2007年8月27日月曜日

中国のある企業、Seagate買収に関心を示している?

New York Timesは8月25日付で、ある中国のIT企業が米HDDメーカーSeagateの買収に関心を示していると報じたようだ。なお、中国企業の社名については明かされていない。

Seagateは、過去7年間世界最大手のHDDメーカーの地位を占めている米国企業で、世界のHDD市場で約30%のシェアを占めているとのこと。記事上では、Seagateのような業界最大手のIT企業が中国に移ることで、国家安全保障上のリスクが生じるのではないかという懸念が高まっていると報じられている。

記事: ITmedia News:「中国企業、Seagate買収に関心」の報道


記事中で、あるITリストが「多くの国がIT開発で米国を追い越したいという考えや野心を持っているのではないか?」との投げかけをしています。

やはり現在「世界は米国を中心に動いている」わけですが、物価が安いことから外国企業製品の生産を一手に引き受けることもあるアジア諸国の企業が増えている現在、次世代の世界の中心が米国からアジアの国に移るのは時間の問題かもしれません。


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