2007年8月31日金曜日

単体でCross Fire、GECUBE HD2600XT X2 GEMINI 3

ITmediaの記事によると、GECUBEは8月31日、1枚だけでCrossFireが可能な「GECUBE HD2600XT X2 GEMINI 3」を出荷開始したとのこと。一つの基板上にRadeon HD 2600 XTを二基搭載しているというこの製品は、将来的には“クアッド”CrossFireにも対応する予定とのこと。

コアクロックは800MHzでメモリクロックは1GHz、メモリバス幅は128ビット。HDCPに対応したデュアルリンクのDVI端子を2つ用意しており、1枚のGemini 3で4つのDVI出力に対応するとのこと。HDMIアダプタを用いることで、映像と5.1チャネルサラウンドサウンドの出力も可能になるようだ。

「将来、対応するドライバとマザーボードが登場すれば、Gemini 3の2枚差しでクアッドCrossFireも可能になる」と紹介されているのも見所だ。搭載するビデオメモリ(DDR2)の容量によって1Gバイト版と512Mバイト版が用意されるとのこと 。

記事: ITmedia +D PC USER:GECUBE、“デュアル”Radeon HD 2600 XTカードを出荷開始


そういえば、CPUの省電力化というのはよく耳にしますが、GPUの省電力化というのはあまり聞いたことがないです。最近のグラフィックボードは、わざわざ電源ユニットからケーブルで電力供給しないとならないものも多いので、それだけ消費電力が高いと見れます。NVIDIAのSLI、AMD(旧ATI)のCrossFireのようなグラフィックボードの複数枚使用をするとなると、私だったら消費電力の増大が心配になります

なお、現在 私はGeForce 7900GT を搭載した「GF7900GT-E256HW」を使っているのですが、性能的にも機能的にも満足してます。常にGPUに負荷がかかるよう設計されているというWindows Vistaも普通に動いているし、パソコンでHD映像の処理をしているわけでもないので、おそらく今後しばらくはグラフィックボードを購入せずに済みそうです。「GF7900GT-E256HW」については、以下の関連情報から詳しく見ることができます。


関連情報
GECUBE - ホームページ(英語)
GECUBE HD2600XT X2 GEMINI 3 - 製品情報(英語)
ASUS「EAH2600XT D4」で“GDDR4”Radeon HD 2600 XTの実力を知る(ITmedia)

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