2007年8月14日火曜日

オープンソースのソフトウェア UNIX OS の所有権

ユタ州の連邦裁判所は、UNIX OSの正当な所有者は SCO Groupではなく Novell であるとの判断を示したとのこと。SCOは2003年、LinuxはUNIXの違法複製品であると判断したと発表したとのこと。

SCOは同OSをNovellから1995年に買収したと主張、また2003年に、UNIXコードの一部をLinux開発プログラマーのコミュニティーに不正に提供したとして、IBMを提訴しているという。 さらには、Linuxが動作しているあらゆるコンピュータに700ドルを課金しようとし、SCOのOSであるUnixWareよりもLinuxの方が高価になる可能性があったとのこと。

記事によると、この判断は“オープンソース”ソフトウェア運動とLinuxにとって朗報とのこと。といのは、 Linuxは無償で提供されているコンピュータ用OSであり、他ならぬ Microsoft の Windows OSに代わる数少ない選択肢の1つであるからだという。

記事: ITmedia エンタープライズ:[WSJ] UNIXの著作権はNovellにあり――裁判所が判断


オープンソースで開発されている "無料OS" の危機…といったところでしょうか。UNIX系のOS は、先日ダウンロードした「Ubuntu」を持っていますが全く使ったことがないのでわかりません…


関連情報
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米連邦地裁、「UNIXの著作権保有者はノベル」と判断【WSJ】(IT-PLUS)

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