やはり現在「世界は米国を中心に動いている」わけですが、物価が安いことから外国企業製品の生産を一手に引き受けることもあるアジア諸国の企業が増えている現在、次世代の世界の中心が米国からアジアの国に移るのは時間の問題かもしれません。


関連情報
Seagate、SSD市場への参入表明か

Acer、Gatewayを買収へ向かう―

台湾のPCメーカーAcerは8月27日、米PCメーカーGatewayを買収することで合意したと発表したようだ。

AcerはGatewayの株式を1株1.90ドルで買収し、買収額の合計は約7億1000万ドルになるとのこと。この買収は両社の取締役会の承認を得ており、今後は規制当局などの承認を諮るようだ。買収完了は2007年12月の見込みという。

Gatewayは米国第3位のPCメーカーで、Acerは世界第4位。合併後の企業は年間売上高150億ドル、PC出荷台数2000万台を超える見通みで、世界PC市場で第3位に付ける見込みとのこと。

記事: ITmedia News:Acer、Gatewayを買収へ


私のイメージでは、Gatewayといえば、低価格でコストパフォーマンスの高いPCブランドeMachinesを傘下に持つ米国の企業。Acerといえば、低価格でコストパフォーマンスの高い液晶モニターを製造している台湾の企業、といった感じです。

どちらかというと、Acerと比べてGatewayの製品のほうが高級なイメージがあったので、もし両企業が合併するというならばGatewayがAcerを買収するような形になると思っていました。その点、今回のGateway買収は意外でした。

どちらの企業もそこそこ好きなので、今回の合併が良い方向に進むことを祈ります。なおAcerは、買収後も引き続き「Gateway」のブランド名を使用するとのことです。


関連情報
台湾Acer、HPを逆提訴
Acer、2006年第4四半期のノートPC出荷台数で3位に浮上(ITmedia)
エイサーがゲートウェイ買収で合意、レノボ抜きPC販売世界3位に(日経ネット)

2007年8月26日日曜日

航空法改正、無線機能を持つ電子機器を中心に規制強化

国土交通省は8月23日、航空法の関連規定である「航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある電子機器等を定める告示」の改正を公布したとのこと。今年10月1日付の施行予定で、Nintendo DS や PSP などの無線通信機能を備えた携帯ゲーム機に対する規制強化をはじめ、旅客機内で乗客が使用する電子機器に対する制限を一部変更したとのこと。

従来の規定は、2004年1月の改正航空法施行に伴い定められたものとのこと。施行後約3年半が経過し、その間に無線通信機能を持つ電子機器が増加するなど、従来規定が現状にそぐわない部分が出ていたことから規定の見直しを進めていたようだ。

記事: ITpro:航空法改正、10月からはDSもイヤホンも無線はすべて使用禁止


そもそも有線に置き換わる無線の電子機器があまり好きでなく、増してや旅客機には乗ったことがない・乗らないという私には、あまり関係のない話のようです。


関連情報
発表資料 - 国土交通省

Skypeの接続障害、Windows Updateが原因?

2007年8月24日、スカイプ・テクノロジーズの日本オフィスは新製品の説明会を開催したとのこと。その席上で、8月16日に発生したSkypeの障害に対して「以前のWindows Updateでは問題が起こらず、なぜ今回だけ問題が発生したのかは謎」との話が語られたとのこと。

Skypeのネットワークは、8月16日から2日間ほとんど使えない状態になっていたとのこと。「Windows Updateがきっかけで、多数のスーパーノードのシステムが再起動。この結果、各Skype端末から認証要求が大量に発生し、残ったスーパノードがさらに倒れた」との説明があったようだ。

記事: ITpro:「なぜ今月のWindows UpdateでSkypeの障害が起きたかは謎」――スカイプの岩田氏


ネットワーク環境さえ整えば無料で通話ができるという Skype 、非常に便利ですね。私は最近あまり使っていないのですが、遠方に住む友人と直接会話できる点など、文字によるチャットとは違ったコミュニケーションが取れる有効な手段だと考えています。

私のサブパソコンは処理が遅く、Skypeが起動するのにすら少々時間を要しまいます。しかし、起動してしまえばメッセンジャーソフトとは違い安定稼動してくれているようで、また扱いやすい点もそこそこ好きだったりします。


関連情報
Skype障害,「Windows Updateはあくまでもトリガー」と説明(ITpro)
Skype不安定化の原因は「Windows Update」だった(ITpro)
Skype 3.5 正式版が公開

Serial ATA HDDをIDEへ変換するアダプタ「SATA-TR150BMS」

システムトークスは8月24日、Serial ATA-IDE変換用アダプタ「SATA-TR150BMS」を発表、9月24日より発売するとのこと。価格はオープンで、予想実売価格は2780円とされている。

Serial ATA HDDをIDE接続に変換するアダプタであるため、同社従来製品よりも利便度と安定性は高まっているとのこと。ただし、相互変換が可能だった同社従来製品と比べると互換性は低く、汎用性やキワモノ度は低下しているといえる。

記事: ITmedia +D PC USER:Serial ATA HDDをIDE変換できるアダプタ「SATA-TR150BMS」――システムトークス


この製品、IDE接続化したハードディスクのマスター/スレーブの切り替えを、スイッチで変更できるという点がすばらしいと思いました。ジャンパーピンをいじって設定変更するIDE接続のハードディスク。各メーカーごとに違った設定方法があることから やりづらい部分も多かったのですが、この変換アダプタにはそのわずらわしさが見受けられません。

キワモノ製品とは少々違う、安定性のありそうな仕様にも期待できそうです。


関連情報
システムトークス - ホームページ
ニュースリリース

2007年8月25日土曜日

話題のMonster X 、秋葉原で再入荷か

「ぶっちゃけ録画もできる」とのことで話題を呼んだ Monster X は、D4入力端子からHD映像を取得して、最大1920×1080ドットのフルハイビジョン表示ができる「ビデオ入力アダプタ」のようだ。なんと、基板のある部分に傷を付けてレジストリを一部加工することで、HD映像がキャプチャできるようになるとの噂がある。真相は不明だが、このことから一部のユーザーに大ヒットしているようだ。

ほかにも、お盆明けの秋葉原電気街にはキワモノが並んでいるとのこと。玄人志向からは、PCI-Express x1スロットにPCI-Express x16対応カードを挿せるアダプタ「KRHK-PCIEX16toX1」が登場。これを使いこなすには、相当な工夫と知識が求められるとのこと。

記事: ITmedia +D PC USER:お盆明けのアキバに並ぶ“尖った”製品

Monster X といえば、以前に当サイトの記事にも書いた覚えがあったので詳しく調べてみたところ、再入荷のあった店舗がそこそこあったようです。3万円弱とまた高価な品な上、買っても宝の持ち腐れになりかねないので買いはしませんが、欲しいとは思いました。

先日私も秋葉原へ行ってきましたが、諸所の都合上でPCパーツめぐりなるものに時間を充てられず、この手のキワモノ探しはできませんでした。次回集中して行ける機会があれば、たっぷりキワモノめぐりをしてきたいと思います。


関連情報
ぶっちゃけ録画できます――「Monster X」

つまりは、Microsoft の Anti Linux 活動?

米マイクロソフトは、Windows Server OSとLinux、UNIX、メインフレームのTCOやセキュリティを比較するWebサイト「Windows Server Compare」を開設したとのこと。これは、Linuxに対するWindowsの優位性を訴えるWebサイト「Get The Facts」に置き換わる位置づけのようだ。

WindowsとLinux、UNIX、メインフレームのTCO、信頼性、セキュリティ、選択肢、管理性、互換性などを、第三者機関のレポートを基に比較するとのこと。

記事: @IT:米MSが反Linuxの新サイト開設


サーバーOSの世界は良くわかりません。機会があれば、一度 Windows ・ Linux の両OSを使用してサーバーを立ち上げ、機能等を自分で比較してみたいものです。

なお、私自身はサーバー等を一切持っていませんが、もし運用するとしたら信頼性の高さやセキュリティ上の脆弱性というのは常に存在するものと考え、当然のことながら その点柔軟に対応しやすい方を選びたいです。聞くところによると、Linuxは「弱点は多いが修正されるのも早い」とのこと。その話が本当なら、私はLinuxのほうが好きになれそうです。


関連情報
Windows Server Compare(英語)
ノベル幹部が明かすMSとの提携の意義(@IT)

消費電力1ワットのプロセッサ―VIA Technologies

500MHzの周波数を持ちながら消費電力が1WというCPUが登場したとのこと。

台湾VIA Technologiesは8月23日、VIA Eden ULVプロセッサを開発したと発表したようだ。x86設計によるこのCPUは、同社が提供する低消費電力プロセッサのシリーズ最新作とのこと。省電力が求められる産業用、商業用、また小型モバイルアプリケーションをターゲットとするとのこと。

記事: ITmedia News:VIA、消費電力1ワットのx86プロセッサ開発


Intel、AMDがCPUの省電力化をはかる中、VIAが究極省電力CPUともいえるプロセッサを開発してくれました。これからモバイル関連機器をそろえたいと考えている私にはかなりの朗報です。今後、このCPUがどのように活用されていくか楽しみです。

VIAというと、パソコン向けのCPUとしてはあまり聞かないメーカーに思えてしまうのですが、実はPCパーツの基盤などにVIA製のチップが採用されていることも少なくはないようです。一年ほど前に買った「USB 2.0 増設カード」のコントロールチップもVIA製でしたし、実は身近にちょくちょく名前を見せているメーカーのようです。


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FMV-BIBLO LOOX U × KOHJINSHA SH6 性能比較―第一回
FMV-BIBLO LOOX U × KOHJINSHA SH6 性能比較―第二回

2007年8月24日金曜日

Blogger、ビデオファイルのアップロード機能

当サイトの記事を編集するときの画面です。今一度見て、思わず「あれ、こんな機能 前からあったっけ?」 と口に出してしまいました。

 

今の今まで気づかなかったのですが、Bloggerにはビデオファイルのアップロード機能があるようです。
Youtube や ニコニコ動画などで公開されている動画を、HTMLのコードをサイトに貼り付けて引用することができるのは知っていました。しかし、Bloggerには動画のアップロード機能そのものがついているようです。

blogger ビデオ アップロード機能 - Google 検索

Googleで検索してみたところ、どうやら以前からあった機能のようです。気づかなかっただけなのかもしれませんね…

機会があれば、撮影した動画をアップロードするなどしてみたいと思います。

人気の根強いPS2、まだまだ健在

ソニーは次世代ビデオゲーム機の覇権をめぐり、任天堂やMicrosoftなどの各ゲーム開発会社と戦っている。そんな中、同社が7年前に投入したPS2はまだまだ健在だとのこと。

PS2、世界累計販売台数は1億台を超えるとのこと。売り上げは今も好調で、PS3の約4倍売れているようだ。現在PS2は価格がかなり下がったため、西欧および北米の人々にとってはふと思い立って買える程度、東欧などの新興市場の消費者にとっても手頃に買える程度といえるだろう。

記事: ITmedia News:今なお強力なPS2、あと3年は健在?


ゲーム機であるPS3とPS2の関係は、Windows XPとVistaの関係に非常に似ているように思います。

今普通に使う分には、わざわざPS3を買わなくても、機能的にPS2で十分。
今普通に使う分には、わざわざWindows Vistaにしなくても、Windows XPで機能的に十分。

消費者側の意見としてどのようなものが挙がってくるか考えてみたところ、このような感じになりました。実際のところ、どんなもんなのでしょうか。どこかにアンケートの結果でもあればおもしろいのですが…


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Seagate、SSD市場への参入表明か

米Seagate Technologyは、HDDメーカー大手であるがゆえに「新型のフラッシュメモリデバイスによる競争にどう対処するつもりか」との旨の質問を受けることが多いようだ。

そんな質問に答えるように、Seagateのビル・ワトキンスCEOは8月21日に取材に応じ、今後も回転式の磁気ディスクをベースとした製品を主力に据えるものの、来年にはフラッシュメモリにデータを保存するデバイスの市場に参入する意向であることを明らかにしたとのこと。

記事: ITmedia News:[WSJ] Seagate、フラッシュメモリストレージに参入へ


Seagateというメーカーが好きで、使用している250GBのHDDが二台ともSeagate製という私にとっては朗報です。しばらくはSeagate製のHDDを使用しているでしょうが、そのうちSeagate製のSSDを使用し始めることでしょう。

Seagate製のHDDは、ものによっては5年間のメーカー保証がついている点がお気に入りの部分です。以前にSeagateのバルク簡易パッケージ品HDDを購入したときに、ショップの5年保証を付けた上にメーカーの5年保証まで受けられるということになりました。残念ながら、CFDなどの再販業者を介しての購入ではメーカー5年保証は受けらないようです。


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外付けHDD 記憶容量2000GBが登場

2007年8月23日木曜日

「インストール」 と 「アンインストール」

まずは今回のキーワード、「インストール」と「アンインストール」についての辞書的な意味を確認したいと思う。

- IT用語辞典 e-Words -
インストールとは 【install】 - 意味・解説
アンインストールとは 【uninstall】 - 意味・解説

「インストール」という言葉は、あまり一般的に知られていないようだ。普段からパソコンの操作に慣れた友人はともかく、パソコンに疎い友人に対して 「何かソフトウェアをインストールした?」 などと質問しても、「インストールって何?」という質問が返ってきて、言葉の説明から入ることもしばしばある。

さて、上の用語解説サイトを読めばたいていの用語は紹介されているが、念のためインストールの必要性を確認しようと思う。

インストールとは、ソフトウェアをパソコンに導入する処理作業の一つだ。アプリケーションソフトだけでなく、OSもインストール処理によって導入される。多くのアプリケーションソフトウェアの場合、インストールというと「OSに適用する」という感じである。インストール処理を行うことで、ソフトウェアをパソコンに最適な状態で適用することができるといえる。

一口にインストールといってもいろいろな方法があり、大きく分けると二種類ある。一つは、インストールに特別な操作を必要としない方法で、二つめは「インストーラ」という特殊なプログラムを使ってインストールする方法だ。後者は複雑な設定を自動的に行うこともできるが、これによってインストールしたファイルは「アンインストール」に特別な処理を要求される場合がある。

アンインストールとは、その名のとおりインストールとは反対の処理作業で、インストール同様に大きく分けると二種類ある。一つは 単にインストールしたファイルを削除することを指し、二つめは「アンインストーラ」といいう特殊なプログラムを使ってインストールしたファイルを削除する方法だ。

なお、OSもアンインストールすることができる。私はやったことがないし、やろうとも思わないし、やればシステムが不安定になるだけなので、当然やることは推奨しない。ゆえに、この説明は省略する。

「PlayTV」、PS3でテレビ録画

Sony Computer Entertainment Europe(SCEE)は8月22日、PS3をビデオレコーダーとして使うことのできる周辺機器「PlayTV」を発表したとのこと。

PlayTVはテレビ番組の視聴と録画機能をあわせ持ち、PS3のHDDに録画した番組を保存できる。もちろん、録画した番組をPSPに転送して見ることも可能だとのこと。

2008年初めに英国、フランス、イタリア、ドイツ、スペインで発売されるほか、PAL規格対応地域でも提供を開始するようだ。ただし、「日本での発売は未定」とのこと。

記事: ITmedia News:PS3でテレビ番組を録画する「PlayTV」発表


さて、「PlayTV」のTVチューナーについてまず気になったのが、日本で発売された場合「地上デジタル放送」に対応するのかどうかという点です。地デジ対応で発売された場合、PS3をパソコン化したいと考えている私は絶対に買うでしょう。

そもそも日本での発売自体が未定ですが、PSP-2000にも拡張機能でワンセグが搭載されることですし、少し期待してみてもいいと思っています。


関連情報
ブドウ糖で発電するバイオ電池、ソニーが発表
PSP-2000――ハードウェアに見る新型PSPの変更

ブドウ糖で発電するバイオ電池、ソニーが発表

ソニーは8月23日、ブドウ糖で発電するバイオ電池を開発したと発表したとのこと。また、実際にフラッシュメモリタイプのウォークマンで音楽を再生する実験を行い、その様子を同社サイト内で動画として公開している。

地球上に広く豊富に存在しているブドウ糖。これを活用することで、環境に優しい将来のバッテリーとして実用化を目指すとのこと。

記事: ITmedia News:ブドウ糖で聴くウォークマン? バイオ電池をソニーが開発


以前、金属粉の混入によってバッテリーが不良化し、ものによっては発火・爆発するという事故が起きてソニー製のバッテリーの自主回収・交換が話題となりました。ソニー製のバッテリーというと、先の回収騒ぎを思い出すのは私だけではないと思います。

そんなソニー発のバイオ電池。環境に優しい製品となって欲しいのはもちろん、安全性を十分に考慮した製品として開発して欲しいものです。


関連情報
ぶどう糖で発電するバイオ電池を開発 - Sony プレススリリース
パソコン発火でアップルとソニーを提訴

2007年8月22日水曜日

Windows XPの正規OEMライセンス提供、08年1月末で終了

マイクロソフトの発表によると、Windows XPの正規OEMライセンス提供を08年1月末で終了するとのこと。それにともない、メーカーによるXP搭載PCの生産も終了するようだ。また、PCパーツ店などで購入できるDSP版の販売については09年1月31日まで提供するとのこと。

Windows Vistaの世界シェアは3%強に過ぎないのに対し、XPは87%と依然として圧倒的に差があるとのこと。安価なPCでも軽快に動作するXPへのニーズは未だ根強いようだ。

なお、XPのセキュリティ修正プログラムを無償入手できるサポート期間は2014年4月までということで、XP搭載パソコンの販売終了後もサポートは続けられる。

記事: ITmedia News:Windows XPマシンは08年1月31日に生産終了


現在新規にPCを買う場合、OSは Windows XP か Vista というように二つの選択肢から考えることができますが、08年1月末以降は Vista しか選択できなくなってしまいます。したがって、パソコンにWindows XP を搭載したい場合は中古のパソコンを買うか、あるいはOSを別途購入して自分でインストールする必要が出てきます。

さて、半年後に Windows Vista がどの程度普及しているのでしょうか。もともと性能の高いパソコン向けに作られている Vista 、ほとんどの場合、使用するためには新規にパソコンを買う必要が出てくるでしょう。私の個人的な意見を言わせてもらうと、「新規にパソコンを買い換えてまで Windows Vistaを使用するメリットはない」といったところです。Vista は確かに優秀なOSだとは思いますが、動かすのに必要なスペックを満たすのに費用や時間がかかる方には購入・使用を推奨しません。


関連情報
Vistaの「成長痛」で、XPにまだまだ居場所あり
メーカー製パソコン - Windows Vista の おいしい話 -
Windows 搭載パソコン、10億台へ

冷霧を吐くドライミストのエスカレーター、「冷んやリフト」

JR秋葉原駅前・西側交通広場に、夏季限定で楽しめるおもしろいものがあるようだ。

秋葉原の駅前開発により空中通路「アキバ・ブリッジ」が建設されることとなり、現在も通路の延長工事が着々と進められているとのこと。その入り口に設置されているエスカレーター、夏の暑い日には通路脇のノズルから霧を発生させることから、「冷んやリフト」と名付けられているとのこと。

7月1日から9月30日まで稼働し、風雨がない状況で、27℃以上、湿度70%以上になると自動で霧の散布が始まる仕組みとのこと。

記事: ITmedia +D PC USER:アキバ百景 Vol.2:冷んやリフト


「冷んやリフト」の存在を今日知ったため、先日秋葉原へ行ってきたというのに同所には寄れませんでした。残念なので、できることなら稼動時期にあたる9月30日までに、もう一度秋葉原へ行ってきたいと思います。もちろん、" できれば " の話になってしまうわけですが…

暑さ対策に霧の散布というと、2005年に愛知県にて開催された「愛・地球博」を思い出します。聞けば、会場全体の一部で機械を使って人口霧を散布し、気温の下降をはかろうとしていたといいます。私自身はその時期忙しかったため「愛・地球博」に参加できませんでしたが、暑さ対策に「霧の散布」というのはやはり効果的なのでしょう。


関連情報
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - むだや編 -

せっかくなので、Google マップを貼り付けてみた

米Googleは8月21日、地図サービス「Googleマップ」で新機能の提供を開始したとのこと。

掲載したい地図をGoogleマップで表示して、画面右側に表示される「このページのリンク」をクリックすると、メールに追加するためのリンクに加えて、サイトに組み込めるHTMLコードが表示できるようだ。

なお、対応する言語は英語のほか、日本語、フランス語、ドイツ語、中国語などだという。

記事: ITmedia News:Googleマップ、ブログやWebへの組み込みが簡単に

ということで、早速貼り付けてみました。



いろいろと便利なので、記事内ではなくサイトの固定位置に設置してもいいかもしれません。


関連情報
プレスリリース(英文ページをGoogle翻訳にて変換済み)

2007年8月21日火曜日

ハイエンドノートPCのHDD、近々640GBを越える可能性も―

東芝が、2.5インチの大きさで320GBの容量を持つHDD「MK3252GSX」の商品化を発表したとのこと。2.5インチHDDとして業界最大容量となるこのモデルは、ハイエンドノートPCへの搭載を目処に11月頃から量産を開始するという。

磁気ヘッドとディスク磁気層の改善で記録密度を向上、容量拡張に成功したとのこと。2ディスク構成で、平均シーク時間は12ミリ秒。バッファは8Mバイトで、接続方式はSATAだという。

記事: ITmedia News:東芝、業界最大320Gバイトの2.5インチHDD


HDDに比べ消費電力が低く、また耐久性に優れることから注目を浴びているSSD。数年後にはHDDに取って代わる大容量記憶装置になるとの話もあります。しかし、いつぞやの記事でも似たようなことを書きましたが、HDDは高精度化・大容量化することによって、HDDもまだまだ後世に名を残すと思っています。

「MK3252GSX」は、転送方式やシークタイム、バッファなどの数字だけを見れば、一般的な3.5インチHDDの性能に追いついていることがわかります。3.5インチHDDが単体で1TBに達しましたが、2.5インチHDDの進化もすさまじいです。

また、最近のハイエンドノートPCは 2.5インチのHDDを2台~3台搭載できるモデルも増えてきましたので、320GBのHDDを複数台搭載するようなバケモノノートPCが登場する日もそう遠くはないかもしれません。


関連情報
東芝:プレスリリース (2007.08.21)
外付けHDD 記憶容量2000GBが登場
HDD搭載可能なMPEG-4メディアレコーダー

祝100記事投稿 - サイトを始めて早くも1ヶ月、反省も兼ねて抱負を…

さて、当ブログサイトを開いて早くも1ヶ月が過ぎ、今日で投稿記事数も100に達しました。

例によって特に何があるわけでもないですが、いままでのサイトの更新状況を見ると、やはり日記記入率300%を維持しています。いつまで続けられるか心配ですが、このある種の継続には感動しています。最近は、記事公開が遅れることがあるなど反省すべき点も多いですが、ひとつのことを、地道にここまで長く続けられたのはこれが初めてかもしれません。

……さて、この話の続きはお門違いになりそうなので、この辺で終わりにします。以下、「IT・マルチメディア関連まとめサイト」としての今後の方針と抱負についてお話したいと思います。

「IT・マルチメディア関連まとめサイト」というのは、IT関連のニュースサイト記事や新型のハードウェア ・ ソフトウェアに関する情報を調べ、管理人の独断と偏見で要約し、その日に考えたことを添えて記事を公開するなど、Web上の「新聞記事スクラップ」のようなことをやってきました。また、時には独自企画として特集を組んでみたり、使用しているソフトウェアのレビューを書いてみたりもしてきました。

実はサイトを開設した直後はここまで長く続くとは思っていなかったので、今のサイト運営状態にほぼ完全に満足しています。なので、サイトの方針はあえてこのまま変えないようにしたいと思います。

抱負については、誰にでも読みやすい、おもしろい記事を書けるように努力すること。記事の編集ペースや更新時間帯をもっと定時的に行えるようにすることです。これは、当サイトの継続にとても必要な要素だと思っています。そもそもこのサイトは、私の訓練の場として設けたと言っても過言ではありませんから、記事更新に余念なく取り組まなければなりません。

そして当記事の最後に一言。これからも「IT・マルチメディア関連まとめサイト」をよろしくお願いします。

秋葉原特集の編集後記

さて、8月17日・19日と秋葉原へ行ってきたわけですが、いろいろと調査できて楽しかったです。帰ってきて疲れてしまい、すぐにサイトの更新ができないなどという不備も多々、反省点は尽きないですが、また今回のような感じで、特集を組んでみたいと思います。

今回は事前予告が直前予告だったのですが、それでも今回の調査に関して「こんなことをやったらいいんじゃないか」というご意見をいただくことができました。この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました。

なお次回の特集は、秋に東京ビックサイトにて行われるであろう WORLD PC EXPO こと「WPC2007」に関するものを予定しています。もちろん、ネタの募集も事前に行いますのでお楽しみに――

2007年8月20日月曜日

特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 聞こえるごろ寝まくら -

さて、今回わざわざ有楽町のビックカメラへ行ったのには、実はもうひとつ理由があります。ずばり、他でもない「聞こえるごろ寝まくら」のビックカメラ限定色とやらを買うためです。そしてこれは、先日の「むだや」の記事にも出てきた先輩のおつかいだったりします。

 

しかし、一つ1260円とお手ごろ価格なこの枕。限定と聞くとついつい買いたくなるのは本当で、思わず私も買ってしまいました。「二つ買ったんだから一つ僕にちょうだい!」…なんていわれる前に、きちんとお金を請求しておかないとなりません…


今回の特集
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 駅前広場編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 歩行者天国編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ビックカメラ編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ノートパソコン編② -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - おでん缶編 -

関連情報
ITmedia Biz.ID:究極の“仮眠枕”を求めて――「聞こえるごろ寝まくら」編

特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - おでん缶編 -

先日はラーメン缶を何個か買いましたが、お土産として持って帰るには数が足りなかったので買い足しすることに。やはり定番といえば「おでん缶」であろうと考え、チチブ電機にて箱買いすることに。

おでん缶は一個270円とラーメン缶よりも若干安く、大根・牛すじ・つみれ の三種類があります。せっかくなので三種類がそれぞれ4個入っているものを買ってきました。

 

三つ並べてみると、なにやら右側のほうから違和感が…

よく見ると、あの有名なゲイツ缶ではありませんか。(右写真)


今回の特集
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 駅前広場編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 歩行者天国編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ビックカメラ編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ノートパソコン編② -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 聞こえるごろ寝まくら -

関連情報
チチブデンキ - ホームページ

特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ノートパソコン編② -

秋葉原…へ行く途中、東京駅で Let's Note を発見しました。思わず記念撮影…

 

今回のようなお出かけのお供として、Let's Note のようなモバイルノートPCを持ち歩きたいものです。
どのモデルも、電車での移動中で使える上、長時間のバッテリー寿命を持つというまさにモバイルノートの決定版です。

 

やっぱり買うとしたら、コンパクトなボディにDVDドライブを内蔵した「Wシリーズ」が欲しいです。残念ながら秋葉原での実売価格は20万円以上と、とても私が買えるほど安くないお値段となっています。それでも、本当に欲しいですね…


今回の特集
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 駅前広場編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 歩行者天国編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ビックカメラ編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - おでん缶編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 聞こえるごろ寝まくら -

関連情報
Let's Note W5 シリーズ - モバイラーの最高ステータス -
ダイナブックSS RX1 シリーズ ――モバイラーの夢

2007年8月19日日曜日

特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ビックカメラ編 -

ビックカメラの店頭にてDELLのパソコンが販売されている――その真相を自らの目で確かめるべく、調査団を結成、有楽町までやってきたのでした。

 

右上の写真は、まだ日が明るいうちに撮った物。秋葉原にてさまざまな物色行為を続けているうちに、来るのがだいぶ遅くなってしまいました…

 

残念ながら撮影許可が下りなかったので、パソコンなどの写真は撮れませんでした。しかし、右下の写真を見ればわかるように、やはりビックカメラはDELLのパソコンを店頭販売しているようです。店頭購入できて、しかもある程度のBTOオプションを利用できるというのは便利なものです。


今回の特集
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 駅前広場編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 歩行者天国編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ノートパソコン編② -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - おでん缶編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 聞こえるごろ寝まくら -

関連情報
Dell の PC、ビックカメラで店頭販売

特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 歩行者天国編 -

日曜日だったからか、秋葉原の中央通りは歩行者天国でした。歩行者天国となった中央通りは、道路の真ん中から両側のお店を物色することができ、普通に歩くだけでもなかなか楽しませてくれるものでした。

 

右の写真の左の方で携帯電話をいじっているのは私の友人。とりあえず、一日目に回れなかった「ツクモeX」へ行き、周辺機器やメモリを物色してきました。価格相場のチェックをし忘れていたので、メモリの最安値がわからず、結果的に多くのお店を回って何も買わずに帰ってきてしまいました…

 

さて、ソフマップの店頭でTDK製の高級DVDが2200円と、店頭販売の最安値で販売されていました。DVDのストックが切れかかっていたので、帰りに買って行こうと思い手持ち金を確認。残念ながら手持ち金もストックが切れかかっていたので、今回はあっけなく購入を断念せざるを得ませんでした。
また同店頭にて、ダイナブック SS シリーズの2003年モデルが売られていました。中古で約5万円と、ちょっと高いのではないかと思いつつ物色。手に持ってみると、そのありえないような軽さに驚かされました。なかなかな美品だったのは言うまででもなく、中古となるとバッテリー周りが気になるところですが、お金があれば迷わず買ってしまいたいほど魅力的でした。


今回の特集
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 駅前広場編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ビックカメラ編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ノートパソコン編② -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - おでん缶編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 聞こえるごろ寝まくら -

関連情報
TSUKUMO eX. - 九十九電機 店舗案内
DVD-R47PWDx50PK (DVD-R 8倍速 50枚組) 価格比較(価格.com)

特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 駅前広場編 -

さて、また秋葉原へ行ってきました。

 

17日・19日と、二日立て続けに秋葉原へ行ったわけですが、半年前と比べて駅前でコスプレをしている人の数が減っていることに気づきました。以前に来たときは、秋葉原駅を出るとメイドさんや巫女さんがいて、それを写真に撮るカメラっ子がいて、秋葉原らしい風景という印象だったのですが、今回はそのようなものは見られませんでした。これが、ちょっと残念だったといえば残念でした。
調べたところによると、17日~19日の三日間は東京ビックサイトでイベントがあったことが原因のようです。おそらく、そちらのイベントに人が流れてしまったのでしょう。次回来るときは、その私の思う秋葉原らしい風景を目にできると思いたいです。


今回の特集
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 歩行者天国編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ビックカメラ編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - ノートパソコン編② -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - おでん缶編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@二日目 - 聞こえるごろ寝まくら -

2007年8月18日土曜日

特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - お土産編 -

そうこうしているうちに、すっかり暗くなってしまいました。

 

雑貨店むだやで時間を潰してしまったので、お土産の「ラーメン缶」と夕食はドン・キホーテでまとめ買いすることに。激安の殿堂を名乗るだけあって、買い物は案外安く済ませることができました。19日も再び秋葉原に行くので、またお世話になろうかと思っています。

 

それにしても、さすが秋葉原店。いろいろとすごいお店でした…


今回の特集
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - PCパーツ購入編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - ノートパソコン編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - むだや編 -

関連情報
激安の殿堂ドン・キホーテ - 秋葉原店ホームページ
「らーめん缶」が発売に、自販機にも近日登場予定

特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - むだや編 -

生活非必需品を取り扱うこの店は、先輩の依頼を受けて調査することにしました。

自称調査企画ということなので、調査団を結成。団員は私と友人のお二人(左上、右下の写真)

 

「むだや」は平成19年創業の、「特になくても生活に困らない」ような商品を取り扱う雑貨店。ニュースサイトで見たとおり、とらのじゅうたんやら木彫りの置物やら、なくても生活に困らないものが多いです。
さて、せっかくむだやに来たので調査も兼ねて買い物。店員さんに「一番無駄なもの」を聞いて、それを買うことにしました。

 

これが店員さんいわく一番無駄な雑貨、名前がわからないので「ハリガネちょうちょう」(左下写真)と名づけることにしたのでした。価格は50円で、「いかにも手作りな蝶の形をした物」に「ハリガネ」が刺さっている、実に使用用途のない商品です。

なお、この調査に対し友人お二方はコメントを差し控えるとしています。


今回の特集
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - PCパーツ購入編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - ノートパソコン編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - お土産編 -

関連情報
むだや大福帳 - livedoor Blog(ブログ)
ITmedia +D LifeStyle:開店直前、アキバ「むだや」潜入記(ITmedia)

特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - ノートパソコン編 -

当サイトの記事でも数回取り上げてきたノートパソコンの話題。実際に店頭で触る機会もあまり取れなかったので、今回はノートパソコンについてもいろいろと見てきました。



撮影許可が取れなかったので写真は一枚のみ、東芝のダイナブックSS RX1 です。店内が明るい上に展示品のため液晶の輝度が下げられており、画面が明るく見えないのは仕様ということでしょう。


今回の特集
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - PCパーツ購入編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - むだや編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - お土産編 -

関連情報
ダイナブックSS RX1 シリーズ ――モバイラーの夢

2007年8月17日金曜日

特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - PCパーツ購入編 -

と、いうわけで秋葉原に行ってきました。

 

時間がなかったのであまりたくさんのお店を回ることができなかったのですが、まずはメモリを買うべく各店舗価格を調査…

 

DDR2メモリ1GBの価格は、だいたい4980円~6000円前後。二枚買おうにもそのときの私の手持ちが9000円だったので、買うのは次に秋葉原に来れる19日か、あるいはネット通販を利用してもいいかもしれません。

さて、メモリを探しているとFONルーターを発見。九十九電機が独占販売しているというこの無線LANルーター、1980円の通常モデルに加え、3980円の上位モデルが販売されていました。このルーターに目をつけている友人がいるので、また19日にでも詳しく調べてきたいと思います。


今回の特集
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - ノートパソコン編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - むだや編 -
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - お土産編 -

関連情報
fon.com
FON特設ページ - 九十九電機

Windows Vista、署名の認証回避問題とカーネルパッチは無関係?

米Microsoftは8月の月例セキュリティ更新プログラムと併せてカーネルパッチ保護(KPP)の更新版をリリースしたが、これはWindows Vistaの署名認証がかわされてしまう問題とは無関係だと強調したとのこと。

8月16日付のWindows Vista SecurityのブログでMicrosoftは、Windows Vistaのドライバ署名認証とカーネルパッチ保護(KPP)技術を結びつけている記事が多数あるが、これは混乱を招くもので誤りだと指摘し、またドライバ署名とKPPは補完的ではあるが、連動するものではないと述べているとのこと。

Windows Vistaの署名認証をかわすツールが登場したのに続き、ATIの署名入りドライバを使って認証をかわすツールも報告されたとのこと。ATIの潜在的脆弱性が報告されたことはMicrosoftも確認済みで、ATIはこの問題を修正した64ビット版Windows Vista向けドライバ「v7.8 Catalyst Package」をリリース済みだという。

記事: ITmedia News:Vistaの署名認証回避問題、カーネルパッチ保護とは無関係――MSが強調


私は 32bit版 の Windows Vista を使っているのですが、ドライバ周りを強化したという Vista の署名認証機能を回避できてしまう術の存在は不安要素の一つです。頻繁にデバイスドライバの更新などをする方は、特に注意が必要になりますね。

なおドライバの更新に関しては、パソコンのパフォーマンスが改善される可能性がある一方、システムが不安定になる可能性もあるので、私はよほどのことがないと行わないようにしています。


関連情報
Windows Update、公開されたファイルは10件
Microsoft、8月リリース月例パッチは9件と予告

さぁ、秋葉原へ調査に行こう!

8月17日・19日の二日間、日帰りで秋葉原に出かけることになりました。

約半年ぶりに行く秋葉原。そもそも何をしに行くかというと、Windows Vista 導入以来のメモリ不足を解消するべく増設用メモリを買わなければならないし、先輩に頼まれたビックカメラ限定色の「聞こえるごろ寝枕」とやらを買いにいかないといけないし、かの有名な「インスタントラーメン屋」にも行ってみたいし、などなどやりたいことがたくさんあるからです。

さて、要するにただ遊びに行くだけなのですが、せっかくなのでいろいろと "調査" などして来ようと思います。 何を調べるかですが、実はまだ特に決めてなかったりします。道々同行する友人と企画すれば良いのですが、先日当サイトにもお問い合わせフォームなるものが設置できたので、ずばり調査のネタを "募集" したいと思います。

「こんなことを調べたらどうだろうか」というメッセージを、サイト向かって右側のお問い合わせフォームから送ってください。締め切りは19日の午前4時までと言いたいところですが、それ以降に送っていただいても構いません。可能な限りいろいろとやってみたいと思います。

というわけで、管理人へのお問い合わせフォームともどもよろしくお願いします。

2007年8月16日木曜日

FMV-BIBLO LOOX U × KOHJINSHA SH6 性能比較―第二回

今回の特集では、「Intel Ultra Mobile Platform 2007」を採用した超小型ノートPC、FMV-BIBLO LOOX U50WN と KOHJINSHA SH6WP10A を、小型ノートPCとしての使い勝手やバッテリー駆動時間などさまざまな角度から検証しているようだ。

ボディのサイズによって実装できるインタフェースが制限されてしまうモバイルノートであるが、両者とも非常に優秀なようだ。SH6WP10AはU50WNよりも一回りほど筐体が大きいため、インターフェイスがより充実しているとのこと。

記事: ITmedia +D PC USER:第2回 LOOX UとSH6の使い勝手を比較する


U50WNは相当小さいようなので、ハイスペックなPDAとして使ってみたいと思いました。バッテリー駆動時間は両者とも今一つといったところで、実用的なモバイルPCの決定版であるダイナブックSS RX1 シリーズや Let's Note には到底及ばないといった感じです。


関連情報
FMV-BIBLO LOOX U × KOHJINSHA SH6 性能比較―第一回(前回の記事)
ダイナブックSS RX1 シリーズ ――モバイラーの夢
Let's Note W5 シリーズ - モバイラーの最高ステータス -

子供の名前を「@」に命名しようとした―中国の夫婦

中国のとある夫婦が、自分たちの子供に「@」という名前を付けようとしたとのこと。電子メールアドレスに使われている「@」の文字。これは、自分たちの子供への愛を表していると主張したとのこと。

それを受けた中国言語委員会の副委員長リー・ユミン氏は、「@」という名前は、商業化とインターネットが慣習を破壊する中で、人々が中国語に対して次第に冒険的なアプローチを取っていることを示す極端な例だと語ったとのこと。

中国では6000万人が、自分の名前に使われている文字が古すぎてコンピュータで認識できないという問題を抱え、言葉に堪能な人でさえも頭を抱える事態になっているという話もある。

記事: ITmedia News:子供の名前を「@」にしようとした中国の夫婦


以前に中国語の勉強をしようと講義を受けたことがあるのですが、全然わかりませんでした。私の学習能力が低かったというのもあるのでしょうが、どうにも難しく考えてしまって駄目でした。

それにしても、中国の文化はよくわかりませんね…。


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SanDisk のメモリースティックを購入、その書き込み速度の速さは―

まじお先日、アマゾンでメモリースティック Pro Duo を購入。型番は「SDMSPD-2048-J60」、容量は 2GB で税込み3380円となかなかにお安いお値段でした。メーカーは、どこぞの 「PSP大解剖!」的な本に影響を受けてか、ソニー純正よりも書き込みが高速というサンディスク製を選びました。

さて、だいぶ前に購入したにもかかわらず、UMDゲームもメモリースティックも持ってないことから無線LANチェッカーとしてしか使用用途がなかった私の PSP。こうして、ついに活用できる日がやってきたのでした。

しかし、なによりおもしろかったのは手持ちのメモリーカードリーダーに挿して使用してみたところ、Windows Ready Boost デバイスとして認識されたということです。Ready Boost に対応しているということは、並みのUSBフラッシュメモリーと同等かそれ以上の書き込み速度は持っているのでしょうね。

サンディスク製のメモリースティック Pro Duo 、ソニー純正品が手元にないので比較はしようがないですが、データの書き込み速度はなかなか速いです。 ただ、欲を言うともうちょっと容量の大きいモデルでも良かったかもしれません。動画ファイルなどを高画質で保存したりすると、たとえ2GBといえどすぐに一杯になってしまうのがデータ記憶領域というものですから。


関連情報
SanDisk SDMSPD-2048-J60 メモリースティック PRODuo 2GB - Amazone.co.jp

2007年8月15日水曜日

Windows Update、公開されたファイルは10件

今日は毎月恒例のWindows パッチ配布日。今回 Windows Vista (32bit)へ配布されたファイルは以下のとおり。

Microsoft XML コア サービス 4.0 Service Pack 2 用セキュリティ更新プログラム (KB936181)
Windows Vista 用 Internet Explorer 7 の累積的なセキュリティ更新プログラム (KB937143)
Windows Vista 用セキュリティ更新プログラム (KB933579、KB936021、KB936782、KB938123、KB938127)
Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール - 2007 年 8 月 (KB890830)
Windows メール用迷惑メール フィルタの更新プログラム [2007 年 8 月] (KB905866)
Definition Update for Windows Defender - KB915597 (Definition 1.20.2835.3)

 

ちなみに、写真右にて「7個の更新プログラムをダウンロード中」とあるが、これは公開された10件(写真右)のうち上から7件を先にダウンロード、インストールしようと試みたためである。

「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」や「Windows Defender の定義更新」、「迷惑メールフィルタ更新」のようなファイルはインストール後の再起動が必要にならないので、一通りのセキュリティパッチを充ててからインストールすることにしている。


さて、先日は Microsoft ダウンロードセンターにて、ひっそりとパフォーマンス向上パッチが公開された。また、この更新ファイルが今回の月例 Windows Update を介して配布されるかもしれないという噂もあった。

残念ながら、今回のこの噂の正誤は確認できなかった。というのも、もうすでに先日 手動でパッチを適用してしまっているので、仮に Windows Update を介しての配布が行われたとしても、一度パッチをアンインストールしなければならず、また 適用したパッチのアンインストールはコンピュータの安定性を損ねる可能性があるため怖くてできない。我ながら情けないと思いつつ今回はあえて冒険はしないということで…


関連情報
Microsoft、8月リリース月例パッチは9件と予告
Windows Vista、ひっそりと公開された更新プログラムを適用してみた
Windows Vista における avast! Home Edition の不具合

FMV-BIBLO LOOX U × KOHJINSHA SH6 性能比較―第一回

インテルがUMPC(Ultra-Mobile PC)向けプラットホームの「Intel Ultra Mobile Platform 2007」を投入したこの夏は、コストパフォーマンスの高い小型ノートPCが国内で相次いで販売される引き金となったようだ。

注目を浴びているのは、富士通の「FMV-BIBLO LOOX U」と工人舎の「KOHJINSHA SH6」シリーズなど。見たところ、メーカーが想定する主要な購買層や価格、性能や大きさなどはに違うが、どちらも小型で軽量、しかも安価なノートPCと言えるだろう。

記事: ITmedia +D PC USER:第1回 LOOX UとSH6の性能を見極める


なお、私は工人舎の SH6WP10Aのほうが好きです。注目されているワンセグにはあまり興味ないのですが、必要な機能をその小さな筐体にばっちり納め、なおかつデザインがまったく崩れていないという点が気に入ってます。光学ドライブを搭載していればもはや言うことなしといったところでしょう。

今回の比較に使われた FMV-BIBLO LOOX LOOX U50WN。OS には硬派で安定性の高い Windows XP Professional を搭載しているようです。この点は LOOX U50WN の方が、Vista Home Premium を搭載した SH6WP10A よりも実用的ではないかと思いました。


関連情報
FMV-BIBLO LOOX U シリーズ一覧 - 富士通ホームページ
KOHJINSHA SHシリーズ SSDモデル - 工人舎ホームページ
メーカー製パソコン - Windows Vista の おいしい話 -

ヘッドマウントディスプレイで自分だけの世界へ

美貴本Beansの「iTheaterV」は、VGA解像度を持ちながらも低価格を実現したヘッドマウントディスプレイだという。 価格はオープンで、実売想定価格は4万1790円前後とのこと。

ヘッドマウントディスプレイとは、一般的に半透明ディスプレイやメガネ型のデバイスを利用して、視線を動かすことなく映像情報を読み取れる製品を指す。眼前の映像を映し出すために広いスペースがなくとも大きな画面を見ているような感覚を得られることから、ソニーやオリンパス、キヤノンといった国内メーカーからも「プライベートシアター」としての用途を提案する製品が多く発売されてきたとのこと。

今回 「美貴本Beans」から登場した iTheaterV は、ちょうど一年ほど前に登場した iTheater の後継製品のようだ。液晶パネルのサイズは前モデルと同じく2インチだが、解像度はQVGA(320×240)からVGA(640×480)へと大幅に引き上げられ、画素数で言えば4倍に向上している。利用時、2.5メートル先に65インチの巨大ディスプレイが拝めるようだ。

記事: ITmedia +D LifeStyle:VGAに進化したHMD「iTheaterV」でニヤニヤと楽しむ


ヘッドマウントディスプレイ、一度で良いから使ってみたいものです。コストを考えるとどうしても購入する気になれませんが、本当におもしろい製品ですね。アマゾン(Amazon.co.jp)での価格は、MIKIMOTO Beans iTheaterV が 3万8270円MIKIMOTO Beans iTheater が 2万7291円 となっているようです。


関連情報
【MIKIMOTO Beans】 マルチメディア商品ご紹介サイト
レポート~ヘッドマウントディスプレイの新たな可能性 - 美貴本Beans

2007年8月14日火曜日

夏休み特集、2007年8月「最低限度必要なスペック」~ゲーマー編~

「最低限度必要なスペック」という表題ではやはり抽象的すぎるので、もう一度補足から。

この特集は、「今の時代を生き抜くパソコン」としてどの程度の性能を持つパソコンが必要かということについて書いていきたいと思う。前回は基本編だったので、パソコンの使用用途は「Webページ閲覧」や「メールのやり取り」、「文書の作成」程度にとどめた。

前回の記事
夏休み特集、2007年8月「最低限度必要なスペック」~基本編~

今回の記事はゲーマー編ということで、俗に言う「ゲーマーPC」というのを購入する際、最低限のラインとして見ておきたいラインを考えてみたいと思う。購入指南といえるほどでもないので、独断と偏見により彩られた「ゲーマー編」という名のこの記事、これだけを見てパソコンの購入を検討するのは絶対にやめたほうがいいだろう。


さて、まずはゲーマーPCとは何を指すか。当然、"ゲーマー" と名前についているのでゲームをするためのパソコンと思う方が多いだろうが、ただのゲームではなく、「Microsoft Flight Simulator X」などをバリバリ快適に動かすことのできるハイスペックなパソコンを指すと私は考えている。

では、ゲーマーPCの指すハイスペックとはどの程度の性能を持っていればよいのかという話になる。今回はそれを中心に書いていこうと思う。

まず、強力な処理性能を持ったCPUを搭載していなければ、ゲーマーPCとはいえない。最低でもPentium4 3GHz越え、Pentium D 2.8GHzくらいは欲しいだろう。Core 2 Duo や Core 2 Quad なども良いが、HTテクノロジに対応したものやデュアルコアCPUを搭載していても、マルチスレッド処理に対応したゲームでなければ本領が発揮できないので、どうせなら周波数の大きなものを選びたい。Core 2 CPUなら、周波数が2.4GHz以上のモデルがよい。

次に、強力な画像描写能力を備えたビデオカード。チップの製造元やメーカーは問わないが、現在主流のDDR3 256MB 以上のグラフィックメモリを搭載した GeForce 7600GS や Radeon X1950 Pro くらいは欲しいだろう。当然、最新のゲームを体感するために最低でも DirectX 9.0c以上、DirectX 10 に対応していることが望ましい。

なかなか重要になってくるのが、OSである。最新の DirectX10技術を楽しめるのは Windows Vista だけだ。しかし、パソコンのリソースを標準で大きく消費するため、Windows XP を搭載していたほうが無難ともいえる。安定性の面から見ても、Windows XP Professional が最適だろう。

メインメモリはDDR2規格以上、容量は 1GB 以上 2GB 以下。メモリは多く搭載すればよいというわけでもなく、特に Windows XP 環境下では大容量メモリの管理不足でシステムの安定性が損なわれることもあるという。多すぎても少なすぎてもだめということなのだろう。また、Windows Vista の登場で、メモリ 1GB を搭載したパソコンにも高級感がなくなってきたように感じるが、 Windows XP 搭載のパソコンにおいては 1GB も搭載できれば十分すぎるほどだ。

ネットワーク対戦をする場合は、高速な通信ができる「Gigabit Ethernet」対応のLANポートは欲しい。また最近のゲームは、インストールメディアがDVDで提供されることが多い。ゲームのインストールに必要になる光学ドライブは DVD-ROM以上は必要だろう。

インストールされる側となるHDDの容量については、特にこれといって必要な容量はない。ゲームをインストールできる容量があれば、接続方式やキャッシュの大きさなどは問われない。もちろん、HDDは大きければそれだけ使い勝手がよくなるので、あえて言うなら250GB以上のHDDを搭載しておくとよい。

最後の最後でPC本体の話から逸れるが、ゲーマーPCの場合は周辺機器もかなり重要になってくる。多くの場合ゲームパットが必要になってくるし、ディスプレイも大きく、反応速度の速いものを選ぶ必要が出てくる。つまりは、ゲーマー環境を整えるのは大変ということだ。しかし、パソコンをゲーマー仕様にしたいのならば、多少高価でも良品質のものを選ぶようお薦めする。


----- 編集後記 -----

前回の記事よりはうまくまとまっていたように感じます。とりあえず、今回最も伝えたかったのはハイスペックを極めるなら支出を惜しまないで欲しいということです。

なお 私がメインで使っているパソコン、スペックは以下のとおり

CPU:Core 2 Duo E6600 (2.4GHz、4MBキャッシュ)
GPU:GeForce 7900GT 256MB (玄人志向製)
メモリ:DDR2 667MHz - 512MB×2 (I・O データ製)
Chip:Intel G965 Express (Intel 純正マザーボード)
HDD:250GB×2 (SATAⅡ、16MBキャッシュ、Seagate製)

自作なので、パーツ一つ一つにこだわることができした。どうみてもゲーマー仕様です。なお、以前は Windows XP Media Center Edition 2005 を入れてありました。Windows Vista にて、仮想メモリをオフにしておくとメモリ不足の警告が出てしまいますが、XP環境下では抜群の安定性とパフォーマンスがありました。

なお、もともとは「Intel Viiv」ブランドに準拠させるのが狙いだったのでこのスペックにしたのでした。


関連情報
Microsoft Flight Simulator X 公式ホームページ
Microsoft Flight Simulator X 推奨動作環境
ファイナルファンタジーXI 公式サイト - 動作環境

Microsoft、Visual Studio 2008日本語ベータ2 を配布開始

Microsoft は8月10日、Windows向け統合開発環境の次期版「Visual Studio 2008」の日本語ベータ2版の配布を開始したとのこと。開発者向けWebサイトMSDNからDVD-ROMのイメージ・ファイルをダウンロードできる。

また、ソースコードの変更管理やプロジェクトの作業項目を管理する機能などを提供するサーバー・ソフトウエア「Visual Studio Team System 2008 Beta 2 Team Foundation Server 日本語版」、.NET Frameworkの次世代版「.NET Framework 3.5 Beta 2 日本語版」も同時に公開したとのこと。各ソフトウェアともに、Windows XP/Vista/Server 2003 上で動作する。

記事: ITpro:マイクロソフトがVisual Studio 2008日本語版ベータを配布開始




上の写真のとおり、ファイルサイズは 3.6GB。私も現在ダウンロード中ですが、回線速度が遅いためか異様に時間がかかっています。ベータ版ソフトウェアというのは、それこそ開発途上版ということで安定性とサポートにおける安心感は皆無ともいえるでしょうが、最新の技術を無料で利用できるのがうれしいです。

ところで、動作環境のOSとされている Windows XP/Vista/Server 2003 ですが、64bit版のOS上でも問題なく動作するのでしょうか?
公式の動作環境に 32/64bit などの特別な記載がなかったため大丈夫だとは思うのですが…


関連情報
MSDN Visual Studio 将来のバージョン
MicrosoftがVisual Studioの強化で買収へ(ITpro)
Microsoft、8月リリース月例パッチは9件と予告

オープンソースのソフトウェア UNIX OS の所有権

ユタ州の連邦裁判所は、UNIX OSの正当な所有者は SCO Groupではなく Novell であるとの判断を示したとのこと。SCOは2003年、LinuxはUNIXの違法複製品であると判断したと発表したとのこと。

SCOは同OSをNovellから1995年に買収したと主張、また2003年に、UNIXコードの一部をLinux開発プログラマーのコミュニティーに不正に提供したとして、IBMを提訴しているという。 さらには、Linuxが動作しているあらゆるコンピュータに700ドルを課金しようとし、SCOのOSであるUnixWareよりもLinuxの方が高価になる可能性があったとのこと。

記事によると、この判断は“オープンソース”ソフトウェア運動とLinuxにとって朗報とのこと。といのは、 Linuxは無償で提供されているコンピュータ用OSであり、他ならぬ Microsoft の Windows OSに代わる数少ない選択肢の1つであるからだという。

記事: ITmedia エンタープライズ:[WSJ] UNIXの著作権はNovellにあり――裁判所が判断


オープンソースで開発されている "無料OS" の危機…といったところでしょうか。UNIX系のOS は、先日ダウンロードした「Ubuntu」を持っていますが全く使ったことがないのでわかりません…


関連情報
SCO Group ホームページ
Nintendo DS をハッキングする
米連邦地裁、「UNIXの著作権保有者はノベル」と判断【WSJ】(IT-PLUS)

Gmail成功のカギ、非公式アドオンの許容

Gmailが大成功しているのは、主に同サービスと連係する幅広いアプリケーション、ブラウザアドオン(拡張機能)、スタイル、スクリプト、ブックマークレットのおかげのようだ。というのも、Googleは初めから開発者を放任、非公式のGmailアドオンたちを見て見ぬふりをしてきたとのこと。

これが賢明な選択だったようで、Gmailはあちこちでパワーユーザーやカスタムマニアの支持を得られたようだ。今回の記事では、祝して非公式アドオンの紹介をしている。 記事を見ると、Google開発者まで非公式のGmailアドオンをリリースしていることがわかるから面白い。

記事: ITmedia Biz.ID:“非公式”Gmailアドオントップ10


以前の記事でも書いた記憶がありますが、私は Gmail は使ってはいるものの常用はしていません。そのうちそのうちと言いつつ、なかなか現在の状態から移行できないのが残念です。

さて、記事中で Gmailアカウントをインターネットハードディスクに変える 「GmailDriveファイルマネージャ」というソフトが紹介されていました。これは、Gmailアカウントに添付ファイルとしてファイルを保存するすさまじい Firefox 拡張機能のようです。

Gmail、単体でもおいしい機能満載のようですが、こうしてサードパーティー製のアドオンを許容することで利便性を高めるとは、おそるべし Google です。


関連情報
Googleの技術を活用した「au one メール」
ビデオ配信サービス Google Video、Youtube との違いがなくなった
Googleのマルウェア警告機能―国内サイトにも警告

2007年8月13日月曜日

「StarSuite 8」が無料化、Googleパックに―

Googleは8月11日、Googleデスクトップなどのソフトを無料で一括インストールできる「Googleパック」に米Sun Microsystems製オフィススイート「StarSuite 8」を追加したとのこと。StarSuiteは、Sun Microsystemsが開発した日本語版のオフィススイートで、各機能ともにマイクロソフトの Officeシリーズとも互換性が高いとのこと。

記事: Sunのオフィススイート日本語版「StarSuite」も無料に──Googleパックに追加


7月半ばに総合セキュリティソフトが無料化されましたが、今度はオフィススイートまでもが無料化してしまいました。オフィスソフトがオンラインアプリへと移行しつつあるようですが、 このようにデスクトップ上に生き残ってゆくソフトもあるのではないか、と 思う今日この頃です。

調べてみたところ、Star Suite 開発者である Sun Microsystems のホームページから「Star Suite」単体のダウンロードはできませんでした。どうやら、現在は Google パック経由で入手するしかないようです。


関連情報
Google パック - ダウンロードページ
StarSuite 8 概要 - サン・マイクロシステムズ
キングソフト、広告モデルで完全無料の総合セキュリティソフトを提供

違法なファイル共有・ダウンロード――違法性の意識は?

先週、EU の欧州委員会が EU加盟国27カ国およびアイスランド、ノルウェーの9~10歳の子供と 12~14歳の子供を対象に調査を行ったとのこと。

調査の内容は インターネットと子供の安全に関することで、子供のインターネットの利用目的で特に多かったものは、オンラインゲームと興味のあることに関する情報の入手であったという。ほとんどの子供が、インターネット上の情報が "必ずしも正確とは限らない" という事実を認識していたという。

年長の子供の間では、コンテンツのダウンロードが浸透していた。そして大半のダウンロードが違法であることを知りながらも、「違法なのかよく分からない」「みんなやっている」「CDやDVDは高過ぎる」などの理由から違法性を過小評価している様子が伺えるようだ。

記事: 違法ダウンロードは「みんなやっている」――多くの子供が正当化


「違法なのかよく分からない」「みんなやっている」「CDやDVDは高過ぎる」…どれも、気持ちは本当によくわかります。特に、「CD/DVD は高過ぎる」は切実です…

ファイルの共有については、何も難しいことはないです。たとえ自分が買ったものだとしても、「著作者の権利を侵害した」と "認められれば違法" になります。ただし、著作者がその権利を放棄した場合などはこの限りでなく、場合によっては著作者がコンテンツを広める目的で共有を推奨するなどということもあります。

極端な例ですが、たとえば私が小説を書いて、私自身が作品を広める目的で Winny や Share 等のファイル共有ソフトを使用して、ファイルをネットワーク上に流した場合などは事実上「著作権を放棄」したようなものということです。

つまり、ファイルを共有したい場合は著作者の許可を得ることさえできればいいということだと思います。その「許可を得る」という行為が煩わしく感じるなら、ファイルの共有などはしないほうがいいのでしょう。


関連情報
欧州委員会の報告書(PDF文書形式)
Google 検索 - 違法ダウンロード

お問い合わせフォームへのリンクを追加

本日午後6時30分より、当サイトにお問い合わせフォームへのリンクを設置いたしました。

さて、サイトを立ち上げて早くも25日が過ぎました。公開している投稿記事数は、一日に三回更新しているため本日で75投稿に達する予定です。先日設置したアクセスカウンターは、約半月で500カウントを越え、なんというか成果が数字となっているような気がします。これも、当サイトを訪れてくださっている方々のおかげです。

メールフォームへのリンクですが、アクセスカウンターの下にある、アヤシイ(?)紙飛行機の画像をクリックしてください。なお、なお、当サイトは「フォームズ」の提供するメールフォームを使用しております。紙飛行機の絵、後ろの方が少々ずれているようにも見えますが、そこは気にしないということで…

なお、お問い合わせフォームへリンクの位置や仕様は予告なく変更することがあります、ご了承ください。

2007年8月12日日曜日

ビデオ配信サービス Google Video、Youtube との違いがなくなった

米Googleは、自社のビデオ配信サービスである Google Video にて提供していた動画コンテンツの販売およびレンタルを、8月15日で終了するとのこと。同社はこの措置の理由として、「すべてのGoogleのサービスを改善するため」と説明しているようだ。

動画共有サービスのYouTubeを買収後もGoogle Videoを存続させてきた同社だったが、今回のサービス終了にて、両者の明確な違いがなくなってしまったとのこと。

記事: ITmedia News:Google Videoのコンテンツ販売、終了


Google Video Store 、どうやら以前より不評だったようです。Googleのサービス改善措置は賢明といえますね。そもそも私は、このような有料動画配信サービスというのは利用したことがないのですが…

おそらく今後は Google Video と Youtube が合併して、完全無料の動画共有サービスになるのだと思います。なお、最近 Youtube が日本語対応になりましたが、対する Google Video は現在 日本語非対応となっているようです。


関連情報
Google Video
Googleのマルウェア警告機能―国内サイトにも警告
Google 携帯の登場か?

Windows Live Messenger、ファイルの共有機能が復活した?

Windows Live Messenger 8.1 ――先日はファイルの共有機能が消えていたようですが、先ほど使用してみたところファイル共有機能が使えるようになっていました。俗に言うただのバグだったのでしょうか?設定項目ごと消えてしまうなんて、信じられないですね…

本当に、いったい何が起こっていたのでしょうね…


関連情報
Windows Live メッセンジャー - MSN メッセンジャー公式ページ
Windows Live Messenger、ファイルの共有機能が消えた?

Windows Live Messenger、ファイルの共有機能が消えた?

私は主にメッセンジャーソフトとして Windows Live Messenger 8.1 を使用しているのですが、先日からファイルの共有機能が使用不可能な状態となっております。 通常の「ファイル送信」という機能は使うことができるのですが、Live Messenger のオプション設定から「ファイルの共有」に関する項目が消えてしまったほどです。 話題のメッセンジャーを介して感染するウィルスやマルウェアが原因………ではないことを祈ります。 それにしても、本当にどうしてしまったのでしょう。

実は友人の間でも同じような現象が起こっているとのことで、これは単に大規模ネットワークの接続障害に関する問題が起きているとかではなく、 "誰か" が "意図的" にファイルの共有をさせないような処置を講じている可能性もあります。その " 誰か " が、Microsoft である可能性が高いとにらんでいるのが私です。

Google 検索 - Windows Live Messenger ファイル共有機能が消えた

Google にて 上のように 検索したところ、 残念ながら それらしい記事は見つけられませんでした。


関連情報
Microsoft、「Windows Live」ブランドの拡大へ…
Microsoft、Xbox360 を 最大50ドル値下げ
Windows Vista Capable、Aeroが使えないのは問題

2007年8月11日土曜日

セキュリティ管理に夏期休業はない

Check Point ソフトウェア テクノロジーズ が、夏期長期休業で経営者や社員が注意すべきセキュリティのチェック項目を公開したとのこと。今月はお盆明けの15日に、Windows Update より月例Windows更新プログラムの配布が予定されている。こちらも、ぜひチェックしておきたい。

記事
ITmedia エンタープライズ:マルウェアに休みはない――夏休みのセキュリティ対策は大丈夫?
Check Point ソフトウェア テクノロジーズ News Letter:休暇明けのセキュリティ・チェックを忘れずに


Check Point ソフトウェア テクノロジーズ、基本的なファイヤーウォール機能を無料で提供する 「Zone Alarm」 の開発で有名なソフトウェアメーカーですね。

話は変わって、今年の6月半ばに無料版の「Zone Alarm」が Vistaに正式対応したというので、早速使ってみようとフリーソフト紹介サイトからダウンロードしたのですが、言語は英語のみサポートで、しかもしばらくしたら各サイトからのダウンロードができなくなってしまいました。さて、何が起こっているのやら…


関連情報
Microsoft、8月リリース月例パッチは9件と予告
Windows Vista における avast! Home Edition の不具合
Googleのマルウェア警告機能―国内サイトにも警告

Windows Vista Capable、Aeroが使えないのは問題

「Windows Vista Capable」および「Express Upgrade」プログラムは、消費者をだまして、Vistaの最も基本的なバージョンしか動かないPCを買わせるものなのか――この訴訟問題を扱う法廷闘争、第1ラウンドは Microsoft の敗北で終わったとのこと。

ワシントン州カマノアイランド在住の原告ダイアン・ケリー氏が Microsoft を相手取って起こした訴訟で、「Microsoftのマーケティングは消費者保護法に違反しており、不当な誇大広告で、連邦保証法に反している」との意見を表明しているようだ。

なお、この訴訟の棄却を求めたMicrosoftの請求は退けられ、Microsoftが連邦保証法に違反しているかどうかの判断は保留、約2週間後にこの問題についての判決を書面で発行するとのこと。

記事: ITmedia エンタープライズ:「Aeroが使えないVista Capable」めぐる訴訟、MSが黒星


どうやら、Windows Vista に関する有名な訴訟のようです。私に言わせると、Windows Vista 搭載PCの推奨メモリ容量は 2GB 以上なので、「Vista Premium Ready」というパソコンの用件も修正したほうがいいと思います。

パソコンの性能が劇的に高くなってきている今日この頃。その機能を生かすという意味では Windows Vista も悪くはないです。しかし、「たくさん売ること」だけを目的にしているように感じる Microsoft のマーケティング、問題は根深いでしょう。「そのやり方を続けていては、OSソフトウェア産業が成り立たないのでは?」とコメントしておきます。


関連情報
Windows 搭載パソコン、10億台へ
中国で Windows Vista の価格引下げ、海賊版対策か
Vistaの「成長痛」で、XPにまだまだ居場所あり

Windows の最適なセットアップ手順

パソコンをセットアップするとき、以下の手順を意識して実行することを推奨します。

①Windows 本体をインストール
②最新の Service Pack (以下SP)をインストール
⇒ すでに最新SP が適用されている、または SP がリリースされていない Windows の場合は、この操作は不要です。

③必要なら、ネットワークドライバをインストール
⇒ すでに Windows がネットワークに接続できる場合は、この操作は不要です。

④Windows Update を実行し、最新の更新プログラムをインストール
⑤チップセットドライバをインストール
⇒ マザーボードに付属しているディスクを使用するか、またはメーカーのサイトにて公開されているドライバファイルを入手、Windows に適用します。 ビデオドライバだけは、あとでインストールします。

⑥最新の DirectX をインストール
⇒ Microsoft のサイトにて配布されている DirectX セットアップツールを使用して、最新のDirectX ランタイムを Windows に適用します

⑦ビデオドライバをインストール
⇒ ビデオカードやマザーボードに付属のビデオドライバを Windows に適用します。

⑧各種デバイスのドライバをインストール
⑨セキュリティソフトをインストール
⑩各種アプリケーションソフトウェアをインストール


ご存知の方もいると承知ですが、いくつか補足です。(平成19年8月11日現在)

Windows の中でもっとも普及しているとされる Windows XP のSPですが、最新はver2となっており、またWindows Vista については SP は未リリースです。


関連情報
Microsoft、8月リリース月例パッチは9件と予告
メーカー製パソコン - Windows Vista の おいしい話 -
「VVindows Update」にご用心

2007年8月10日金曜日

Microsoft、8月リリース月例パッチは9件と予告

Microsoftが、同社のセキュリティ情報公開サイト「TechNet」にて、8 月 15 日に公開を予定している 9 件の月例更新パッチおよびそれに関するセキュリティ情報の事前通知を公開した。

悪意のあるリモートコードを実行されてしまう可能性の高い問題を修正するプログラムが多く、また今回の月例パッチとともに、「Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の最新バージョンも提供される予定だという。

記事: マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2007 年 8 月


今日の明け方、 Windows Vista を最適な手順でセットアップしました。最適なセットアップ手順については、市販のPC自作マニュアルなどにおいてもよく語られている定番のものですが、後日記事を書きたいと思います。 また、先日ひっそりと公開された更新プログラムが Windows Update を介して配布されるかどうかもチェックしていきたいと思います。


関連情報
Windows Vista、ひっそりと公開された更新プログラムを適用してみた
Windows Vista における avast! Home Edition の不具合
中国で Windows Vista の価格引下げ、海賊版対策か

ついに出ました新型iMac!

さて、すっかり遅くなりましたが新型 iMac に関する記事を書きたいと思います。


各ニュースサイトでも話題になっているように、Apple が8月7日に行ったイベントにて新型iMacを発表したとのこと。Mac関連の老舗の情報サイトであるThink SecretとAppleInsiderの「新型iMac登場」との予想は的中したようだ。

公式サイトいわく、「新型iMacは、全てのモデルを一新し、なめらかなアルミニウムの20インチと24インチのデザインへと生まれ変わった」とのこと。写真を見ればわかるが、その酸化皮膜処理されたアルミニウムのボディは驚くほどスリムなデザインだ。どこにどのパーツが組み込まれているのか想像できない。

最上位モデルが Intel Core 2 Extreme (2.8GHz)を搭載している。デスクトップ向けの Core 2 Extreme は周波数は 2.93GHz なので、iMac に搭載されているのはモバイル向けに開発された Core 2 Extreme の可能性があるかもしれない……と、思って調べてみたところ有効な情報があった。どうやらCPUについては、モバイル向けのものを使用しているようだ。

モバイル向けラインナップ Core 2 Extreme - Wikipedia

通常構成では、最上位モデルを除いて1GB の PC-5300 DDR2 メモリを搭載している(最上位は標準構成で 2GB)。特別な記述はないが、「SO-DIMMメモリ」こと、ノート用のメモリを採用している可能性が高い。こちらは最大 4GB まで拡張可能のようだ。

グラフィックプロセッサは、最下位モデルがATI Radeon HD 2400 XT でビデオメモリは128MB、それ以外のモデルは ATI Radeon HD 2400 XT でビデオメモリが256MB とのこと。

標準構成価格について、最下位モデルは 159,800円、最上位モデルは 299,800円となっている。仮にも Core 2 Extremeを搭載していながら 30万円を切るという最上位モデルの価格には驚きを隠せない。


関連情報
アップル - iMac ホームページ
アップル - ニュースリリース

Windows Vista、ひっそりと公開された更新プログラムを適用してみた

各ニュースサイトでも話題になっているように、Windows Vista のパフォーマンスを大幅に向上させる更新パッチが公式にリリース、Microsoft のダウンロードセンターにてひっそりと公開されました。

公開された更新プログラムは二件で、現時点ではダウンロードセンターからのダウンロードのみ可能。近々Windows Update を介して配布されるかもしれません。

 
まずは、ダウンロードセンターから更新プログラムを入手。 更新プログラムを手動インストール、完了後 再起動が必要になった。


「avast Antivirus」の不具合のせいで Windows Vista の再セットアップに追い込まれたので、Windows インストール後、更新プログラムを適用する段階で二つのパッチをインストールしました。

インストールする前と、した後とで何か変化があったかというと、特に大きく変わったところは見られません。「特定の環境化で発生する問題の修正・最適化」ということで公開されたパッチのようなので、私のパソコンには関係ない更新ファイルだった可能性もあります。


関連情報
Microsoft、Windows Vista のパフォーマンス向上パッチ公開か
MS、Windows Vistaのアップデートリリース(ITmedia)
Windows Vista における avast! Home Edition の不具合

2007年8月9日木曜日

中国で Windows Vista の価格引下げ、海賊版対策か

Microsoftは中国で、Windows Vistaの価格を半分以下に値下げしたとのこと。値下げは8月1日から実施され、最下エディションの Home Basic の小売価格は1521元から499元(66ドル)に、一般家庭ユーザー向けの Home Premium は1802元から899元に改定されたとのこと。

今回の価格引下げは、海賊版の温床となっている中国で正規版を普及させる政策とのこと。

記事: ITmedia News:[WSJ] Microsoft、中国でWindows Vistaを値下げ


記事中には、ビジネス向けのエディションである Windows Vista Business の値下げ価格についての記述がなかったので、Vistaの全エディションにて価格が引き下げられたわけではないかもしれません。


関連記事
ダンボールのPCパーツ? 中国のニセモノ事情とは
メーカー製パソコン - Windows Vista の おいしい話 -

Let's Note W5 シリーズ - モバイラーの最高ステータス -

モバイルノートを選ぶとき、松下電器産業の「Let's Note」という選択肢は外せない。堅牢かつ軽量という相反するファクターを高次元でまとめ上げたビジネスモバイルノートの先駆者であり、ライバルメーカーの製品で同シリーズの影響を受けていないものはないからだ。

記事: IT-PLUS:元祖タフ&ライトの安心感・レッツノートライトW5


先日モバイラーの夢「ダイナブック SS シリーズ」についての記事を書きましたが、「Let's Note」抜きでモバイルは語れません。「Let's Note W5 シリーズ」、まさにモバイラー最高のステータスです。

Let's Note、私の知っている限り、過去から現在に至るまで搭載したOSはすべてビジネス向けのWindowsです。Windows 2000、XP Professional、Vista Business、どれも各世代において上位に位置するエディションであり、しかも全モデルがこれらを搭載するということは性能の高さを象徴しているといえるでしょう。

さて、今夏モデルの Let's Note は実売価格が25万円前後とやはり高いです。しかも Vista搭載 のモバイルノートPC 、例によって「グラフィック能力はぎりぎり」と見えます。もしも購入するなら、GPU負荷の低い Windows XP 搭載のBTOモデルを選びたいところです。

聞くところによると、Let's Note は液晶の質が相当悪いようです。記事中でも、コントラストが低く視野角が狭い液晶の品質向上が課題と指摘しています。工夫された高品質で完璧なモバイルノートとして、液晶の質にも期待したいです。

関連情報
Panasonic Let's Note 公式ホームページ

PSP-2000――ハードウェアに見る新型PSPの変更

今年9月20日に発売予定の薄型・軽量の新型 PSP――「PSP-2000」。発売に先駆けて本体を詳しく見ることができたようで、従来の PSP(PSP-1000)との比較も含め、本体のハード面を中心に仕様をチェックしてみたとのこと。

まず、PSP-2000の最大の特徴となる、本体の薄型・軽量化について。厚さについては、PSP-1000 が約23.0ミリだったのに対し PSP-2000 で約18.6ミリと、4.4ミリも薄くなっているとのこと。また、PSP-1000 の重量 約189グラムと比べて驚くほど軽く、バッテリーうを外した PSP-1000 よりも軽いとのこと。

液晶や液晶周りのボタン類は大きな変更がないものの、側面のスイッチやコネクタ、メモリースティックDuoスロットの位置や形状が変更されているとのこと。特に、拡張コネクタは PSP-2000 で追加された新機能の中でも最も注目されている、映像出力機能を実現するための変更が施されているという。

UMDドライブは手動開閉仕様になり、UMD を "挿入する" 従来の形状から "放り込む" ような形状になったという。

バッテリーパックは従来のものより薄くなっているようで、気になるバッテリー容量は1200mAhと、PSP-1000 の標準バッテリーパック(容量1800mAh)に比べ 2/3 に減っている。とはいっても、搭載されているデバイス類の省電力化が進んだことで、バッテリー容量が減ってはいるもののバッテリー駆動時間に大差はないとのこと。なお、従来のバッテリーパックを取り付けることが可能だが、厚みの関係でそのままではカバーが閉まらないという。

PSP-1000 に搭載されていた赤外線ポートは、一度も使われることがなく終わると判断されたためかPSP-2000 では省かれているようだ。

記事: ITmedia +D Games:新型「PSP-2000」徹底検証――本体ハード編


希望小売価格は19800円と、従来の PSP-1000 と変わりないようです。聞くところによると、PSP-2000 のファームウェアは「3.60」がデフォルトとのことです。

個人的に気になるのは、PSP-2000 において "エミュレータが使えるかどうか" だったりします。おそらく、PSP-1000用に作られたエミュレーションソフトなどは PSP-2000 において動作することはないでしょう。しかし、新しいソフトウェアや改造ファームウェアが開発されれば、PSP-2000 でエミュレータが使える日が来るかもしれません。

PSP-2000…初期ロットが不良という可能性は高そうですが、それを覚悟でなんとなく購入を検討中です。かねてより追加機能として要望が高かったとされるTV出力機能とワンセグ視聴機能(オプションのチューナーが必要)が追加されたのは非常に興味深いです。


関連情報
PSP®「プレイステーション・ポータブル」公式ページ
新型「PSP-2000」9月20日に発売。ワンセグチューナーも登場(ITmedia)
SCEA、スリムで軽い新型PSP「PSP-2000」を発表9月に日本、米国、欧州で発売へ(GAME Watch)

2007年8月8日水曜日

「競争は始まったばかり」――“謙虚”な孫社長

ソフトバンクが8月8日に発表した2007年度第1四半期(4~6月期)連結決算は、経常利益が512億円で、前年同期比96.8%増とほぼ倍増したとのこと。昨年5月から連結子会社化した、ソフトバンクモバイルの携帯電話事業が貢献したようだ。

好調な決算を発表したにも関わらず、慎重で謙虚な発言に終始した孫社長。「謙虚にしないと叩かれるから、少しずつ大人になろうとしている(笑)。実績が出てきて余裕が出たのかもしれない。他社もがんばっているので、油断はできない」とのこと。

加入者間の通話が時間限定で無料になる「ホワイトプラン」シリーズも好調という。対抗するKDDIやNTTドコモの料金半額プランなどは一番安くても1800円以上。高いものだと3000~4000円するのに対し、ホワイトプランは誰でも980円と他2社の半額プランの更に半額とのこと。

記事: ITmedia News:「競争は始まったばかり」と“謙虚”な孫社長 ソフトバンク好調


私の携帯電話は旧Vodafone V604SH なのですが、非3G携帯でもホワイトプランへの加入は可能とのことです。近いうちに都合をつけて変更手続きに行きたいと思っています。


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Skype 3.5 正式版が公開

Skypeは8月8日、Windows版Skype 3.5を正式公開したとのこと。このソフトウェアは、Webサイトから無償でダウンロードできる。

今回のバージョンから、DailymotionMetacafe といった動画共有サイトの動画を、チャットの最中に流したり自分のムードメッセージ部分に設定したりできるようになったとのこと。また、ビデオ通話中に相手の画像をキャプチャして静止画として保存できる機能も追加されたという。

電話としての機能の追加は、通話を着信転送できるようになったようだ。他のSkypeアカウントに転送できるほか、有料サービス版の 「Skype Pro」 契約者であれば、固定電話や携帯電話などへも転送できるという。

記事: ITmedia Biz.ID:Skype 3.5正式版公開──着信転送が可能に


先日パソコンを再セットアップし、早速最新のスカイプをインストールしてみました。もっとも、Skype 自体あまり使わない上、Youtube や ニコニコ動画以外の動画共有サイトには行ったことがないため、今回の追加機能である動画設定などは使うこともないでしょう。

なお、今回のバージョンから追加された「着信転送機能」については、Mac版Skypeではすでに実装されていたようです。


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Skype ホームページ
Mac版Skype、Windows版にはない新機能「着信転送」実装

サムスン電子、「大規模リストラ」の影に人材管理の危機

サムスングループが大規模なリストラに乗り出したとのこと。

韓国のメディアの関心を集めているのは、11年ぶりに実施されているサムスン電子への税務調査や、希望退職という名目で進められている人員削減、役員の世代交代といった一連の動きだという。

朝鮮日報や東亜日報の記事は、「管理のサムスン」から突然「自由にのびのび発想し力を発揮できる」と思わせる創造経営環境を作ろうとしたのがすべての悪化の始まりだと指摘しているとのこと。

記事: IT-PLUS:サムスン電子の大規模リストラ、本当の危機は人材管理【コラム】


管理人の緋池の情報収集不足で当サイトでのお伝えが遅くなりましたが、韓国サムスン電子は先日、現地時間8月3日に起きた停電により半導体・フラッシュメモリ製造ラインの停止を余儀なくされ、大きな損害をこうむったとのこと。

半導体・フラッシュメモリの供給において大きな力を持つとされるサムスン電子。これからどうなってしまうのでしょうか…


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世界携帯端末出荷台数、SamsungがMotorolaを抜いて2位
サムスン 製造ライン 停止 - Google 検索

2007年8月7日火曜日

Microsoft、Xbox360 を 最大50ドル値下げ

米Microsoftは8月6日、「Xbox 360」を値下げすると発表したとのこと。20GBのHDD搭載・最も人気の高い「Xbox 360 Premium エディション」は 50 ドル引き下げ 349.99 ドルに、HDDなし・安価モデルの「Core エディション」は 20 ドル引き下げ 279.99 ドルに、120GBのHDDを搭載・最上位の「Eliteエディション」は 30 ドル引き下げ 449.99 ドルに価格改定されたとのこと。 この価格が適用されるのは8月8日からとなっているようです。

これら3機種にはハードドライブの有無のほかに、大きさ・コントローラーがワイヤレスかどうかなどの違いがあるとのこと。ソニーが「プレイステーション3」の価格を100ドル引き下げ改定したのに影響されたと見られる。

Xbox 360 と競合するソニーの PS3 は 80GB HDD 搭載版が599ドル、60GB版が499ドルとのこと。また、任天堂のWiiは249ドルとのこと。

記事
ITmedia News:Xbox 360、50ドル値下げ
IT-PLUS:マイクロソフト、Xbox360を8日から値下げ【WSJ】


Microsoft の関係者は「Xbox の値下げは数カ月前から検討していた」とコメントしているようですが、PS3の値下げに触発されたのは間違いないでしょう。いずれにしても、競合製品に対抗して価格を下げたのは賢明なことに感じます。


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常識を覆すショップブランドノートPC、TWOTOP「VIP Note LX」

VIP Note-LX E6624/DRV/795SLI-CVは、PCパーツショップでおなじみの「TWOTOP」が、コアゲーマー向けに用意したハイスペックノートPCだという。17インチワイド液晶を搭載し、厚さが最大60ミリ、重量が約5.4キロと、ノートPCにしては異常なまでに大きく重い。

使用されているパーツの中には、デスクトップ向けのものもあるという。CPUは「Core 2 Duo E6600」、チップセットはIntel P965 Expressが搭載されており、FSB は 1066MHz と、通常のノートパソコンFSB 667MHzと比べると二倍近く高い。

また、NVIDIAのノートPC用グラフィックスチップ「NVIDIA GeForce Go 7950 GTX」が2基搭載されており、しかもそれぞれに512Mバイトずつのグラフィックスメモリがあるという。おそろしく高い描写機能を持つことだろう。

BTOメニューにより2基のHDDでRAID(0/1/5)を組んだり、最大3基のドライブを搭載して合計480Gバイト(160Gバイト×3)の構成にすることも可能という。搭載可能OSはWindows XP Home Edition/Professional/Media Center Editionの3種類となっており、Windows Vistaはサポートの対象外。これは、Vista がグラフィックスカードのSLI接続をサポートしないためとのこと。

記事: ITmedia +D PC USER:このノートPCはバケモノかっ!?――TWOTOP「VIP Note LX」


おそるべし「VIP Note LX」。「ノートパソコンには、スペックよりも携帯性を…」と、考える私にとっては決して欲しいと思うような製品ではありませんが、一度触ってみたいですね。DirectX 技術などをふんだんに使ったゲームなどにおいては、きっと性能を十分に生かせるでしょう。

それにしても、標準構成価格が35万9800円とは、どうみてもハイエンドデスクトップPCを買ったほうがコストパフォーマンスが良いでしょう…


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ブレードサーバ購入権限に当選

8月1日にお伝えした、IBMは創立70周年記念「SSDを70円で購入できるキャンペーン」についての追加情報です。会社の部署名義でブレードサーバを二台分のSSDを申し込んだ結果、見事先着100名に当選。 " 対象のブレードサーバと同時購入の場合、70円でSSDを購入する権利 " を獲得いたしました。

しかし あとから、予算の都合上ブレードサーバが購入できないことが判明。それに合わせてSSDの購入もできなくなってしまいました。なんと言うべきか非常に残念ですが、予算がないのですから仕方がありません。今回当選した「SSD購入権利」についても、棄権というかたちに収まりました。


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