2007年8月11日土曜日

Windows Vista Capable、Aeroが使えないのは問題

「Windows Vista Capable」および「Express Upgrade」プログラムは、消費者をだまして、Vistaの最も基本的なバージョンしか動かないPCを買わせるものなのか――この訴訟問題を扱う法廷闘争、第1ラウンドは Microsoft の敗北で終わったとのこと。

ワシントン州カマノアイランド在住の原告ダイアン・ケリー氏が Microsoft を相手取って起こした訴訟で、「Microsoftのマーケティングは消費者保護法に違反しており、不当な誇大広告で、連邦保証法に反している」との意見を表明しているようだ。

なお、この訴訟の棄却を求めたMicrosoftの請求は退けられ、Microsoftが連邦保証法に違反しているかどうかの判断は保留、約2週間後にこの問題についての判決を書面で発行するとのこと。

記事: ITmedia エンタープライズ:「Aeroが使えないVista Capable」めぐる訴訟、MSが黒星


どうやら、Windows Vista に関する有名な訴訟のようです。私に言わせると、Windows Vista 搭載PCの推奨メモリ容量は 2GB 以上なので、「Vista Premium Ready」というパソコンの用件も修正したほうがいいと思います。

パソコンの性能が劇的に高くなってきている今日この頃。その機能を生かすという意味では Windows Vista も悪くはないです。しかし、「たくさん売ること」だけを目的にしているように感じる Microsoft のマーケティング、問題は根深いでしょう。「そのやり方を続けていては、OSソフトウェア産業が成り立たないのでは?」とコメントしておきます。


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