2007年12月14日金曜日

サイトの更新について

さて、お引越ししたのでインターネットが使えなくなってしまいました…

復旧には結構なお時間を要する模様です…

しばらく更新お休みします…(泣)

管理人 緋池悠三


追記
休んでいた間の記事も、復旧次第書きたいと思っています。
高更新率というのは維持したいですから(笑)

2007年12月9日日曜日

ブログ限界論

ニュース記事
ブログはつまらなくなったのか?・「ブログ限界論」を検証する - IT-PLUS

 「最近ブログつまらなくないですか?」そんな書き出しで始まるあるイベントの開催告知がブロガーの間で波紋を広げた。イベントのタイトルは「ブログ限界論」。この刺激的な問題提起に、ブログ上で議論が沸き起こった。30以上のエントリー(記事)がアップされ、イベントには100人を超える参加者が集まった。ブログ元年と呼ばれた2004年から3年。ブログを取り巻く環境はどう変わったのか、そしてブログは本当に「限界」なのだろうかを考えてみた。(ガ島流ネット社会学)


- このニュースの感想 -

 ときどき思うのですが、そもそもブログって誰が誰のためにやるものなのでしょうね。私はこのサイトを、もともとはパソコンに友人複数名に、同時に情報を発信するツールとして設立しました。

 まぁ…実際は毎日のIT関連ニュース記事を読んで、感想などを書くことが更新要素となっているわけですが……。私の場合は、自分のためにやっているという色合いが強いですね(笑)

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悪用される動画共有サイト

ニュース記事
「アダルト」以外にも注意、おもしろサイトや偽YouTubeにも「わな」 - ITpro

 セキュリティベンダーの英ソフォスは2007年12月6日、11月から12月にかけて、悪質なプログラム(ウイルス)をインストールさせる危険なサイトが急増しているとして注意を呼びかけた。従来のようなアダルトサイトに見せかける手口に加えて、面白い動画を提供するサイトや動画投稿サイト「YouTube」に見せかける手口なども増えているという。

 攻撃者が使う常とう手段は、「わなサイト」をアダルトサイトに見せかけること(図1)。ウイルスをアダルト動画やコーデック(動画を再生するために必要なプログラム)に見せかけて、ユーザーに実行させようとする。

 わなサイトへの誘導には迷惑メールが使われる。そのほか、SEOを駆使して、ユーザーがアダルト関連のキーワードで検索した場合に、検索結果の上位に「わなサイト」が表示されるようにする手口も増えているという。


- このニュースの感想 -

 動画や音楽などのコンテンツを利用するために必要になる"コーデック"や"ライセンス"など、比較的安全そうで実は危険であるものはたくさんありますね。

 Youtube自体は単なる動画共有サイトですが、動画のアップロード者の情報などにあるリンクはYoutubeの外にリンクしていることも多いでしょうし、気を付けて利用したいですね。

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10万円以上するPCパーツ

ニュース記事
アキバに10万円超のパーツが続々、ボーナスの使い道は? - ITmedia +D PC USER

 冬のボーナスシーズンは12月中旬に始まり、そのまま年末年始につながるが、その兆しはすでに見えている。今週からハイエンドクラスのパーツやPC一式を購入するユーザーが増えたと、多くのショップが語る。この流れを読んでか、これまで再入荷待ちだった高級パーツが再び店頭をにぎわすようになってきた。

 フェイス パーツ館にはインテルのCore 2 Extreme QX9650が再入荷しており、据え置きの12万9970円で売られている。「初回に比べて潤沢に入荷しましたが、ボーナスシーズンということもあり、もしかしたらまた売り切れるかもしれません」(同ショップ)とのことだ。

 そして、今週の金曜日には、複数のショップにさらに高価なパーツが入荷した。MTRONの3.5インチ型SSD「MOBI3000 MSD-SATA3035064」で、価格は16万9800円。在庫はやや少数だ。




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2007年12月8日土曜日

Intel X48搭載マザーボード?

ニュース記事
未発表のX48チップセット搭載マザー?が展示中、MSI製

 Intel未発表のチップセット「Intel X48 Express」を搭載したと思われるMSI製LGA775マザーボードのサンプルがTWOTOP秋葉原本店で展示中だ。サンプルのパッケージには「DDR3-1600」「FSB 1600」といった表示もある。同店はこのサンプルについて「コメントできない」としており、製品版の入荷時期、価格は不明。

 扇形のチップセットクーラーや4基のPCI Express x16スロットを搭載するなど、見た目は同社製Intel X38 Express搭載マザーボード「X38 Platium」に似ているこの製品だが、気になるのは一緒に展示されているPOPやパッケージ。POPの製品名の一部が「X○ Platium」といった具合に同社ロゴ入りのラベルで隠されており、またパッケージ表面のチップセットロゴがあると思われる部分もシールで隠されているのだ。


- このニュースの感想 -

 PCI-Expressの端子が多いですが、PCIの端子が一つしかないというのも何だか悲しいですね…(笑)。つまるところグラフィックボードの4枚挿しなんかもできるハイエンド使用のマザーボードであるわけですが、詳細が気になります。

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エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
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オーバークロックメモリに冷却ファン

ニュース記事
大型の冷却ファンを取り付け可能なOCメモリが発売

 80mmサイズなど比較的大型の冷却ファンも固定できる構造を持ったオーバークロックタイプのDDR2 1066対応メモリモジュール「Xtreem DDR2 1066 2GB Kits」(1GBモジュール2枚セット)がオリオスペックで販売中だ。販売価格は25日(火)まで16,800円で、26日(水)以降は22,200円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 この製品は、メモリモジュールに大型のヒートスプレッダが装着されており、そのヒートスプレッダにファンを固定できるのが特徴。ヒートスプレッダの側面にレール(溝)があり、ここにナットを通してからネジでファンを固定するという仕組みだ。


- このニュースの感想 -

 ノーブランドのメモリ1GBが2000円を切るというこのご時世で、何ともお高い価格のメモリですね。

 ところで、メモリをオーバークロックして使用する場合、やっぱりファンやヒートスプレッダが必要になるほど発熱してしまうのでしょうか…?なんというか、メモリにはデリケートなイメージがあるので、オーバークロックの生贄にはしたくないですね…。でも、オーバークロックってやってみたいですね(笑)

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Team Group Inc

HDMI端子で大画面

ニュース記事
音声対応HDMI端子付きのGeForce 8800 GTカード発売 - AKIBA PC Hotline

 音声を含むHDMI出力が可能なGeForce 8800 GT搭載PCI Express x16対応ビデオカード「GeForce 8800GT AMP! Edition(ZT-88TES3P-FCP)」がZOTACから発売された。実売価格は38,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 この製品は基板上にS/PDIF入力端子を備え、端子に入力された音声と映像を同時にHDMI端子から出力できるのが特徴。GeForce 8800 GT搭載ビデオカードでこうした構造を持つ製品は初めてだ。ただし、ブラケット部分に備えるのはDVIポートで、HDMI端子を使う場合は付属のDVI-HDMI変換アダプタを装着する必要がある。


- このニュースの感想 -

 DVIはHDMIと何らかの形で互換性があるみたいで、アダプタ一つあればDVI→HDMIに変換できるようです。それにしても、グラフィックボードにHDMI端子を付けるっていうのは、何ともいえぬ贅沢がありますね。一度でいいから、大画面にHDMIケーブルをつないでパソコンを使いたいです。

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ZOTAC.com
大口径ファン採用のGeForce 8800 GTビデオカードが発売に - AKIBA PC Hotline

2007年12月7日金曜日

GeForce 8800 GT、1GBのメモリを搭載

ニュース記事
ASUSTeK、GDDR3 1GB搭載のGeForce 8800 GTカード - PC Watch

 台湾ASUSTeKは6日、Qimonda製GDDR3メモリ1GBを搭載したGeForce 8800 GTカード「EN8800GT/HTDP/1G」を発表した。海外では12月下旬に発売する予定で、日本でも追って情報を公開する。

 Qimonda製のGDDR3 1GBを搭載したGeForce 8800GT搭載ビデオカード。リファレンスデザインより温度を7度下げるファンシンクを搭載するほか、シェーダー/コアをオーバークロックして性能を10%以上向上させるというソフトウェア機能「SmartDoctor」に対応する。

 コアクロックは600MHz、メモリクロックは1.8GHzでリファレンスに準拠。インターフェイスはDVI-I×2、HDTV出力。DVI→D-Sub15ピン変換アダプタが付属する。


- このニュースの感想 -

 1GBのメモリを搭載した8800GTグラフィックボードって、どんな作業に適したラインナップなんでしょうか。少なくとも、私のようにネットを巡回したり音楽を聴いたりする程度のユーザーには必要なさそうですね(笑)

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ニュースリリース(英語)
ASUSTeK Computer Inc.
好コストパフォーマンスで注目を集める「GeForce 8800 GT」 - PC Watch

Microsoft Office 2007、もうすぐSP1

ニュース記事
IMEの辞書が壊れる問題を修正、マイクロソフト - @IT

 2007 Office system SP1では、これまで大きく2つの問題があった――。マイクロソフトは12月7日に本社で会見を行い、近日提供予定の「2007 Office system SP1」での修正点について詳しい説明を行った。

 同社インフォメーションワーカービジネス本部の飯島圭一氏によれば、問題は2つとも、かな漢字変換システムの「Office IME 2007」に関するものだ。飯島氏は「問題の1つは変換時にひらがなとカタカナの候補だけが出て漢字の変換候補が出てこないことがあること。また、ある日突然変換精度が著しく悪くなることもある。その原因を一言でいえば『辞書が壊れている』ということです」と問題となっている現象とその原因を説明する。


- このニュースの感想 -

 Office 2007、何度使っても使いにくいですね(笑)

 発売されてもう一年近く経ちますが、どうにも派手すぎるデザインというのか、作業に集中できないインターフェイスだったりします。仕事柄、職場で使うこともそこそこあり、なんというか悲しいです…

 SP1では、特に企業向けの機能が改良されているとのことですね。たぶん私が使うことはないでしょうが、新機能ということで楽しみにしておきます。

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Skypeに危険度の高い脆弱性

ニュース記事
Skypeに危険度の高い脆弱性、最新版へのアップデートを - Internet Watch

 デンマークのSecuniaは7日、「Skype for Windows」に任意のコードが実行可能となる脆弱性が発見されたと報告した。脆弱性の危険度は5段階で2番目に高い“Highly Critical”と判定しており、脆弱性は最新版の「Skype 3.6」では修正されているとしている。

 この問題を指摘したZero Day Initiativeによれば、Skypeをインストールすることで作成される「skype4com」というURIハンドラで、短い文字列を扱う際にメモリ破損を引き起こすことができるという。この脆弱性が悪用された場合、ユーザーがWebサイトを閲覧しただけで任意のコードを実行させられる危険があるとしている。

 この脆弱性については、11月15日に公開された最新版の「Skype 3.6」には影響がないとしており、ユーザーに対しては最新版へのアップデートを推奨している。


- このニュースの感想 -

 ニュースを見てすぐ、Skypeのバージョンを確認しました。「3.5.0234」、つまりは危険な脆弱性のあるバージョンです。これはすぐにでも最新版にしなければ…

 ところで最近、ついに携帯電話の料金を払うのがだるくなってきました。SoftBankのホワイトプランなので基本使用料は980円ですが、何だかんだで通話にメールに結構使用しているため、7000円前後になってしまうのです。

 そんな事情の中、首都圏を中心に広がっている公衆無線LANサービスと、Skype、それに対応した端末(モバイルノートPC、PDAなど)を組み合わせて使用することで実現する、無料の携帯電話を利用してみたいと思うようになりました。必要なグッズを揃えるのにお金がかかりますが、一時的な投資で快適な携帯ライフが満喫できそうな気もします。

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Skypeで話そう
Secuniaの公開した情報(英語)
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2007年12月6日木曜日

TouchSmart PCが地デジ対応

ニュース記事
日本HP、一体型PC「TouchSmart PC」に地デジ対応モデル

 日本ヒューレット・パッカード株式会社は6日、タッチスクリーン操作対応の一体型PC“TouchSmart PC”に地上デジタル放送対応モデル「IW786jp」を追加し、発売開始した。直販価格は228,900円。

 9月に発売したTouchSmart PCに、地上デジタルTVチューナを内蔵したモデル。TV視聴時のチャンネル選択、音量調節、録画予約などの各操作をリモコンからだけでなく、タッチスクリーン上で行なえ、より直感的に操作できるようにした。

 地上デジタルTV視聴は専用ソフト「Station TV for HP」で行なう。予約録画が可能なEPG(電子番組表)、放送中の番組を遡って観られるタイムシフト再生などの機能を備える。また、表示をウィンドウ化するコンパクトモードを備え、TVを観ながらメールやWebブラウジングなどが可能。


- このニュースの感想 -

 「待ってました、地デジ対応TouchSmart PC!」と、(心の中で)叫んでしまいました(笑)。

 大画面のタッチスクリーンでパソコンを操作する環境があまり身近にないので、TouchSmart PCは発売当初から興味がありました。もちろんお金がないので買えるはずもありませんが、地デジ対応となり、ますます魅力的になったTouchSmartに乾杯(笑)

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タッチで操作する「HP TouchSmart PC」に地上デジタル放送対応モデルを追加 - ニュースリリース
HP TouchSmart PC - 日本HP Desktops

中国の検閲システム

ニュース記事
[WSJ] 中国の「心のファイアウォール」はなぜできる? - ITmedia News

 Kesoという名で知られる中国の有名ブロガーのホン・ポー氏は先週、中国のとあるオンライン討論フォーラムに次のような質問を投稿した。それは、「仮にいつか台湾が独立したとして、われわれにはどんなマイナスの影響が及ぶだろう?」というものだった。

 台湾をいまだに分離領土と見なしている国家にとって、これはデリケートなトピックだ。Kesoがこの話題を提起してほどなく、この討論は突如打ち切られた。同氏の問い掛けをオンラインで検閲したのは、インターネット上の言動を統制するために中国政府が設置した「万里のファイアウォール」と呼ばれる悪名高いフィルタリングソフトウェアではない。今回Kesoの発言を検閲したのは、この多目的フォーラムに参加する別のユーザーだった。この人物は「ここでは政治の話題は禁止だ!」と主張し、Kesoを非難した。

 「中国の人たちには、公の場で自分の意見を述べるという習慣がない」とKesoは語っている。


- このニュースの感想 -

 聞くところに寄れば、法輪功や天安門事件など特定の禁止語句について書かれたWebサイトなどに対し、中国は国家レベルで閲覧規制をかけているとのことです。いやはや、これが俗に言う「検閲」というヤツなんでしょうが、怖いですね。

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中国のサイバー万里の長城、実は「心の壁」? - ITmedia News

マルチOS対応のウィルス配布

ニュース記事
ターゲットはWindowsから「マルチOS」へ、トレンドマイクロ調査 - Internet Watch

 トレンドマイクロは6日、11月度のウイルス感染被害レポートを発表した。それによれば、ユーザーが利用しているOS環境にあわせた不正プログラムを配布するサイトが確認されたとして、今後は「マルチOS対応の不正サイト」に警戒が必要だとしている。

 ウイルス感染被害の報告数は3,535件で、先月(4,950件)から約3割減少し、2007年では最少の報告数だった。ただし、ウイルスの発生や感染は、沈静化の後に活発化する傾向もあり、クリスマスなどのイベントが立て混む年末に向けて、ウイルス感染被害が増える可能性もあるとしている。

 また、20件の感染被害報告が寄せられた「HTML_IFRAME」は、近年の「Webからの脅威」の代表例の一つであると指摘。この不正プログラムは、Webページにインラインフレームを設定するHTML言語のタグであり、悪意あるユーザーはこれを使用してWebページのリダイレクト先を自由に設定できる。これにより、ユーザーは気づかないうちに不正サイトに誘導され、情報漏洩機能などを持つ不正プログラムに感染する。


- このニュースの感想 -

 さまざまなOSに対応するWebサイトというのは、「互換性が高い」という意味で優秀だとは思いますが、配布しているファイルがウィルスとなると迷惑なだけですね。ウィルス感染の予防策としては、やはり怪しいファイルは「落とさず」「触らず」「近づかず」。怪しいファイルをダウンロードしたり起動したりしなければ、多少なれどパソコンを危険から守ることもできると思うんですね。

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ゴキブリ揚げ事件

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「ゴキブリ揚げた」mixi日記は「事実無根」 ケンタッキーに「本人が謝罪」 - ITmedia News

 「ケンタッキーフライドチキン」の元アルバイト店員だという男性が、自身のmixi日記上で「店内でゴキブリを揚げた」などと書き、インターネットの掲示板で「気持ち悪い」などと騒動になっている。運営する日本ケンタッキー・フライド・チキンは12月6日、「事実無根の内容。5日夜に本人が、『いたずらで嘘を書いた』と保護者同伴で謝罪に来た」と説明した。

 日記は、数カ月前までケンタッキーの店舗でアルバイトしていた元店員が、5日付けで「(吉野家の「テラ豚丼」騒動が)おもしろすぎでしょ。バイトしてればそんなことやっちゃうよねー。ケン〇ッキーでゴキブリ揚げてたムービー撮ればよかった」などと書き込んだ。


- このニュースの感想 -

 最近は商品汚染的なニュースばかりですね…。食品の消費期限を偽装したとか、店の食べ物使って遊んで、しかも撮影した動画をアップロードしたとか…。携帯電話の製造がかなり適当であるとか、ゴキブリを揚げたとか…。結果的に虚偽の情報であった件を含めても、安心して商品を買えないニュースがとても多くて残念ですね。

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2007年12月5日水曜日

無線LANの普及

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2007年のWi-Fiチップセットの出荷量、3億個を超える勢い - ITmedia エンタープライズ

 無線LAN推進団体のWi-Fi Allianceと調査会社の米In-Statは12月3日、Wi-Fiチップセットの出荷量予測を発表した。2007年の出荷量は3億個を超え、前年比41%増となる見通し。PC向けネットワーク製品市場が引き続き好調なことに加え、家電や携帯端末の伸びが加わったことが出荷増をけん引したとみている。

 「Wi-Fiは、ノートPC以外のさまざまな端末でも機能の一部として期待されるようになっており、メーカーもそれに応えている」とIn-Stat。2008年にかけて、Wi-Fi搭載の家電および端末が占める比率は伸び続けるという。またWi-Fi Allianceは、次世代無線LAN規格「IEEE 802.11n」のプレ標準である「802.11n draft 2.0」認定プログラムの導入などで、高スループット製品の出荷が伸びており、既にWi-Fi製品全体の9%を占めると指摘する。


- このニュースの感想 -

 チップの出荷が好調ということは、チップを使用する…つまり無線LANを利用できる端末の出荷が好調ということでしょうね。これで無線LANのチップが低価格化すればいいと思います。デスクトップはともかく、ノートPCでは無線でのネットワーク接続がしたいものです。

 最近のノートパソコンを見ると、そのほとんどに無線LANが内蔵されています。良質なデバイスなら、無線LAN規格であるIEEE802.11a/b/g/nへ対応するなど、普及しているすべての規格の通信ができる代物もあるようですね。

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Office 2008 for Mac、お得な3ライセンス版もあり

ニュース記事
マイクロソフト、「Office 2008 for Mac」を1月16日発売

 マイクロソフト株式会社は、Macintosh用統合オフィスソフト「Office 2008 for Mac」を1月16日に発売する。価格はオープンプライス

 ラインナップは、「Office 2008 for Mac」と「Office 2008 for Mac - Special Media Edition - with Expression Media」、「Office 2008 for Mac - ファミリー & アカデミック」の3つで、参考価格は順に49,800円(アップグレード版:28,000円)、52,800円(同:32,800円)、22,800円。

 Office 2008 for Macは、Word 2008/Excel 2008/PowerPoint 2008/Entourage 2008/Messenger for Macの5本を含む。これにメディア管理ソフト「Expression Media」を追加したのが上位パッケージとなる「Special Media Edition」。そして、通常のOffice 2008 for Macから、Entourage 2008のExchange ServerサポートとAutomator作成ツールを省いて3ライセンス入りとしたのが、「ファミリー & アカデミック」だ。


- このニュースの感想 -

 Microsoft Office 2008 for Macの発売日が2004年6月18日だったので、実に3年半ぶりのMac向けMS Officeとなるようです。「ファミリー & アカデミック」版は、ちょっとした機能が省かれているかわりに3ライセンスというのがおいしいところですね。

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マイクロソフト、「Office 2008 for Mac」の発売計画を発表
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クリスマスなバチ当たり

ニュース記事
「クリスマススパム」シーズンが早くも到来 - ITmedia エンタープライズ

 友人からのeカードを装ったり美しい図柄を使ってユーザーをおびき寄せ、マルウェアに感染させようとするクリスマスカードスパムが早くも出回っている。

 米Symantecが今シーズン初のクリスマススパムとして報告している手口では、送信元を偽って有名企業から届いたように見せかけたメールを送り、受信者をだましてリンクをクリックするよう仕向けている。

 しかしこれはマルウェアに感染させるための仕掛けで、リンク先のサイトでは、ダウンローダの「sos385.tmp」をユーザーのコンピュータにダウンロードしようとする。


- このニュースの感想 -

 「私、キリスト教じゃありませんから。クリスマスなんてお祝いしません」

 とか、そういうこと関係なしにバチ当たりなスパムですね。そもそもメールが送られてこないという私でも、こういうのには気を付かなければなりません。

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Winny流出の傾向と対策 - Internet Watch

2007年12月4日火曜日

Googleの無料サービス

ニュース記事
[WSJ] “Googleランチ”を食べてみた - ITmedia News

 サンフランシスコから40分南へ下った、スピルバーグの世界のようなシリコンバレー郊外。そこから見える山の展望で最も近く見えるのは、元埋め立て地のなだらかな上向きの傾斜だ。今はゴルファーや、われわれの暮らしをデジタル化するために働いているギークに緑の空間を提供している。だが、Googleが電柱にWi-Fiアクセスポイントを設置し、わたしのようなよそ者から数十億ドルを守るために、市が本物の銀行で模擬強盗訓練を主催するような場所で、山の眺望を求めている人などいるだろうか?

 実際、この地の富豪に突撃するわたしの取材は、マウンテンビューで最大の、そして最も金持ちな標的であるGoogleの心臓部を狙ったものだった。わたしはGoogleplex(Google本社)でランチを取り、金は一切払わなかった。だが心配はご無用、情報源から食事などのもてなしを受けることを禁じたWall Street Journalの倫理規定に違反はしていない。ほかの誰も、お金を払わなかったのだから。


- このニュースの感想 -

 なんというか、サービスがいいですね。いつぞやの「就職したい企業ランキング」でGoogleが一番上だったのにもうなずけます。Google、おもしろい!

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IEとFirefox、安全なのはどっち?

ニュース記事
IEとFirefox、どちらが安全? セキュリティ担当者がブログで火花 - ITmedia エンタープライズ

 「Internet Explorer(IE)よりもFirefoxの方が脆弱性の件数は多い」という報告書をMicrosoft関係者が発表したことをめぐり、双方のセキュリティ担当者がブログで火花を散らしている。

 報告書をまとめたのはMicrosoftのTrustworthy Computing(信頼できるコンピューティング)部門でセキュリティ戦略ディレクターを務めるジェフ・ジョーンズ氏。IEとFirefoxについて過去3年間で公開された脆弱性情報を調べ、IEの方がFirefoxよりも脆弱性が少なかったと結論付けた。


- このニュースの感想 -

 プラグインや拡張機能が一切インストールされていない状態ならば、IEよりもFirefoxのほうが安全だと思いました。なぜならば、IEはWindowsへ統合されているため、Windowsに脆弱性があった場合に影響を受けやすく、対するFirefoxにはそれがないためWindowsの脆弱性の影響を直接受けることもないからです。

 しかし、拡張機能を多くインストールしたFirefoxだと、場合によってはIEよりも安全性が低いかもしれません。拡張機能の数だけ脆弱性がある可能性もあり、もし改造して使用するという場合を含むなら、必ずしもFirefoxがIEよりも安全であるとはいえないような気もします。

 要するに、Operaを使っておけばOKではないかと(笑)

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「Firefoxにも問題あった」、IE関与の脆弱性でMozillaが認める - ITmedia エンタープライズ

SP1で強化される、Windows Vistaの海賊版対策

ニュース記事
マイクロソフト、Vista SP1で海賊版OSの対策を強化 - PC Watch

 マイクロソフト株式会社は4日、海賊版ソフトウェア対処への取り組みの一部として、Windows Vistaを保護する新しい対策手法を発表した。

 これは、Vistaのライセンス認証プログラムの2つの悪用手段を無効化するための更新プログラムで、2008年第1四半期にリリース予定のVista Service Pack 1(SP1)に含まれる。また、新しいサーバーOSのWindows Server 2008にもこの対策が実装される。

 VistaはあらかじめWGA(Windows Genuine Advantage)を組み込むことにより、XPよりも高度な偽造対策を施している。しかし、偽造品を生成する悪用手段として、主に2つのパターンが存在している。
 1つはシステムファイルとマザーボードのBIOSを変更し、OEMによってプリインストールされたOSで実行される認証を模倣するもの。もう1つは、インストールとライセンス認証の間の猶予期間を悪用し、この猶予期間をリセットしようとするもの。


- このニュースの感想 -

 正規版を使っていても、ときどき「もしWGAで引っかかっちゃったらどうしよう」と不安になることがあります。そういえば、いつぞやはWGAが誤動作したことで「海賊版を使っているんじゃないのか?」という恐ろしい問いかけを受けてしまった正規ユーザーが結構いたとかいなかったとか。

 過去の例から見ると、きっと新しい海賊版対策も回避する方法が発表されそうですね…

 いずれにしても、正規ユーザーが巻き込まれないことを祈ります。

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SP1はWindows Vista導入の起爆剤になるか? - @IT

2007年12月3日月曜日

Firefoxの拡張機能

本日の注目記事
For Firefox Hacker:FirefoxをIE、Safari、Opera風にする方法 - ITmedia エンタープライズ

 Firefox支持者が抱く最大の不満の1つは“動作や外観があのブラウザとは違う”というものである。一方、Internet Explorerユーザーは、Firefoxの外観にはなじめないと文句を言う。またOpera、Safari、Netscapeの各ユーザーは、お気に入りの機能の多くがFirefoxには欠如していると訴える。さらにソーシャルネットワーキングの権威たちは、Floakの誇る強力なソーシャルネットワーキング機能がFirefoxにない点をあげつらう。しかし、こうしたユーザーは皆、Firefoxが持つ最も影響力の大きな特徴の1つを見過ごしている。それは、ほかのブラウザの機能をきわめて簡単にエミュレートできるサードパーティーのエクステンションがサポートされている点だ。


- このニュースの感想 -

  「最初から(パソコンに)入っている」でおなじみのInternet Explorer(IE)ですが、最新版のIE7には未修正の脆弱性があるようで、使っていて怖いです(笑)。かといってIE6へ戻すのも何かなぁと思うと、自然とほかのブラウザを探して、「やっぱりOperaがいい!」となるのでした。

 そういえば、先日FireFoxの最新版が公開されて、それに問題があったとかですぐに修正版が公開され、現在の最新バージョンが2.0.0.11とのこと。以前にFireFoxを使っていて、拡張性が高い点はともかく、なんだかすごく描写速度が遅かったような気が…

 機会があれば、また使ってみようかなぁといったところです。

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関連リンク
Mozilla Japan - Firefox

小中学生を対象にノートPCの自作教室

ニュース記事
NEC、第3回NECハイテクものづくり教室を実施

 NECは1日、小中学生を対象にしたノートPCの組み立て教室「NECハイテクものづくり教室」をNEC米沢事業所で開催した。

 今回は3回目の開催で、地元紙への告知のほか、米沢市産業まつりへの協賛としてイベントとしての告知、教育委員会を通じた地元小中学校に対する告知によって、募集を図った。結果、米沢市を中心に、小学4年生から中学3年生までの30人とその保護者が参加。東京や神奈川、三重からの参加者もあり、男女比は男子が20人で女子が10人だった。

 組み立て用に用意されたのは、8月に発表された15.4型ワイド液晶搭載「LaVie Lスタンダードタイプ LL570/KG」。申込時に、HDDの容量(120GBか160GB)のほか、本体色を選択できるようになっていたのだが、今回、特別に用意された「スクラッチリペア塗装」に対応したシュガーピンクとベリーブルーに人気が集中した。


- このニュースの感想 -

 ノートパソコン、欲しいです!

 そういえば、松下電器も同じような催しをやっているようです。「手づくりLet'snote工房」といい、夏休みに、あのモバイラーの夢「Let's note」を作るというすばらしい企画です。こちらは対象が小中高までとなっており、やはり私のようなオッサンは参加できないという現実があります…

 そうだ、保護者として参加すればいいんですね…!

 いや、これでは何か間違っているような気が…。いずれにせよ、こういう面白そうなイベントには、若いうちから積極的に参加しておいて損はないでしょうね。

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関連リンク
NEC、小中学生対象のノートPC組立教室を12月に開催 - PC Watch
第3回 NECハイテクものづくり教室を開催 - NEC ニュースリリース

テラ豚丼事件

ニュース記事
吉野家、「テラ豚丼」動画騒動で謝罪 - ITmedia News

 吉野家のアルバイト店員とみられる人物が、店舗の厨房とみられる場所で豚丼を山盛りした「テラ豚丼」を作った様子を撮影し、動画投稿サイトに投稿し、ネット上で「不衛生だ」などと騒動になった。吉野家は12月3日、動画が「勤務中の行き過ぎた悪ふざけ行為と思われる」と店舗関係者の行為とみて調査を進めていることを明らかにし、「大変不安、不快な思いをさせてしまっことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 動画は「【吉野家で】メガ牛丼に対抗して、テラ豚丼をやってみた【フリーダム】」というタイトルで11月30日、「ニコニコ動画」に投稿された。吉野家の厨房とみられる場で、吉野家の制服を着た人物が丼にごはんを盛り、その上に豚丼の具を山のように盛り付けた「テラ豚丼」を作成。その後、サラダにコーン1缶を丸ごと入れた「テラ生野菜」を作成していた。約3分間の動画で「深夜に携帯電話で撮影した」と説明されている。


- このニュースの感想 -

 なんというか、やりすぎてしまったようですね…。

 ポイントはやはり、吉野家の商品を悪用して、お客に不快な思いをさせたこと、会社のイメージを落としたことにあるのだと思います。もしこれが、"自称 吉野屋の店員"が"自宅でやったこと"だったなら、こんな問題にはならなかったと思います。今回の一件、動画を見て不快になった方もかわいそうですが、吉野家もかわいそうですね。

 なお、問題の動画である「【吉野家で】メガ牛丼に対抗して、テラ豚丼をやってみた【フリーダム】」はアップロード者が削除してしまったようですが、関連リンクから見ることができます。

関連記事
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ニコニコ動画、200万IDを突破

関連リンク
吉野家
吉野家の謝罪文(PDF)
【吉野家で】メガ牛丼に対抗して、テラ豚丼をやってみた【フリーダム】ニコニコ動画コメントつき - YouTube
吉野家\(^o^)/オワタ - ニコニコ動画

2007年12月2日日曜日

Crysisの推奨ビデオカード、GeForce 8800GT搭載で体験版が付属

ニュース記事
エルザ、Crysis推奨のGeForce 8800 GTビデオカード

 株式会社エルザジャパンは、Electronic Arts製FPSゲーム「Crysis」の推奨ビデオカード「GLADIAC 988 GT 512MB Crysis」を12月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。

 CrysisはDirectX 10に対応したFPSゲーム。本製品はその推奨ビデオカードとして認定されたもので、購入特典としてCrysisの絵柄が描かれたオリジナルファンカバーシールと、Crysis体験版DVD(英語版)が付属する。


- このニュースの感想 -

 私の使用しているビデオカードは、チップにNVIDIAのGeForce 7900GTを搭載したGF7900GT-E256HW(玄人志向)というモデルです。キワモノ販売メーカーの製品ですが、セレクトシリーズということで1年の保証が付いているというのが特徴です。

 これは、以前に友人から激安で譲ってもらったビデオカードなのですが、買ってしまってからGeForce7900系のチップに初期不良が多いらしいとの情報が入り、なかなか怖い思いをした経験があります。実際にパソコンへ取り付けて使用してみると、その心配は杞憂で済んだのでした。

 さて、そんな思い出深いビデオカードに先日「コア欠け」の疑惑が浮上しました。友人曰く、動作確認の際にブルースクリーンを拝む羽目になり、ヒートシンク下のチップを確認したところコアが欠けていたとのこと。そんなキワモノだったからこそ安く譲ってもらえたというわけですが、じゃあ今正常に動作しているのはなぜ……?

 何はともあれ、正常動作している今だからこそ語れる、真冬の怖い話でした。

 ちなみにこのビデオカード、なかなか性能が高く、まだしばらく不自由しそうにないです。次にビデオカードを買う時はもっとお金をかけて、現在で言うところのGeForce8800GTXばりの、ハイエンド仕様な逸品が欲しいと思います。

関連リンク
クライシス - EA エレクトロニック・アーツ
GF7900GT-E256HW - 玄人志向
玄人志向 GF7900GT-E256HW 価格情報 - ベストゲート

SEG CLIP - 録画したデータは携帯デバイスなどへ転送可能に

ニュース記事
ムーブ対応のUSBワンセグ発売、PSPでも視聴可能

 録画した番組をメモリカードにムーブできる機能を搭載したUSB接続のワンセグチューナー「SEG CLIP(GV-SC300)」がアイ・オー・データから発売された。実売価格は約1万円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 GV-SC300は同社製USB接続ワンセグチューナーのSEG CLIPシリーズの新モデルで、新たに録画番組のムーブ機能を搭載。PCで録画したワンセグ放送の番組をmicroSDやメモリースティック PRO Duoにムーブして、携帯電話やPSPなどで再生することが可能だ。

 再生できる機器は、ワンセグ放送の番組をmicroSDカードにSD Video形式で録画できる携帯電話や、Ver.3.70以降のファームウェアを搭載したPSP(PSP-1000、PSP-2000)など。ムーブを行なう際は、携帯電話やPSPなど、または著作権保護機能を持ったmicroSD対応メモリカードリーダーをUSBインターフェイスなどを経由してPCに接続する。



- このニュースの感想 -

 録画に使用した機器以外では視聴することができないなど制約があったワンセグチューナーですが、ムーブ対応となったことで、携帯デバイスに入れて視聴することも可能となりましたね。よかったよかった(笑)

 個人的にはワンセグチューナーよりも、地上デジタル放送を録画・再生できるデスクトップ向けのチューナーを市販して欲しいところです。ピクセラが企業などへOEM供給を行っている、あのチューナーが欲しいです。いつになったら市場に出回るのやら…

関連記事
PSP-2000、初日で13万台の売り上げを記録

関連リンク
バッファロー、ムーブ対応のUSBワンセグ「ちょいテレ」 - AV Watch
PC用ワンセグチューナユニット製品一覧 - AV Watch

まずはメモリから - 年末のPCアップグレード計画

ニュース記事
DDR2の2GB×2枚入りパッケージが1万円割れに - AKIBA PC Hotline

 メモリの値下がりがとまらない。今週はブランド品のDDR2 2GB×2枚パックが1万円を割りこんだ。

 安値販売を確認したのは、Transcend JetRAMシリーズのPC2-6400モデルで、ショップはスリーベルシステム(ブロックC2-[b2])(9,870円)とスリートップ(9,870円)。


- このニュースの感想 -

 現在、「年末のPCアップグレード計画」を企画しています。

 要するに、歳末セールを利用して安くておいしい思いをする計画で、予定ではメモリ、液晶モニター、スピーカー、キーボード、マウスの5項目について、予算約40000円の範囲内で増設しよう買い換えをすることになっています。

 メモリは価格暴落が顕著なPC-5300またはPC-6400で、1GBを二枚増設しようか、それとも2GBを二枚増設しようかで悩んでいるところです。OSが32bitのWindows XPなので、メモリを4GB以上認識できないのですが、この機会に64bitに備えておくのも悪くはないと思っています。

 ニュース記事に掲載されている写真だと、今回1万円割れになったメーカー品はTranscend。私が注目しているのは、UMAX製 Castor LoDDR2-2GB-800-R1。着目している点は、「永久保証」が付いているか付いていないか。有名メーカー品を買うなら、安さの次に保証の充実度を求めたいのです。

関連記事
特集 : 秋葉原に行ってきた@一日目 - PCパーツ購入編 -

関連リンク
UMAX Castor LoDDR2-2GB-800-R1 価格比較 - coneco.net
2GBメモリが4千円割れ、最安値は3,980円 - AKIBA PC Hotline
メモリ最安値情報 - AKIBA PC Hotline

2007年12月1日土曜日

Google、無線周波数獲得に向けて単独で動く

ニュース記事
Google、周波数競売への単独参加を表明 - ITmedia News

 米Googleは11月30日、米連邦通信委員会(FCC)が2008年1月に開催する無線周波数(700MHz帯)競売に参加すると発表した。他社とは手を組まず、単独で入札を行うという。

 競売対象のうち「Cブロック」については、落札価格が46億ドルを上回った場合、落札者は端末やアプリケーションを問わないアクセス提供を行う義務がある。これは、GoogleがFCCに対し、競売ルールに盛り込むよう働き掛けてきた「オープン化」条項の一部。Wall Street Journalなどの報道によると、GoogleはこのCブロックの入札に照準を絞っているという。

 「この競売の真の勝者は、インターネットアクセスへのより多くの選択肢を手にするアメリカの消費者だ」とエリック・シュミット会長兼CEO。競売への参加について「当社の理念のあるところに資金を使うことが重要」とコメントしている。

 Googleは、提出期限の12月3日に、競売参加申し込みをFCCに提出する予定。競売は、2008年1月24日から行われる。


- このニュースの感想 -

 米国の700MHz帯の周波数は現在、2009年2月に終了する予定のアナログ・テレビの周波数として利用されているようです。米国連邦通信委員会(FCC)はこれを、商用サービスを含む無線サービスに利用、ブロードバンドの第3のパイプとして期待を寄せているようです。

 そんな中で、Googleが携帯電話事業へ参入するという噂が現実となり、先日は携帯向けオープンプラットフォーム「Android」が発表されたようです。Googleが700MHz帯の周波数を獲得した場合、それをきっかけにGoogleの技術を詰め込んだケータイが登場するかもしれませんね。

 インターネット検索エンジン大手のGoogleですが、果たしてどこまで大きくなるのでしょうか。動画共有のYoutubeや、広告配信のGoogle Adsense、アクセス解析のGoogle Analytics…etc

 Googleは個人的に好きですが、どこぞの企業のように独占的なサービスばかりにはならないで欲しいです。

関連リンク
Google サービス一覧
FCC、700MHz帯をブロードバンドの第3のパイプとして期待 - InfoComニューズレター
Google、携帯向けオープンプラットフォーム「Android」発表――33社が参加 - ITmedia News

目指せアルファブロガー! - ブログというシステムの影響力

ニュース記事
Business Media 誠:目指せ、ブログ界の芥川賞――アルファブロガー・アワード2007

 Business Media 誠を読んでいる……いや、インターネットを使っている人であれば、「ブログを見たことがない」という人はいないのではないだろうか。世界でもっとも多いのは日本語ブログというニュースが出るほど、日本は世界一のブログ大国である。

 今や個人が「ホームページを開く」といえば、それはブログを始めることとほぼ同義だと言っていい。HTMLファイルを書いて、サイト構造を考えて、FTPソフトでサーバにアップロードして……というあの面倒なプロセスを経なくても個人がインターネット上に情報を発信できるようになった結果、自分の知識や考え、テキストや写真を世界に公開する人の数は飛躍的に増えた。

 数え切れないほどあるブログの中から、良質なブログを探そう――そんなコンセプトで行われているコンテストがある。「アルファブロガー・アワード2007」(主催:アルファブロガー運営委員会)の運営に携わる、アジャイルメディア・ネットワークの徳力基彦氏と、シックス・アパートでコーポレートマーケティングディレクターを務める清田一郎氏に話を聞いた。


- このニュースの感想 -

 「お前、アルファブロガー気取ってるだろ?」

 今日のお昼どき、友人からこんなことを言われました。そりゃあ、来る日も来る日もブログの更新ばかりしているので、そろそろ「ブロガー」を名乗る権利があるのではないかと思いはじめているわけですが、そもそも「アルファブロガー」という言葉の意味がわかりませんでした。

 外出中だったため携帯を開き、SoftBankの陰謀によりわが携帯に内蔵されたYahoo! JapanのホームページからWikipediaでアルファブロガーを検索。その約数分後、少なくとも私のことを指してはいないであろうその意味にたどり着いたのでした。

 それにしても、「アルファブロガー」って、なんだかかっこいい名前ですね。そこに憧れます(笑)

関連リンク
「情報発信」「熱烈読者」……ブロガーの6タイプ - ITmedia News
ビジネスパーソンがブログを書くときに気をつけたい4つの問題 - ITmedia Biz.ID

ブログ更新再開のお知らせ!

 お久しぶりです、管理人の緋池悠三です。もう12月、今年もあと1ヶ月ですね…

 ブログの方向性を考え直すために、丸々1ヶ月以上も更新をお休みしていた愚者です。結局1ヶ月間はほかのブログの更新に追われて、このサイトの記事修正は一切やらずに今日を迎えてしまいました。いやはや、人間ノルマに追い詰められないと、なかなか仕事もできないものですね(笑)

 さて、前置きはこの辺にしておいて、あらためてここにブログ再開を宣言したいと思います。10日前の記事で書いたとおり、長いお休みの中でこのブログの方向性がある程度固まり、予定していた期日通りブログを再開することができてうれしい限りです。本家サイトの「緋池悠三のホームページ」とあわせて、今後ともよろしくお願いします。


関連リンク

緋池悠三のホームページ
 http://wwwww.bakufu.org/

2007年11月23日金曜日

Google Adsence:参考資料

Google Adsence:参考資料


Google Adsense 公式ページ
 http://www.google.com/adsense/

Google Adsense 日本版 公式ブログ
 http://adsense-ja.blogspot.com/

THE Google Adsense (グーグルアドセンス/グーグル広告)
 http://www.openspc2.org/Google/AdSense/

たけくまメモ : 【驚】Google AdSenseからの契約破棄通知
 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/google_adsense_e170.html

たけくまメモ : 【業務連絡】Google AdSenseのリンクを停止
 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/google_adsense_cbcb.html

Life is beautiful: Amazon AffiliateがGoogle AdSenseに勝てる理由
 http://satoshi.blogs.com/life/2006/06/amazon_affiliat.html

Google Adsence:利点と欠点

Google Adsence:利点と欠点

利点
クリックに応じて課金される広告が多く出稿されている。

大手検索サービスのバックアップにより、幅広い種類のコンテンツに対応した広告が自動で配信される。

一度Webサイトの審査を通過すると、二度目以降の審査は別途審査申請をする必要がなく、規約の定める範囲内において次々と導入が可能となる。

モバイル広告やビデオ広告も存在。サイトにGoogle検索ボックスを設置し、検索したキーワードに連動した広告の表示ができる。


欠点
「不正なクリック」に対しての処分が厳しく、アカウントが無効化されることがある。この場合の「不正なクリック」とは、特定のIPアドレスから多数のクリックがあった場合、Webサイトの所有者のパソコンはもちろん、その家庭内における同一のIPアドレスからクリックが合った場合も、「不正なクリック」と見なされることがある。

サイトの審査基準が厳しく、アダルトサイトや暴力的な表現を含むサイトへは導入できない。

アフィリエイトを行うサイトや外国語で書かれたサイトのリンクなど、安全でない可能性のある公告も存在する。場合によっては、広告を導入したサイトの安全性を損なう。

Google Adsense:特徴

Google Adsence:特徴

特徴
米国の大手検索エンジンGoogleが提供するアフィリエイトプログラム。

広告の充実度
国内外問わず、多種多彩なサイトの広告を取り扱っている

広告の配信システム
際と内容に合わせて自動で配信。広告の種類によっては、自分で選択したものを固定して表示することも可能。

広告の導入方法
専用のHTMLコードをWebサイトのソースに貼るだけで、簡単に導入できる。

表示される広告の安全性
幅広いサイトの広告を取り扱っているため、決して高いとは言えない。

サービス利用に当たっての条件と規約
Webサイトの管理者は18歳以上である必要がある。また、暴力的な表現、性的な描写のあるサイトは導入できないことがある。

報酬条件
主にクリック課金制で、クリック単価はピンキリ。報酬はUSドル小切手または日本円の振込みが選択可能。

備考
大手法人のサイトにも導入されているほど有名なアフィリエイトプログラム。

総合評価


関連ページ
Google Adsence:利点と欠点

2007年11月21日水曜日

ブログ更新再開まであと10日! …と、その前に

さて、ブログ記事の更新を停止して1ヶ月が過ぎ、再開予定の12月1日まであと10日となりました。

更新休止中は多忙時期の未完成記事の完成を予定していたのですが、実際にはまだ全然完成していません。というのは、更新休止をした本来の目的であるサイトの方向性の見直しにばかり目が寄ってしまっていた為です。ここ1ヶ月間をブログのあり方について、私なりながらも真剣に考えてみました。

まず、内容について。私はネタが不足になりがちな人間なので、今後もIT関連のニュースを対象とした批評ないしコンテンツの評価的なブログ記事を中心にサイトを更新することにしました。記事投稿の再開から1月1日までの1ヶ月間は、従来どおり一日三回の更新を予定。その後の更新頻度については、様子を見て、改めて決定したいと思います。何分何事においても「継続する」というのが苦手なので、訓練的な意味でできるだけたくさん、毎日確実に更新したいと思います。

それと、従来は故意的に無効としていたコメント機能を有効化することにしました。「荒らし対策」ということで無効にしていたのですが、コメントができるようにして欲しいとの要望をいただいたため、ちょっとばかり挑戦してみることにしました。もっとも、こんなはしくれブログを荒らすような人間は早々いないだろうということに、私が今更ながらに気づけるようになるまで数ヶ月かかっていたというのは反省したいところです。

以上のほかにも見直そうと思う点、改善予定の点があるのですが、詳しくはブログの更新を再開していく中でお伝えしたいと思います。最後に、多数の要望を下さった皆様、ありがとうございました。当ブログサイト「IT・マルチメディア関連まとめサイト」は、12月1日より再開いたします。

サイト管理人:緋池悠三

2007年11月8日木曜日

アフィリエイトとは?

 "アフィリエイト"というのは、Webサイトやブログに広告リンクを掲載し、商品やサービスの紹介をする宣伝行為を指します。"成功報酬型広告"ともいい、咋今の「パソコンを使って副収入を得る手段」の一つとして注目を浴びています。

 掲載された広告によってユーザーを特定のサイトに誘導したり、商品やサービスを紹介することで、広告主に利益が生まれます。アフィリエイトによって広告主に手を貸し、その対価として報酬を得るという仕組みになっています。

 ユーザーを特定のサイトに誘導することが目的である場合、1クリックで数円の報酬が得られる仕組みになっているようです。しかし、Amazonが実施している「Amazon アソシエイト・プログラム」のように、紹介した商品が売れなければ報酬が得られないというタイプのアフィリエイトもあります。

このサイトについて

「SEO・アフィリエイト関連まとめサイト」ついて

 当サイトは、管理人の緋池悠三(ひいけゆうぞう)がSEOやアフィリエイト関連の情報をまとめて掲載することを目的として運営される個人のブログサイトです。当サイト内に掲載されている写真や文章、および独自の情報については、すべて閲覧者様の自己責任の下でご利用ください。

 リンクフリーですので、どなたがどのページにリンクしていただいても構いません。またサイト内のコンテンツの引用は、原則として商用利用を禁止させていただいております。

2007年10月21日日曜日

お知らせ - サイトの方向性を再検討 -

ここのところ資格試験の勉強に追われていたため、ブログ記事をまともに更新できませんでした。そんな事情の中で、当サイトも無事、開設3ヶ月を迎えることができました。

夏休みの初めの日ということで名高い7月20日より記事投稿を開始し今日まで一日三回、事実上更新率300%を維持して記事の投稿を行ってきたわけですが、なんでこんなに続けられたのか不思議なくらいです。

さて本題ですが、本日より12月1日まで記事の投稿をお休みさせていただこうと考えております。というのは、主として当サイトの方向性について、もう一度考え直す時間が欲しいからです。結局のところ私の休養なわけですが、「編集中」となっている記事の完成も含め、しばらく時間を取らせていただきます。

サイト管理人:緋池悠三


追記
とはいっても、おもしろいニュースや情報があった場合は、ちょくちょく更新するかもしれません。
また、以前に作ったホームページをちょっとずつ改装していますので、そちらもよろしくお願いします。

関連リンク
緋池悠三のホームページ

2007年10月20日土曜日

ニコニコ録画が発売中止へ

 Internet Watchの記事によると、マグノリアは18日、動画ダウンロードソフト「ニコニコ録画」の発売を中止すると発表したとのこと。ニコニコ録画は、「ニコニコ動画」や「YouTube」に掲載されている動画をダウンロードできるWindows用ソフトとして、18日にマグノリアが発表したもの。パッケージ版を4,980円で11月16日に、ダウンロード版を2,980円で10月下旬に発売する予定だったようだ。

 しかし、ニコニコ動画の運営会社であるニワンゴからマグノリアに対して、ニワンゴが製品化に関わっているようかのような誤認を与える名称やパッケージデザインであるとの指摘があったという。これを受けてマグノリアでは、即日、発売中止を決定したようだ。ニワンゴによると、ニコニコ動画では公には動画のダウンロードを認めておらず、開発者ブログでも折に触れて告知してきたという。今回、その禁止行為を行なうソフトがあたかもニコニコ動画の公式ソフトのような印象を与える名称やパッケージでリリースされる点を問題視したとしているという。

 マグノリアでは、ニコニコ録画を製品化するにあたりニワンゴに事前に確認をとらなかった点について、「何かをもじった名称を製品に付けることはよくあること。この程度ならば大丈夫と判断したが、考えが甘かったとコメントしているとのこと。また、ニコニコ録画はすでにCD-ROMの原盤やマニュアルの原稿が完成しており、300本の初期出荷を予定していたことも明らかにした。ただし、CD-ROMのプレスや印刷の工程にはまだ入っておらず、発売中止による損失は、パッケージデザイン費やマニュアルの印刷用フィルム代など、約50万円にとどまるという。

 なお、マグノリアでは今後、ニコニコ動画の公式ソフトと誤解されないようなかたちで製品化を検討する。同社ではすでに「Tube 2 Pod」というYouTube対応の動画ダウンロードソフトを販売しているが、ニコニコ動画にも対応した同ソフトの上位版という位置付けが考えられるとしている。

記事: Internet Watch:「ニコニコ録画」が発売中止、公式ソフトの印象を与える点を問題視

Serial ATA対応のスマートケーブル

 AKIBA PC Hotlineの記事によると、「Serial ATA対応のスマートケーブル」をうたう初の製品が親和産業から発売されたとのこと。ラインナップはコネクタや長さの違いで20種類ほど、価格は700~1,100円程度だという。

 この製品は、Serial ATAの信号部分を筒状にまとめ、配線しやすくしたというラウンドタイプの信号ケーブルだという。きしめんのような平型だったSerial ATAケーブルだが、比較的やわらかな筒状になったことで取り回しやすくなり、配線手法もやりやすくなっているという。また、ケーブルの周囲がシールド材で囲まれているため、ノイズにも強くなったとされているとのこと。

 こうした製品はパラレルIDEでは一般的だったが、Serial ATAでは初めてだという。パラレルIDEよりも配線が楽になったSerial ATAだが、さらに配線作業が楽になるかもしれない。ラインナップの詳細は、長さが20cm/30cm/50cm/70cm/1mの5種類、それぞれコネクタ部分のラッチの有無とコネクタタイプの組み合わせ(標準タイプ - 標準タイプ/標準タイプ - L字型)で都合20種類が用意されているようだ。

記事:  AKIBA PC Hotline:Serial ATAのラウンドケーブルが発売に、ねじりも可能

"Santa Rosa"を採用した13.3型ノートPC、マウスコンピューターから登場

 PC Watchの記事によると、株式会社マウスコンピューターはCentrino Duoプロセッサー・テクノロジー“Santa Rosa”を採用したノートPC「LuvBook J130」シリーズを10月22日に発売するとのこと。1,280×800ドット(WXGA)表示対応13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、シングルスレッド動作が適している時に片方のコアが休止、もう片方のコアの動作クロックを自動的に1段階引き上げる「IDA(Intel Dynamic Acceleration)」をサポートするという。価格は119,700円で、BTOに対応するようだ。

 基本仕様は、CPUにCore 2 Duo T7250(2GHz)、メモリ1GB(最大2GB)、Intel GM965 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、80GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home PremiumまたはWindows XP Home Editionを搭載するとのこと。

 インターフェイスはExpressCard/34スロット×1、SDカード/MMC/メモリースティック(PRO)対応カードリーダ、USB 2.0×3、IEEE 1394、IEEE 802.11a/b/g/nドラフト対応無線LAN、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備えるという。バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約4時間。本体サイズは303×225×29~35mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.08kgとのこと。

記事: PC Watch:マウス、12万円を切る13.3型ワイド液晶搭載ノート

2007年10月19日金曜日

最新版Firefox――8件の脆弱性が修正され、Leopardに対応

 Internet Watchの記事によると、Mozillaは18日、Webブラウザ「Firefox」の最新版となる「Firefox 2.0.0.8」をリリースしたとのこと。Windows版、Mac OS版、Linux版がそれぞれ公開され、最新版ではMac OS X 10.5(Leopard)に対応したほか危険度の高い脆弱性の修正も行なわれたという。

 修正された脆弱性は8件で、そのうち2件は脆弱性の危険度が4段階で最も高い“Critical”と判定されていたという。これらの脆弱性が悪用されると、任意のコードを実行させられる可能性があるようだ。

 10月26日に発売予定の最新版Mac OS、「Mac OS X 10.5(Leopard)」にも対応したとのことだ。ただしMac OS X 10.5での動作には、一部のメディアプラグインなどに既知の問題があるとしている。

記事: Internet Watch:「Firefox 2.0.0.8」公開、8件の脆弱性を修正

Mini-ITXながらDVIポートを二基搭載、「LV-679D2C」が登場

 AKIBA PC Hotlineの記事によると、COMMELLブランド(Taiwan Commate Computer)のMobile Intel GME965 Express/ICH8-Mチップセット搭載Socket Pマザーボード「LV-679D2C」が登場。これはモバイル向けのFSB 800MHz版Core 2 Duoに対応したMini-ITXマザーボードで、2基のDVIポートが使えるのが特徴だという。実売価格は54,780円とのこと。

 2基のDVIポートはブラケットとして用意されており、マザーボードとはフラットケーブルで接続することになるようだ。こうした構造から、DVIポートを使用するには拡張スロットを持つPCケースが必要となるとのこと。搭載チップセットは店頭初登場のMobile Intel GME965 Express。組み込み用途向けのチップセットで、GPUの「Graphics Media Accelerator X3100」を搭載するほか、FSB 533/800MHz、DDR2 533/667メモリに対応しているという。ICHはICH8-Mがペアとなるとのこと。

 搭載するスロット数はPCI×1、Mini PCI×2、SO-DIMM×2(DDR2 533/667)、CF×1(Type II、基板裏面に装備)。主な搭載機能はDVI(2ポート)、VGA、TV出力(HDTV対応)、Gigabit Ethernet(2ポート)、Serial ATA(3ポート)、パラレルATA(1ポート)、HDオーディオ。このほか、プログラム可能な8bitデジタルインターフェイス「GPIO」を備えるという。主な付属品は、CPUクーラー、DVIポート付きブラケット、DVIポート用フラットケーブル、TV出力端子付きブラケット、HDTV出力ケーブル。

記事: AKIBA PC Hotline:デュアルDVIのCore 2 Duo対応Mini-ITXマザー発売

あの「ネットランナー」とは違う、"悪用厳禁"の「ネトラン」

 ITmediaの記事によると、「株式会社にゅーあきば」なる出版社が11月8日、「ネトラン」という新雑誌を創刊することが判明したとのこと。第1号には「帰ってきた悪用『厳禁』」の文字。諸事情によりおとなしくなっていたネトランが、「自主規制なし」の悪ノリ全開で帰ってきたという。

「ネットランナー」は、Web2.0時代の使命が終わった」として11月号を最後に休刊したWeb情報誌。1999年9月にソフトバンクパブリッシング(現ソフトバンククリエイティブ)から創刊し、以来「WinMX」「Winny」といったP2Pソフトの活用法を「悪用厳禁」と紹介したり、「中華キャノン」のプラモデルなど無駄に豪華な付録をつけ話題となったようだ。2002年のピーク時には20万部を発行、直近でも8万部を発行していたとのこと。

 ここ数年は、「諸般の事情」で紙面から「悪用厳禁」や「ぶっこ抜き」といった文字が消え、以前よりもおとなしい内容になっていたという。「会社が目指す出版の方向性と、ネトランとしてやりたいこととのギャップが大きくなった」と武本佳久編集長は打ち明けているようだ。「メディアとしてやりたいことをやれないのは不幸」と、武本編集長はソフトバンククリエイティブを離れ、独自でネトランを発行することを決意。4月に新設したにゅーあきばに代表取締役として就任し、ネットランナーの編集部員も大半が移籍。「ネトラン」という誌名の月刊誌を新創刊するという。

 ネトランは「ソフトバンククリエイティブで発行されていた『ネットランナー』とは一切関係ないことになっているので注意!」とのこと。「ネトラン」という名前を使っても大丈夫なのかという問いには、「多分大丈夫。ダメなら『ネットラソナー』という第2候補もあるし」 というコメントもあるようだ。

記事: ITmedia News:帰ってきた「悪用厳禁」――「ネトラン」復活

関連情報
ネトラン公式サイト
「ネットランナー」休刊へ - ITmedia News

2007年10月18日木曜日

iPhone/iPod touch向けアプリ開発用SDKを2月に公開予定、Apple

 AV Watchの記事によると、米Appleのスティーブ・ジョブズCEOは現地時間17日、同社Webサイト上にてiPhoneおよびiPod touch向けのアプリケーション開発用SDK(Software Development Kit)を、2008年2月に公開する計画を明らかにしたとのこと。ジョブズCEOはコメントの中でiPhoneをメインに説明しているが、同SDKではiPod touch向けのサードパーティー製アプリケーションも開発できるようになるとのこと。

 同社ではこれまでセキュリティを重視し、iPhone向けのサードパーティー製アプリケーションはブラウザで動作するWebアプリケーションでの開発を推進していた。しかし、一部のユーザーはiPhoneの改造を行なうことで非公式のアプリをインストールしており、iPod touchでも同様の事態が起きているとのこと。SDKの公開はAppleとして公式な形でユーザーによるアプリケーションの追加を認める方針転換と見れる。

 ジョブズCEOは方針の転換を説明しながらも、iPhoneのセキュリティを重視している姿勢を強調。「ウイルスやマルウェアは携帯電話にとっては大きな問題ではないという声もあるが、それは間違いだ。重大なトラブルを起こすウイルスは既に存在するし、その脅威は端末がより高性能になるに従い、増加するだろう」と予測し、さらに「iPhoneは最も高度な携帯電話であるため、標的になりやすい」と付け加えているとのこと。

 その上で、SDKの公開までに2カ月以上の時間がかかる理由として「オープンなプラットフォームの提供と、セキュリティの確保という正反対のことをしようとしているため」と説明。その2つを両立させるための「高度なシステムの開発に取り組んでいる」とし、ユーザーに理解を求めたという。この「高度なシステム」についての説明は行なわれていないようだが、ジョブズCEOはNokiaが携帯電話のサードパーティー製アプリに、デジタル署名を求めていることを紹介。「我々は、それが正しい方向性だと信じている」とし、開発中のシステムにも何らか形でデジタル署名を導入する可能性を示唆しているとのこと。

記事: AV Watch:米Apple、iPhone/iPod touch向けアプリをサードパーティーに開放

MSNの検索エンジンLive Search、Googleよりも優秀?

 @ITの記事によると、マイクロソフトは10月17日に行われた説明会にて、同社ポータルサイト「MSN」が採用する検索サービス「Live Search」の検索精度が米国でGoogleに追いつき、日本では上回ったとの認識を示したとのこと。Live Searchは9月末に検索技術のコア部分をアップデートし、日本も独自のチューニングを行ったことで精度が向上したという。

 検索精度の計測はマイクロソフトが実施。各国ごとにさまざまな審査員を用意し、検索結果で示される実際のページを判定してもらったという。マイクロソフトディベロップメントのプログラムマネージャー によると、米国での検索精度は2006年までGoogleがトップで、Live SearchとYahoo!が続いていた。しかし9月末のアップデートで、Live SearchとGoogleが並んでトップになったという。

 国内では2007年9月までYahoo!がトップで、Googleが2位。Live Searchは3位だった。しかし、アップデートによってLive Searchが上昇。Googleを抜いてYahoo!に続く2位になったという。

記事: @IT:Googleの検索精度はMSNに劣る――MSが自社計測もとに指摘

ウィルスバスター2008の初回版、付属の保険は最大で30万円を補償

 @ITの記事によると、セキュリティ企業のトレンドマイクロは、個人情報の不正使用により金銭被害を受けた場合に最大30万円の補償を受けられる保険付の「ウイルスバスター2008 初回限定版個人情報安心パック」を発売するとのこと。アメリカンホーム保険の商品をセットした計10万本の初回限定版で、19日にオンラインショップで販売を開始し、店頭での販売開始は26日となる。パッケージ版が5980円、ダウンロード版が4980円で、通常販売の1年版と同じ価格設定になっているようだ。

 ウイルスバスター2008に保険をセットした限定版では、製品のユーザー登録期間中、キャッシュカードやクレジットカードといった支払用カードやインターネットバンキングで利用する個人情報を財産を侵害する目的で不正使用されたことによって金銭的被害を被り、金融機関から損害額の補償が受けられない、あるいは全額が補償されない場合に、1件の事故につき(または補償期間通算で)最大30万円までの補償を行うとのこと。またネット上の被害だけでなく、盗難、偽造、変造、スキミングなどによる日常生活上の被害も補償の対象となるようだ。

 補償を受けられるのは限定版を購入後、2008年10月31日までにユーザー登録を完了した個人ユーザー。補償期間は登録日から初回サポートサービス期間終了日までの1年間。通常のユーザー登録をすれば、別途保険の加入手続きをする必要はないとのこと。

記事: @IT:30万円まで補償、保険付きウイルスバスター登場

2007年10月17日水曜日

ATOK X3 for Linux、3年ぶりのLinux向けATOK

 @ITの記事によると、ジャストシステムは10月16日、Linuxディストリビューション向けの日本語入力システム「ATOK X3 for Linux」を11月30日に発売すると発表したとのこと。Linux向けATOKのバージョンアップは3年ぶりだという。価格はパッケージ版が1万2600円、ダウンロード版が7350円。法人向けのライセンス販売は1ライセンスが8400円などで、既存ATOKユーザー向けの優待版も4725円(ダウンロード版)で用意するとのこと。

 X3は「ATOK 2007」の変換エンジン「ATOKハイブリッドコア」と辞書機能を搭載した製品で、Windows版やMac版のATOKと同様の変換精度を実現するという。前後の文節から意味を判断し、候補ウィンドウに表示される第2候補以降の順序を動的に切り替える「最適候補提示機能」を搭載、少ない作業で目的の単語を入力できるという。

 同音の単語の変換時や間違えやすい表現の使用時に解説を提示して注意を促す機能、ビジネス文書の作成時にくだけた表現の使用を指摘し訂正する機能、謙譲語と尊敬語の混同などを指摘する機能なども搭載するようだ。

記事: @IT:Linux向けATOK、ジャストシステムが3年ぶりに発売

ASUSのX38搭載マザー、水冷対応版が登場

 AKIBA PC Hotlineの記事によると、ASUSからチップセットに水冷ヘッドを装備したIntel X38 Express/ICH9Rチップセット搭載LGA775マザーボード、「Maximus Formula (Special Edition)」が登場したとのこと。販売価格は41,000円前後のようだ。

 この製品は、同社のIntel P35 Express搭載マザーボード「Blitz Formula」などと同様に、水冷キットに対応した冷却システム「Fusion Block System」を採用しているのが特徴とのこと。MCHのクーラーにフィッティングが用意されており、手持ちの水冷キットを接続することができるようだ。Blitz FormulaではMCHクーラーとI/Oパネル部のフィンがヒートパイプで接続されていたが、この製品ではそのヒートパイプがヒートシンクに置き換えられ、さらにCPUソケット脇のヒートシンクも大型化しているようだ。

 付属パーツが多いのはBlitz Formulaと同様で、コーデックチップ搭載PCI Express x1接続サウンドカード「SupremeFX II」、POSTコードが確認できる外付けの小型LCDユニット「LCD Poster」、冷却ファン、ゲームソフト「S.T.A.L.K.E.R.」、ベンチマークソフト「3DMark06 Advanced Edition」などが付属しているとのこと。基板上に電源、リセットなどのスイッチを備える点もBlitz Formulaと同じのようだ。

 対応FSBは1,600/1,333/1,066/800MHz。スロット数はPCI Express x16×2(CrossFire対応)、PCI Express x1×3、PCI×2、DIMM×4(DDR2 1200/1066/800/667、最大8GB)。主な搭載機能はGigabit Ethernet(2ポート)、Serial ATA(内部6ポート、RAID 0/1/0+1/5対応)、パラレルATA(1ポート、Ultra ATA/133)、IEEE 1394、8チャネルサウンド。PS/2ポートはキーボード用を1基のみ備えているとのこと。

 また、このほかFusion Block Systemを搭載していない通常モデル「Maximus Formula」がラインナップされているという。

記事: AKIBA PC Hotline:水冷対応のX38搭載マザーがASUSから登場、4万円台

消費電力10W、ファンレスで動作するビデオカード「Millennium P690」

 PC Watchの記事によると、加Matrox Graphicsは現地時間16日、ファンレスビデオカード「Millennium P690」シリーズ6モデルを発表、10月より出荷開始されるとのこと。P690シリーズは、従来モデルのP650シリーズを再設計した製品だという。製造プロセスは90nmとなり、消費電力を抑制したことで、全モデルが12W以下・ファンレスでの動作が可能になったとのこと。「P690 PCIe x16」の消費電力については10Wだという。

 インターフェイスは通常ブラケットの2製品がDVI-I×2、LowProfile製品がLFH60でDVI-I×2への変換ケーブルが付属。いずれも、DVI-I→ミニD-Sub15ピン変換アダプタが2つ同梱されるとのこと。またサポートする最大解像度は、デジタルが1,920×1,200ドット、アナログが2,048×1,536ドット。Plusモデルの4画面出力では、アナログ1,920×1,200ドットが最大となるようだ。対応OSはWindows 2000/XP/Server 2003/Vistaで、x64版もサポート。ビデオメモリはDDR2で、容量は通常モデルが128MB、Plusモデルが256MB。

PCI Express x16接続の「P690 PCIe x16」、PCI接続の「P690 PCI」の価格は199ドル。LowProfileに対応するPCI Express x16接続の「P690 LP PCIe x16」、同x1接続の「P690 LP PCIe x1」の価格は249ドルとのこと。また、 オプションのケーブルを使うことでアナログ4画面出力が可能な「Plus」モデルも用意し、PCI Express x16接続の「P690 Plus LP PCIe x16」、PCI接続の「P690 Plus LP PCI」の価格は289ドル。いずれもLowProfileに対応し、4画面出力ケーブルが99ドルとのこと。

記事: PC Watch:Matrox、10Wのファンレスビデオカード「Millennium P690」

2007年10月16日火曜日

Mac OS X Leopard、10月26日に発売が決定

 PC Watchの記事によると、アップルはMacintosh用のOS「Mac OS X Leopard」を、10月26日午後6時より発売するとのこと。シングルユーザーライセンスで14,800円、家族5人で有効なファミリーパックが22,800円のようだ。対応マシンは、Intel製CPUかPowerPC G5/G4(867MHz以上)を搭載したMacintoshで、512MB以上のメモリが必要になるとのこと。

 Leopardは、Mac OS Xの6番目のメジャーリリースで、バージョンは10.5。インターフェイスやデザインの変更のほか、300以上の新機能を搭載するという。主な新機能は、ファイル管理を行なう「Finder」の共有機能の強化やCover Flowの搭載、ファイルへのアクセスを容易にする「Stacks」機能(Dockへの追加機能)、アプリケーションの目的別グループ化・切り替え機能「Spaces」など。このほか強化されたペアレンタルコントロール機能や、Boot Campの完成版も搭載するという。

 Mac OS X Leopardは当初、6月のWWDC 2007でのリリースを予定していたようだが、iPhoneのソフト開発や品質評価を行なう人的リソースが足りないことを理由に10月へ延期していたという。Mac OS X Leopardのサーバー版「Mac OS X Server バージョン10.5 Leopard」も、クライアント向けと同時発売するとのこと。価格は10クライアント版が57,800円、無制限クライアント版が114,800円。

記事: PC Watch:アップル、Mac OS X Leopardを10月26日に発売

エンカルタ 総合大百科 2008、11月中旬に発売

 マイクロソフトは11月16日より、マルチメディア百科事典ソフト「エンカルタ 総合大百科 2008」を発売するとのこと。価格については、通常版が13,440円、アカデミックパックが10,290円、特別優待アップグレード版が6,090円となっている。うち、特別優待アップグレード版はオンライン販売でのみ提供するとのこと。対応OSはWindows XP/Vista。

 文字に加えて、写真/音声/動画や、インタラクティブに操作できる「ダイナミック地球儀」、3Dバーチャルツアーなどマルチメディアコンテンツで解説する百科事典ソフト。25,000点のマルチメディアコンテンツに加え、Webページのように、リンクを辿ることで次々と関連項目にアクセスできることも特徴としているようだ。収録した項目数は2007年版と同等の約36,000だが、約3,700項目の追加/訂正が行なわれているとのこと。またコンテンツは、インターネットによる無料のアップデート機能により常に最新の情報が提供されるとのこと。

 そのほか、ふりがな付き解説やパズル、ゲームを収録した小学生向け百科事典「エンカルタ キッズ百科」も引き続き同梱するようだ。

記事: PC Watch:マイクロソフト、マルチメディア百科事典「エンカルタ 総合大百科 2008」

Netscape Navigator 9、正式版が公開

 ITmediaの記事によると、米AOL傘下のNetscapeは10月15日、Webブラウザ「Netscape Navigator 9」の正式版をリリースしたとのこと。バージョン9は、Windowsにしか対応していなかったNetscape 8とは異なり、Windows、Linux、Mac OS Xに対応するという。また、名称が「Netscape」から昔の「Netscape Navigator」に戻されたようだ。これはNetscape.comなどほかのNetscape製品と区別するためとのこと。

 外観を刷新したほか、よくあるURLのタイプミスを自動的に修正する機能、URLを一時的に保存して後で再度アクセスできるサイドバー機能「Link Pad」などの新機能が加わり、Firefox 2用のエクステンションのインストールも可能となったようだ。OPMLのブックマークのインポート・エクスポートもサポートするとのこと。

 このほか、ミニブラウザ(サイドバーで開く小さなブラウザ)を強化、ブックマークだけでなくすべてのリンクを開けるようにし、ナビゲーションツールバーを追加したという。ツールバーのスペース節約のため、更新ボタンと中止ボタンを統合したようだ。また、要望が多かったことからNetscape 7スタイルのThrobber(読み込み中に回転するアイコン)を復活させたという。

 Netscape Navigator 9は現時点では英語版のみで、Netscapeサイトからダウンロードできるとのこと。またNetscapeは、RC1でバージョン9からソーシャルニュース機能を削除したことを受け、この機能をブラウザに追加するエクステンションもリリースしたようだ。これらはNavigatorとFirefox 2に対応する。

記事: ITmedia News:Netscape Navigator 9、正式リリース

2007年10月15日月曜日

microSD専用、ストラップ付き小型カードリーダが発売

 PC Watchの記事によると、株式会社ソリッドアライアンスは15日、microSDカード専用USBカードリーダ「MicroSD用USB 2.0対応小型カードリーダー/ライター」を発売したとのこと。価格はオープンプライスで、直販価格は1,000円だという。本製品はUSBポートに直差し可能な小型カードリーダで、2GBのmicroSDまで対応するとのこと。対応OSはWindows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.4以降のようだ。

 本体サイズは16.4×26.7×4.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1gとのこと。本体カラーはブラック(MRW01-IM-B)、ホワイト(同-W)の2色が用意され、付属品としてストラップがある。

記事: PC Watch:ソリッドアライアンス、microSD専用のストラップ付き小型カードリーダ

ファイル共有ソフトShareのネットワークを可視化、Share Radar

 ITmeidaの記事によると、セキュリティベンダーのフォティーンフォティ技術研究所(FFR)は10月15日、P2Pファイル交換ソフト「Share」ネットワークにおいて、任意の流出ファイルを保持するコンピュータのIPアドレスを特定するツール「Share Radar」を発表、16日より販売を開始するとのこと。この製品は、同社が9月に発売したWinnyネットワークを可視化する「Winny Radar」のShare対応版のようだ。Shareによる情報漏えい事件が発生したユーザー企業などの事後対策に活用できるとしている。

 Share Radarは、Winny同様、匿名性の高いShareのP2Pネットワークにおいて流出したファイルの保持者を特定するためのツール。暴露ウイルス感染などによりファイルがノード(Shareネットワーク上のコンピュータ)間で高速に拡散することによる情報流出の拡大を迅速に防ぐ。Shareプロトコルの独自暗号を復号しながら、ノードが保持するファイルの名前やIPアドレス、ハッシュ値といった所在を特定するキー情報を収集、検索することで、特定のファイルを保持するノードのIPアドレスの情報を絞り込んでいく機能を提供する。

 同製品は、情報漏えいによる事後対策を行うユーザー企業向けの「End User Edition」と、サービスプロバイダーが第三者に対する事後対策コンサルティングやデータ提供などのサービスに利用するための「Service Provider Edition」の2種類があるとのこと。価格はいずれも200万円で、Linuxシステム上で動作するという。なお、製品の開発に協力したクロスワープ社のP2Pネットワーク監視サービス「P2P FINDER」にShare Radarの技術が使われている。サービスはShareのほか、WinMX、Winnyに対応済みとのこと。FFRとクロスワープの両社は、今後もP2P監視技術の強化/改善を行っていくとしている。

記事: ITmedia エンタープライズ:Winnyファイル保持者のアドレス特定ツール、Share対応版がリリース

5色から選べる12.1型ワイドノート、KOUZIROから

 PC Watchの記事によると、株式会社KOUZIROは、本体色を5色の中から選択可能な12.1型ワイドノートPC「FRONTIER FRNC」シリーズを発売したとのこと。出荷は10月下旬より順次開始するという。カラーラインナップは「クリアホワイト」、「クールブラック」、「チアフルイエロー」、「コズミックブルー」、「キュートピンク」の5色が用意され、購入時に本体色を選択できるという。

 CPUとOSの違いで4モデルを用意。Celeron 530(1.73GHz)/Windows XP Home Edition搭載の「FRNC13」は99,800円、Core 2 Duo T7250(2GHz)/XP Home Edition搭載の「FRNC73」は124,800円、Celeron 530/Vista Home Basic搭載の「FRNC130」は99,800円、Core 2 Duo T7250/Vista Home Premium搭載の「FRNC730」は129,800円とのこと。

 そのほかの仕様は全モデル共通で、メモリ1GB(最大2GB)、Intel GM965 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、80GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、1,280×800ドット(WXGA)表示対応12.1型ワイド液晶などを搭載するようだ。インターフェイスには、Express Card/54スロット×1、SDカード/MMC/メモリースティック(PRO)対応スロット、USB 2.0×3、IEEE 1394、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、56Kモデム、音声入出力、130万画素Webカメラなどを備えるという。バッチリはリチウムイオンで、駆動時間は最長約2.5時間。本体サイズは299×219×26.5~35.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.9kgとのこと。

記事: PC Watch:KOUZIRO、5色カラバリの12.1型ワイドノート

2007年10月14日日曜日

ソフマップ、秋葉原リユース総合館にて「記憶メディア破壊サービス」を実施

 AKIBA PC Hotlineの記事によると、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館がHDDを破壊するサービスを実施している。これは、客によって持ち込まれた廃棄HDDを専用機械にて、その場で破壊してくれるというサービスのようだ。料金はHDD 1台980円だという。

 名前は「記憶メディア破壊サービス」。廃棄したい2.5インチ/3.5インチHDDを、店頭に備え付けの破砕機で破壊するとのこと。HDDを粉々にする訳ではなく、筐体表面の4箇所に穴を開けるようだ。これでも、中のディスクまでしっかり貫通するので、もちろん再度HDDを使うことは不可能だという。また、リサイクル業者に引き取ってもらう場合とは違い、目の前ですぐに破壊作業を行なってくれるという。これは、途中でデータが漏洩するといったこともない。店頭に出向く必要はあるものの、個人情報などを扱う法人にとっても注目のサービスかもしれない。

 破壊の作業時間はわずか数秒。処理後のHDDは返却されるが、同店に引き取って資源としてリサイクルしてもらうこともできるとのこと。なお、HDDのほか携帯電話やCD、DVDなどのメディアも受け付けるようだ。

記事: AKIBA PC Hotline:HDDをその場で破壊するサービス実施中、1台980円

サイトの更新を通知するキャラクター型ガジェット、斉藤委員長

 Internet Watchの記事によると、カヤックは12日、Webサイトの状況を監視するデスクトップ常駐型アバター「斉藤委員長」を公開したとのこと。斉藤委員長は無料で利用でき、サイトの更新状況やサーバーの状態を通知するガジェットだという。3頭身のキャラクターがデスクトップに常駐、サイトの状態に応じてボディランゲージが変化するとのこと。ブログの新着コメントやトラックバックなども確認可能のようだ。

 ガジェットは、Adobe AIRで開発されており、AIRをインストールして利用するとのこと。監視したいサイトのURLやチェック間隔などを設定しておけば、対象サイトの状況をキャラクターが通知してくれるようだ。指定できるサイトは1つで、チェック間隔は1分、5分、30分、60分から選べるという。

 開発担当者は斉藤委員長の仕組みについて、「ガジェットが指定されたサイトへアクセスし、HTMLデータを取得。データからサイトを再構築し、ページを画像に変換する。再びサイトへアクセスして画像化し、前の画像との差分を画像認識技術を用いて解析。更新箇所に色を付けてガジェットに表示させている」と説明したようだ。

 なお、斉藤委員長はカヤックのラボチームによる企画「ぶっこみイレブン」の一環だという。年間77個のサービスリリースを目標にしており、2007年2月に開始して以来、現在までに39のサービスを公開しているとのこと。今回は斉藤委員長のほかに、Webカメラを使ってテルミンの演奏ができる「エアテルミン」、画像の顔面部分を骸骨に変換する「ガイコツメーカー」なども発表したようだ。


記事: Internet Watch:サイトを監視するデスクトップ常駐型アバター「斉藤委員長」

PS3やMac OSで"そのまま使える"Webカメラ、プリンストンから

 BroadBand Watchの記事によると、プリンストンテクノロジーが130万画素のWebカメラ「PWC-130U」を、10月中旬に発売するとのこと。130万画素の1/4インチCMOSセンサーを搭載したWebカメラ。撮影画像サイズは最大1,280×1,024ピクセルで、フレームレートは最大30フレーム/秒。インターフェイスはUSB 2.0で、USBビデオクラス(UVC)に準拠、Windows Vista/XP、Mac OS X 10.4.8以降で別途ドライバをインストールすることなく利用できるとのこと。また、システムソフトウェア1.70以降のプレイステーション 3でも同様に利用できるようだ。価格はオープンで、店頭予想価格は5,980円の見込みだという。

 本体サイズは42×60×68mm(幅×奥行×高さ)で、重量は95g。イヤホンマイクのほか、撮影した画像の加工ができる「WebCam Companion 2」、フレームやキャラクター表示ができる「Magic-i3 Visual Effects」といったソフトウェアが付属するとのこと。

記事: BroadBand Watch:プリンストン、PS3やVista、Mac OS対応の130万画素Webカメラ


プリンストンは、Windows ばかりでなくMacに対応した製品を多く出しているメーカーです。今回のWebカメラは、PS3にて別途ドライバを用意することなく使えるというところも好感が持てます。実のところあまり普及していないというPS3を有効に使う手段を、この製品で拡大できるのではないでしょうか。

2007年10月13日土曜日

ツートップのハイエンドPC、Intel X38チップを搭載した「P5E」を採用

 PC Watchの記事によると、株式会社ユニットコムは"ツートップブランド"のIntel X38 Expressチップセット搭載ハイエンドPC、「VIP Q67P5E/DVRAM/88GTS」を発売したとのこと。標準構成でX38チップセットを採用したASUSTeK製マザーボード「P5E」を採用、PCI Express 2.0とCrossFireをサポートしているのが特徴だ。CPUにCore 2 Quad Q6700(2.66GHz)、GPUにGeForce 8800 GTS(320MB)を採用し、ハイエンド向けの仕様となっている。搭載されたHDDは、回転数可変(5,400~7,200rpm)のWestern Digital製「WD10EACS」とのこと。

 BTOに対応し、CPU、HDD、ビデオカード、マザーボードなどを選択可能。一例として、CPUにCore 2 Quad Q6700、メモリ2GB、Intel X38 Expressチップセット、GPUにGeForce 8800 GTS、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Premiumなどを選択した仕様で、価格は236,800円となるようだ。

 拡張スロットはPCI Express x16×2、PCI Express x1×3、PCI×3。拡張ベイは5インチ×4、3.5インチ×2、3.5インチシャドウ×4。インターフェイスは、8in1カードリーダ、USB 2.0×8、IEEE 1934×2、Gigabit Ethernet、S/PDIF出力(角形/同軸)、PS/2×1(キーボード)、音声入出力などを備えるとのこと。本体サイズは200×475×435mm(幅×奥行き×高さ)だという。

記事: PC Watch:ツートップ、Intel X38/1TB HDD搭載のハイエンドPC

偽のサイト、"Microsoft AntiSpyware Center"に要注意

 Internet Watchの記事によると、米McAfeeは11日、米MicrosoftのWebサイトを装って偽のスパイウェア対策ソフトをインストールさせる手口を発見したことを公表、同社の公式ブログで明らかにしたtぽのこと。今回の手口では「Microsoft AntiSpyware Center」という名称の偽サイトを開設し、ウイルスやスパイウェアをスキャンするための偽ツールを提供するという。実際にスキャンは実行されないが、ユーザーのコンピュータ内をスキャンしているように見せかけ、脅威が見つかったという警告を表示。この脅威に対処するにはActiveXコントロールが必要として、インストールを促すとのこと。

 しかし、このActiveXコントロールをインストールすると、トロイの木馬によってInternet Explorerのホームページ設定が変更されてしまうようだ。変更先のWebページでは、実際には存在しない脅威を発見したと強調し、偽のスパイウェア対策ソフト「AntiSpyStorm」の体験版をインストールして対処するよう勧めるという。

 インストール後にAntiSpyStormでスキャンを実行すると、再び実際には存在しない脅威を検出したようにふるまうとのこと。また、この脅威を駆除するためには、AntiSpyStormの製品版をダウンロード購入が必要であるというメッセージを表示。警告を真に受けたユーザーからクレジットカード番号を盗み出そうとするという。

記事: Internet Watch:Microsoft騙るサイトで偽セキュリティソフト配布、カード番号を盗み出す

Google Earth上にて、特定の地域に関連した動画が再生可能に

 Internet Watchの記事によると、米Googleは11日、同社の提供するバーチャル地球儀ソフト「Google Earth」において、地図に関連付けされたYouTube動画の再生機能を追加したと発表したとのこと。この機能は、Google Earthのバージョン4.2以上で利用できるという。

 「レイヤ」ウィンドウにおいて、「特集コンテンツ」の中にある「YouTube」の項目のチェックボックスをオンにすることで、地図上にたくさんのYouTubeアイコンが表示されるとのこと。アイコンをクリックすると吹き出しが現われ、そこでYouTubeに投稿された動画を見ることができるという。なおここで再生されるYouTube動画は、特定の地点と関連付けられた、いわゆるジオタグされた動画だけだという。YouTubeはこのジオタグ機能を6月に発表しているとのこと。

 Google Earthに表示される他のアイコンと同じく、YouTubeアイコンは拡大していくにつれてよりたくさん表示されるようになっており、圧倒される量のアイコンで画面が埋め尽くされることがないよう工夫されているとのこと。

記事: Internet Watch:「Google Earth」にYouTube動画の再生機能を追加

2007年10月12日金曜日

ドスパラのゲーマーPC「Prime Galleria ZX」にX38搭載ハイエンドモデルが登場

 PC Watchの記事によると、株式会社サードウェーブは、ドスパラブランドのIntel X38 Expressチップセット搭載ゲーマー向けPC「Prime Galleria ZX」を発売したとのこと。チップセットにPCI Express 2.0対応のX38を採用するほか、CPUにCore 2 Extreme QX6850(3GHz)、ビデオカードにGeForce 8800 Ultra(768MB)を搭載するなど、「最新のゲームをストレスなくプレイできる最高の環境」を目指したという。

 空きスロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×2。空きベイは5インチ×3、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×3。インターフェイスは、USB 2.0×10、IEEE 1394×1、12in1カードリーダ、DVI×2、Gigabit Ethernet×2、音声入出力、PS/2×2などを備える。また950Wの電源を搭載し、本体サイズは196×505×435mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約14kg。

 標準仕様では、メモリ4GB、500GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows XP Home Editionなどを搭載し、価格は339,980円とのこと。BTOに対応し、ビデオカード、OS、メモリ、HDD、Officeの有無などを選択可能のようだ。

記事: PC Watch:サードウェーブ、Intel X38搭載のゲーマー向けPC

バッファロー製無線LANルーター、CSRFの脆弱性

 ITmediaの記事によると、情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月12日、バッファロー製の無線LANルータ「AirStation WZR-RS-G54」および「同G54HP」にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が発見されたとして、JVN(Japan Vulnerability Notes)に情報を公開したとのこと。

 2製品では、Webブラウザからログインして機器の設定を行えるという。この際ユーザーが悪意のある別のサイトにもアクセスしていると、管理用パスワードの変更や、インターネット側から機器の設定画面へのアクセスを許可してしまうなどのユーザーが意図しない設定変更を、第三者によって行われる可能性があるとのこと。

 対象となるのは、ファームウェアのバージョンがWZR-RS-G54ではVer.2.46およびそれ以前、G54HPがVer.2.43およびそれ以前だという。この脆弱性は、2製品ともファームウェアを最新版のVer.2.49に更新することで回避できるとのこと。

記事: ITmedia エンタープライズ:バッファローの無線LAN製品にCSRFの脆弱性、ファームウェア更新で対処


無線LANの設定、そのほかルーターの設定変更を頻繁に行うような人は、安全面を考えるならば、必ずファームウェアをアップデートしたほうが良いですね。

「Web Spy Shield」、その実態は偽のPCスキャン機能を持った詐欺ツール

 ITmediaの記事によると、セキュリティ企業のSunbelt Softwareが、ウイルスやスパイウェアを検出できるツールと偽ってユーザーをだます詐欺の新しい手口が見つかったとブログで報告したとのこと。

 Sunbeltによれば、「Web Spy Shield」というツールが存在するという。ユーザーのPCをスキャンして調べられると称し、ツールバーと実行可能ファイルをPCにインストールするとのこと。しかし、実態はWebベースの詐欺ツールとなっており、ホームページを乗っ取ってしまう機能も持つとのこと。

記事: ITmedia エンタープライズ:偽のPCスキャンでだます詐欺ツール


関連情報
Sunbelt Software ブログ

2007年10月11日木曜日

USB接続のフルセグ地デジチューナー、デル製PCにバンドル

 PC Watchの記事によると、デル株式会社は10月16日より、エスケイネット製USBポータブル地上デジタルTVチューナー「MonsterTV HDU」をバンドルしたPCを発売するとのこと。デルとしては初めて、PCにフルセグメントの地デジチューナを搭載。バンドル対象機種は、個人向けデスクトップのInspiron 530/531と、個人向けノートブックのInspiron 1420/1520/1720、XPS M1330の6機種とのこと。

 MonsterTV HDUは、USB接続でありながら、業界最小の98×70×15mm(幅×奥行き×高さ)/最軽量の80gを謳うフルセグメント対応地デジチューナー。ソニー製のチューナーを搭載し、高画質/高性能をうたうほか、リモコン受光ユニットを内蔵。同梱のリモコンでTV操作が可能となっているとのこと。

 本体後部にはB-CASカードスロットとアンテナ入力(RFコネクタ変換ケーブルが付属)のほか、別売りのブースター内蔵型モバイルアンテナ用の電源出力を搭載。USBバスパワーのみでモバイル環境での視聴が可能としているようだ。また、アプリケーションには独自の「MonsterTV HDTV」を利用、視聴ウィンドウのサイズが調節可能とのこと。画面を一時停止する「メモ」機能や電子番組表(EPG)機能、予約録画機能などに対応し、電源OFFやサスペンドモードからの復帰録画にも対応するようだ。

記事: PC Watch:デル、小型のUSB地デジチューナを個人向けPCとバンドル販売

石丸電気、秋葉原駅前にPCパーツショップを開店する予定

 AKIBA PC Hotlineの記事によると、JR秋葉原駅前にある石丸電気の店舗「AKIba station PLAza」が、PCパーツや携帯電話を中心に扱う店舗「モバイル館」として近くリニューアルオープンするとのこと。ただし、オープン日は未定のようだ。

 これは、同社の親会社であるエディオンが9日(火)付けで発表したプレスリリースで明らかになったものとのこと。AKIba station PLAzaでは携帯音楽プレイヤーや携帯電話、PCサプライ品などを扱っていたが、今回 同店を改装、PCパーツや携帯電話などを扱うモバイル館として新たにオープンするという。既にAKIba station PLAzaでは改装工事が進められており、近日中にオープンするかもしれない。

 なお、9日(火)には、「駅前店」がメーカー製PCを主に扱う店舗「パソコン館」として新たにオープンしているとのこと。同社は秋葉原地区店舗の再編、改装を行なっている最中で、近日中に全11店舗がオープンする予定という。

記事: AKIBA PC Hotline:秋葉原駅前にPCパーツを扱うショップを石丸電気が開店

「IFX-14」発売、巨大なクーラーでCPUを裏からも冷やす

 AKIBA PC Hotlineの記事によると、マザーボードの裏面からもCPUが冷却できるThermalright製LGA775/Socket AM2対応クーラー「IFX-14」が、サイズから発売されたとのこと。実売価格は9,800円だという。IFX-14はCPUクーラー本体と、補助クーラーの二つで構成される製品のようだ。CPUクーラーは、2個の大型フィンを太さ8mmのヒートパイプ8本で冷却ヘッドに接続。高さ161mm、重量790gと、ヘビー級の製品だ。ファンは付属しておらず、ユーザーが任意で120mmまたは140mmサイズのファンを取り付けるとのこと。

 ユニークなのは補助クーラーの存在のようだ。マザーボード裏面のCPUソケットの位置に取り付けて補助的にCPUの冷却を行なうもので、冷却ヘッドとフィンがL字型に曲がった長いヒートパイプで接続されているという。取り付けると、マザーボードの端からフィンだけが外に顔を覗かせるような格好になるとのこと。ただし、こうした大掛かりな構造のため、使用できるPCケースは限られそうだという。一般的なタワー型ケースの場合は、ケース内部の電源ユニットの手前あたりに補助クーラーのフィンが張り出す形になるとのこと。サイズの製品情報ページのほか、T-ZONE. PC DIY SHOPが行なったデモの記事でもその様子が確認できる。

 CPUクーラーはサイズが146.2×124×161mm、重量790g。補助クーラー(フィン部分のみ)はサイズが134.5×163.5×112.6mm、重量130g。主な付属品は、ファンの振動を抑えるラバー、グリス、固定用各種パーツ(バックプレート、クリップ、ネジなど)。なお、オプションとしてSocket 939に対応できるパーツ「939 Bolt-Thru-Kit」が用意されているようだ。

記事: AKIBA PC Hotline:CPUソケット裏面からも冷やすCPUクーラーが発売

2007年10月10日水曜日

Intel X38 チップセットを搭載したマザーボード、続々発売開始

 AKIBA PC Hotlineの記事によると、帯域幅5GT/sのPCI Express 2.0やDDR3 1333メモリなどをサポートしたIntel 3シリーズチップセットの最上位モデル「Intel X38 Express」を搭載したLGA775マザーボードが初登場、GIGABYTE製「GA-X38-DQ6」とASUS「P5E」が発売されたとのこと。実売価格は「GA-X38-DQ6」が約37,000円、「P5E」が約35,000円だという。

 Intel X38 ExpressはほかのIntel 3 シリーズと異なり、PCI Expressインターフェイスの新しい規格であるPCI Express 2.0をサポートしているとのこと。PCI Express 2.0では、帯域幅を従来のPCI Express 1.1の倍となる5GT/sに拡張。PCI Express x16スロット1基あたりの帯域幅は16GB/sで、Intel X38 Expressでは2基装備しているという。

 また、DDR3 1333メモリを正式にサポートしているのも特徴の一つだという。従来のIntel P35 Expressなどを搭載したマザーボードでもDDR3 1333をサポートしている製品はあるが、これらはオーバークロックによりマザーボードメーカーが独自に実現したものだったようだ。このほか、Intel X38 Express向けにIntel純正のオーバークロックツールが用意されるという点も注目と言えるだろう。対応CPUはCore 2 Extreme、Core 2 Quad、Core 2 Duoなど。FSB 1,333/1,066/800MHzをサポートするのはIntel P35 Expressなどと同様のようだ。

 Intel X38 Express/ICH9Rチップセットを搭載したGA-X38-DQ6とP5Eは、独自にFSB 1,600MHzをサポートしているのが特徴といえる。チップセットなどの冷却には銅製のフィンとヒートパイプを使用、さらに基板裏面にも銅製ヒートシンクを装着し、高い冷却性能を発揮できるとしているようだ。ただし、メモリスロットはDDR3タイプではなくDDR2タイプを搭載している。

記事: AKIBA PC Hotline:PCIe 2.0対応のX38チップセット搭載マザー発売

バッファロー製USBメモリの一部、トロイの木馬が混入している可能性

 ITmediaの記事によると、バッファローは10月10日、同社製USBメモリの一部にウイルスが混入している可能性があると発表したとのこと。混入の"可能性"があるのは、現在市場に出回っている186台のUSBメモリで、実際に該当する製品は「そのうちの10%ほど」(同社)と見られ、新品への交換で対応するとのこと。また、すでに該当製品のシリアル番号(製造番号)は特定できており、同社はユーザーに使用中止を呼びかけているという。シリアルの確認方法や問い合わせ先は、同社サイトで公開されているようだ。

 該当するのは、指紋認証モデルの「RUF2-FS512-W」(製造コード:07/09/11、シリアル番号:000001~000360の一部)、「RUF2-FS1G-W」(製造コード:07/09/11、シリアル番号:000001~000360の一部)、「RUF2-FS2G-W」(製造コード:07/09/11、シリアル番号:000001~000120の一部)で、製品の本体裏側にある製造コードとシリアル番号から確認できるとのこと。また、これらが一致しても、同日公開されたRUF2-FSシリーズ ウィルスチェックプログラム Ver.1.00でウイルスが検出されなかった場合は問題はないとしているようだ。

 混入したのは、オンラインゲームのIDとPASSWORDを取得するトロイの木馬型ウイルスで、「Trojan-PSW.Win32.OnlineGames.OCK」(ウイルスセキュリティ)、「TROJ_NSOM.UG」(ウイルスバスター)、「Trojan Horse」(ノートンアンチウイルス)、「Pccked.Win32.NsAnti.r」(F-Secure)、「NewMalware.bl」(McAfee)などの名称で検出されるとのこと。

記事: ITmedia +D PC USER:バッファローのUSBメモリにウイルスが混入

レノボがThinkCentre A61eを発表、B5ノートと同等の設置面積

 @ITの記事によると、レノボ・ジャパンは10月10日、B5ノートPCと同等の設置面積を実現したデスクトップPC「ThinkCentre A61e Ultra Small」を発表したとのこと。低消費電力のCPUと空冷効果に優れた筐体デザインを採用し、高い静音性を実現しているようだ。

 A61eは幅が275ミリ、奥行きが242ミリで設置面積はB5ノートPCと同等とのこと。容積は4.5リッターでレノボのデスクトップPCの中では最小だという。従来、最小サイズだったM55 Ultra Smallと比べて25%の小型化を実現したようだ。マザーボードはMini ITXを採用。CPUにAMDのAthlon X2 デュアルコア・プロセッサ、またはSempron シングルコア・プロセッサを採用するという。いずれも低消費電力のCPUで、空冷ファンの回転を抑えて静音性を向上させる。日本のオフィス環境に配慮し、「ささやき声ほどの静かな作動音」(レノボ)で動くという。

 A61eは搭載CPU、HDD容量別に4モデルが用意されているようだ。予定価格はSempron搭載モデルが6万4050円。Athlon X2搭載モデルが8万6100円など。パラレル、シリアルポート、フロッピーディスクドライブを搭載しないことで、従来のM55と比べて低価格化を実現したとのこと。カスタマイズには対応しないという。OSはWindows XP ProfessionalとVista Businessが用意されているとのこと。

記事: @IT:レノボ、最小デスクトップPC「ThinkCentre A61e」発表

2007年10月9日火曜日

高校時代の同級生からメールが送られてきたら要注意

ITmediaの記事によると、音信不通だった高校時代の同級生を装ったメールで感染を広げようとするマルウェアが出回っているとして、英セキュリティ企業Sophosが注意を呼び掛けているとのこと。

このメールは「アン・バーンズ」という若い金髪のおさげの女性からのメッセージを装っているという。アン・バーンズは高校時代の同級生と名乗り、「今も時々あなたのことを考えます。授業中にこっそりおしゃべりしたこととか……」など甘い思い出話をして、彼女のホームページと称したURLをクリックさせようとするとのこと。しかしURLをクリックすると、個人情報を盗むトロイの木馬がインストールされるようだ。

「受信者は寂しさや下心、あるいは単に好奇心からリンクをクリックするかもしれないが、そうしたらハッカーの罠にはまる恐れがある」とSophos上級テクノロジーコンサルタントのグラハム・クルーリー氏は言う。また同氏は、最近女優のヌードをエサにしたウイルスメールが出回っていることに触れ、「下半身で求めるのではなく、頭で考える必要がある」と忠告しているとのこと。

記事: ITmedia エンタープライズ:「おさげの元同級生」かたるマルウェアにご用心


音信普通だった友人を語ってメールを送ってくるとは、非常に悪質ですね。相手が知人であるがゆえに油断してしまったら最後、トロイの木馬の餌食にされてしまいます。

Seagate、ノートパソコン向けのハイブリッド2.5インチHDDを出荷開始

@ITの記事によると、米シーゲイト・テクノロジーは現地時間10月8日、256MBのフラッシュメモリを搭載した2.5インチHDD「Momentus 5400 PSD」(Power Saving Drive)の出荷を開始したとのこと。容量は80GB、120GB、160GBの3種類があり、キャッシュはすべて8MB。フラッシュメモリだけで構成するSSD(Solid State Drive)のメリットをハードディスクに持ち込むハイブリッド製品とのことで、高速なアクセスや消費電力の削減が可能という。

ブートセクタなどブート時に読み込むプログラムをフラッシュメモリ上に配置することで、プラッタが回転する前に起動シーケンスを開始することができ、結果としてPCの起動が高速化するという。また、頻繁にアクセスするデータをフラッシュメモリ上に置くことで、ディスクアクセスの頻度を下げることが可能なようだ。これによりプラッタの回転している時間を抑えることができ、5割程度の消費電力の削減、ノートパソコンなら20~30分のバッテリ時間延長が見込めるようだ。フラッシュメモリに対するアクセス時には、ディスクの読み取りヘッドは安全な領域に退避するので衝撃にも強いとのこと。

対応するOSは現在、Windows Vistaのみ。ユーザーの利用状況を分析し、ファイルをフラッシュメモリに配置するハイブリッドドライブ向けの機能「ReadyDrive」を利用するとのこと。

記事: @IT:シーゲイト、ハイブリッド2.5インチHDDを出荷開始

MS Office 2007のインターフェイスをOffice 2003仕様にする

@ITの記事によると、マグノリアは10月2日、Microsoft Office 2007のインターフェイスを旧版のOffice 2003と同じインターフェイスに変換するソフトウェア「Back to 2003」のダウンロード販売を、10月下旬に始めると発表したとのこと。価格は3480円だという。また、パッケージ版も11月2日より販売開始し、こちらは4980円とのこと。

Office 2007では複数のメニューをタブごとにまとめた「リボン」インターフェイスを採用。リボンは機能グループごとに分かれていて、ユーザーは自分が利用したい機能を簡単に探せるようになっているようだ。しかし、大幅なインターフェイスの変更はユーザーにとって必ずしも好評ではなかった。また、Office 2007はインターフェイスを旧版に戻す標準の機能はないようだ。

Back to 2003を使うと、Office 2007のリボンを、旧版と同じツールバー、メニューバーに変更できるという。ツールバーの追加や削除も柔軟に可能で、リボンと旧版のツールバーを併用することもできるとのこと。

記事: @IT:やっぱり使いにくい?「Office 2007」のUIを旧版に戻すソフト登場


マグノリアは、将棋や囲碁のパソコンソフトを開発・販売しているメーカーのようで、公式サイトにはゲームソフトの無料提供が多数見られました。なお「Back to 2003」については、現在 30日間の体験版が公開中です。


関連情報
「Back to 2003」製品情報 - マグノリア ホームページ

2007年10月8日月曜日

エロゲーで誘うスパムメール、添付されているのはマルウェア

ITmediaの記事によると、セキュリティ企業F-Secureがブログで、「クールなヘンタイゲーム」と美少女キャラでユーザーを誘い、トロイの木馬に感染させるスパムメールが出回っていると報告したとのこと。ブログに掲載されているスパムのサンプルは、ゲームの少女キャラクターの画像を使い、送信元は「Lolita Mccarthy」となっているとのこと。文面は英語で「あなたのためのヘンタイゲームがたくさんあります! 無料のヘンタイゲームを添付しました」などと書かれているようだ。

添付されたファイル「hent.zip」を開くと、トロイの木馬ダウンローダーに感染するとのこと。さまざまな形で出回っているStorm Wormとは関係ないようだという。

記事: ITmedia エンタープライズ:“ヘンタイゲーム”で誘うスパム、添付ファイルにマルウェア

東芝製の1.8インチHDD、DTR技術で240GBへ

@ITの記事によると、東芝は10月2日、千葉県・幕張で開幕したIT総合展「CEATEC Japan」にて記録密度が従来の約1.5倍になるディスクリート・トラック・レコーディング(DTR)技術を用いた1.8インチHDDの試作機を展示したとのこと。

DTR技術は、プラッタ上に塗布された磁性体のトラック間に溝を形成することで記録密度を上げる技術。従来は「画用紙にクレヨンで線を引くようなイメージで、隣り合うトラックが干渉することがあった」が、DTR技術を使うと、「原稿用紙に文字を書くようなイメージで、隣り合う行が干渉せず、行間を詰めることができる」(説明員)とのこと。

トラック間の溝が位置制御のためのサーボ機構の補助となるため、ヘッド制御の面で従来より技術的に有利になるようだ。このため新技術導入によるコストアップ分は相殺され、従来型のハードディスクと同等の価格になる模様とのこと。製品化は2009年だという。

東芝は1.8インチのモデルでDTR技術を用いた試作機を作成。160GBモデルの2枚あるプラッタのうち1枚をDTRのものにすることに成功。2枚ともDTRのものにした場合、1.8インチで240GBの容量を達成できるとのこと。今後は1.8インチと2.5インチのモデルでDTR技術の適用を進めるようだ。

記事: @IT:1.8インチHDDで240GBの試作機を東芝が展示

編集中

関連情報
未追加

Gateway、HDMIや高画質化回路搭載のワイド30型液晶「XHD3000」を発売

PC Watchの記事によると、米Gatewayは現地時間4日、ワイド30型液晶ディスプレイ「XHD3000」を発売したとのこと。2,560×1,600ドット(WQXGA)表示に対応し、応答速度が6ms(中間色)、コントラスト比が1000:1、輝度が400cd/㎡、表示色数が1,670万色、視野角は上下/左右とも176度とのこと。また スピーカー内臓で、直販価格は約1,700ドルだという。

高画質化回路にSilicon Optix製「Realta HQV」を搭載し、デインターレース、フィルムケーデンス検知、ノイズ削減、ディテール拡張などのほか、1080pソースの1600pへのアップスケールが可能とのこと。また PIP(Picture-in-Picture)表示に対応し、付属のユーティリティ「EzTune」により 子画面の位置やサイズ、透過度を変更したり、マウスカーソルを子画面に重ねると子画面を一時的に消して、親画面のみを表示することもできるとのこと。

入力インターフェイスは、HDMI、D-Sub15ピン、DVI-D(HDCP対応)、コンポジットビデオ、Sビデオ、コンポーネント、PCオーディオ(ステレオピンジャック)×2、コンポジットオーディオ×3。S/PDIF出力(同軸/角形各×1)、コンポジットオーディオ出力に加え、ヘッドフォン出力×2を装備。2つの異なるヘッドフォンをつないで、状況に応じて好きな方を使ったり、2人で同時に使ったりという用途を提案している。このほか、USB 2.0アップストリーム×1/ダウンストリーム×4と、オプションで3Dオーディオ対応スピーカーを装備する。

 本製品以外に3機器まで制御可能なリモコンや「IR Blasterケーブル」が付属するという。ケーブルを使用することで、本製品と他の機器をつなぎ、本製品を経由してのリモコン操作ができるという。本体サイズは約698.5×241.3×565.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約12.3kg。スタンドは、高さ、角度調整や、ピボットが可能とのこと。

記事: PC Watch:Gateway、HDMI装備のWQXGA対応ワイド30型液晶

編集中

関連情報
Gateway ホームページ(英語)
「XHD3000」製品情報(英語)
ニュースリリース - Gateway(英語)

2007年10月7日日曜日

Internet Explorer 7が自動更新に、何らかの操作ミスにて誤配布

Internet Watchの記事によると、マイクロソフトは米国時間4日、Windows XP SP2用のInternet Explorer 7(IE7)日本語版を自動更新にて誤配布してしまったと明らかにしたとのこと。米国時間4日付で、Microsoft Updateの「優先度の高い更新プログラム」に登録されていたため、Windowsの「自動更新」の設定によってはインストールまで自動で行なわれてしまう可能性があったという。

同社ではIE7日本語版を自動更新にて配布する時期について、IE7の公式ページなどで「2008年以降」と表記しているという。今回の誤配布についてマイクロソフトの広報は、「なんらかの操作ミスによって、自動更新による配布を行なうように設定されてしまった」としているようだ。

現時点までに、マイクロソフトは自動更新でIE7を配布する設定を解除したとのこと。また、意思に反してインストールされたIE7をアンインストールする方法や今回の件に関する経緯などを、本日中に同社サイトのトップページに掲載するとしているとのこと。

記事: Internet Watch:IE7日本語版を自動更新で誤配布、マイクロソフトが操作ミスで

編集中

関連情報
Windows Internet Explorer 7 ホーム - Microsoft ホームページ
お詫び:自動更新機能によるInternet Explorer 7の予定外配信に関して - Microsot ホームページ

マイクロソフト、10月の更新用月例パッチに関する情報を公開

Internet Watchの記事によると、マイクロソフトは10月10日に提供予定の月例パッチについて、事前情報を公開したとのこと。10月の月例パッチは7件を予定しており、うち4件が深刻度が最上の"緊急"、3件が深刻度が2番目に高い"重要"となっているという。

深刻度が"緊急"の4件は、Windowsに関する脆弱性のほか、WindowsとOutlook ExpressおよびWindows メールに関する脆弱性、Internet Explorerに関する脆弱性、Officeに関する脆弱性をそれぞれ修正するとのこと。これらはいずれも、外部からコードの実行が可能となる危険度の高い脆弱性となっているようだ。

また深刻度が"重要"の3件は、Windowsに関する脆弱性2件のほか、WindowsおよびOfficeに影響を及ぼす脆弱性をそれぞれ修正するとのこと。Windowsの脆弱性は、サービス拒否(DoS)攻撃となりすましの危険があるとのこと。また、WindowsおよびOfficeの脆弱性は、攻撃された場合に特権の昇格が起こる可能性があるというものだという。

記事: Internet Watch:マイクロソフト、10月の月例パッチ7件の事前情報を公開

編集中

関連情報
未追加

WD製HDDの1TB、「WD10EACS」が三万円割れ

AKIBA PC Hotlineの記事によると、WesternDigital製の1TB 3.5インチHDD「WD10EACS」が急速に値を下げ、最安値で先週比20%超の下げ幅を記録、一気に3万円を割り込んだとのこと。結果的に1TBクラスのHDDの相場全体に風雲急を告げる事態となるかもしれないという。

3万円割れの値を付けたのは、PCパーツショップZOA 2店舗。ZOA秋葉原本店で、1人1台の限定3個という条件付きで29,925円、T-ZONE. PC DIY SHOPでは開店8周年記念特価として、1人2台の10台限定の条件付きで29,980円で販売したという。条件付きの特価品だが、1TBのHDDが3万円を割るのはこれが初。これ以外にも、クレバリー1号店とクレバリー1号店が同製品を31,468円で販売していたほか、他店で3万円台前半の価格で販売している例もあった。

WD10EACSは、約2週間前に秋葉原で販売が始まったばかりの新製品だという。しかし、登場当初に45,000円だった実売価格は翌週に約11%安の約40,000円へ急落。さらに、今週は最安値で20%超の下げ幅を記録し、一気に3万円を割り込んだとのこと。日立やSeagateなど、他社の1TBモデルは3万円台後半から4万円中盤の価格帯で、他社製と比較すると最大で1万円近い価格差ができた。

関係者によれば、WD10EACSは複数の代理店経由で仕切り値が下がっているとのこと。他社製の1TB HDDも最安値ベースで先週比で5%前後下がるなど、急な値下がりの動きを見せているという。これを機に、1TBクラスの大容量HDDの相場全体に変化が起こる可能性もあるかもしれない。

記事: AKIBA PC Hotline:1TBのWD製HDDが3万円割れに突入、他社製と1万円差

編集中

関連情報
編集中

2007年10月6日土曜日

Novell、Linuxディストリビューションのコミュニティ版「openSUSE 10.3」

@ITの記事によると、米ノベルは現地時間10月4日、「openSUSE 10.3」の提供を開始したと発表したとのこと。openSUSEは同社のLinuxディストリビューションのコミュニティ版で、無償ダウンロードまたはパッケージ購入が可能とのこと。パッケージ版は90日間のインストールサポート付きで59.95ドル。

LinuxとWindowsのデュアルブート構成を可能にしたほか、OpenOffice.orgでMicrosoft Officeとのファイルの互換性も高めたとのこと。また、デスクトップ環境としてKDEとGNOMEの最新版が選べるようだ。ベータテストが始まったKDEバージョン4のプレビュー版も含むとのこと。独自のシステム管理ツール「YaST2」を使い、GUIでシステム設定やサーバ設定を変更できるほか、ネットワーク経由でのパッケージの新規インストールやアップデートができるとのこと。パッケージはRed Hatと互換性のあるrpmを使うが、差分ファイルだけをダウンロードする機能もあるようだ。

これまで別途コーデックのインストールが必要だったメディアプレイヤーのmp3再生を、デフォルトでサポートした。また、Xen 3.1、VirtualBox 1.5などの仮想化ソフトウェアを搭載するようだ。openSUSEは、ノベルがスポンサーする「openSUSEプロジェクト」に参加するコミュニティのメンバーが開発を続けているという。登録メンバーの数は5万4000人とのこと。

記事: @IT:米ノベルがopenSUSEの最新版を提供開始


すぐにダウンロードして使いたいところですが、現在3.7GBもある大容量ファイルをダウンロードできるほど回線速度に余裕がありません。ここ数日はYoutubeを利用して作業する時間が多く、インターネット回線を節約しないと仕事になりません。なので、とりあえずopenSUSEの試用は見送ります。

openSUSEを使う際は、やはり64bit版を選びたいところです。ハードウェアが64bit OSをサポートしているのに32bit版を使っていては性能を充分に発揮できないという感じもありますし、やはりここは64bit版を、と思っています。

なお、openSUSEはWindowsとデュアルブートが可能とのことです。つまりはCドライブにWindows XP、DドライブにopenSUSEという使い方ができるわけですが、HDDがすべてNTFSファイルシステムであるため、私はこの恩恵を受けることができません。この際、互換性の高いFATファイルシステムを部分的にでも導入すべきでしょうか。


関連情報
米ノベルの発表資料
ノベルインフォメーションセンター
openSUSE ダウンロードページ

Google Desktop5.5がβ公開、iGoogleとの連携

ITmediaの記事によると、米Googleは10月5日、デスクトップツールの最新版「Google Desktop 5.5」をβ公開したとのこと。Google Desktopは、デスクトップ検索とサイドバー、Googleガジェットの機能を持ったツール。最新版ではガジェットをデスクトップに加えGoogleのパーソナライズドホームページ「iGoogle」にも組み込めるようになったという。

また、デスクトップ上に同じガジェットを複数表示することが可能になり、Webやデスクトップ検索の「Quick Search Box」のデザインが一新されたようだ。Outlookメールの検索機能の改善なども行ったとのこと。Google Desktop 5.5は、Webサイトから無料でダウンロードできる。対応OSはWindows 2000(SP3以降)、XP、Vista。

記事: ITmedia News:「Google Desktop 5.5」β公開――iGoogleへの組み込みが可能に


Google Desktopについては、以前にGoogleパックで一括導入しようとしましたが、インストールを中止してしまいました。というのは、大容量ながらロクにファイルが入っていないHDDに検索機能は不要だからです。250GBのHDDを二台搭載しておきながら、実際は半分ほどしか利用していませんし、私の場合は大抵のファイルはどこにあるか把握できる状態です。たとえば一ヶ月以内に取り扱ったファイルのなら、デスクトップに置いてある「desktop」というフォルダの中にある確率が高いです。

それはパソコンの中のファイルが整理されているというわけではなく、一部のファイルばかりアクセスしているとか、不要なファイルはたくさんあるけど捨てていないとか、ロクなファイルを持っていないということなのかもしれません。HDDの掃除も兼ねて、不要ファイル検索機能はそろそろ必要になりそうですね。


関連情報
Googleのブログ(英語)
Google Desktopのブログ(英語)
Google Desktop 5がβ公開 - ITmedia Biz.ID

Microsoft Officeから無料のOpenOfficeへ

@ITの記事によると、10月5日に始まった「オープンソースカンファレンス2007 Tokyo/Fall」の講演で、アシスト 新規事業準備室のマーケティング・プランナーは「本当にOpenOfficeに移行ができるのだろうかと、多くの企業が判断できないでいる。移行判断に必要なのは、費用効果を数字で把握することと、具体的な課題を特定して解決策を検討すること。それは情シスの仕事。しかし、いちばん必要なのは経営トップの決断だ」と話をしたとのこと。

アシストの社員数は710人。ソフトウェアパッケージの販売・サポートを手がける同社の職種構成は、営業系が3割、技術系が5割強で、残りが業務系だという。マイクロソフトのオフィス製品がインストールされた1100台のPCのうち700台でオフィスツールをOpenOfficeに置き換えたとのこと。2009年6月の次回更新時にライセンス数を1134本から250本にまで削減できたことで、1700万円のコストダウンとなる見通しのようだ。

記事: @IT:OpenOffice移行に必要なのはトップの決断


Officeソフトというのは、年間でどの程度使用し、どの程度の作業に役立つのでしょうか。友人から譲ってもらったMicrosoft Officce 2003 Personalを持ってますが、これはいつの間にか全く使わなくなってしまいました。Microsoft Office Personal 2003の価格は、パッケージ通常版で47000円程度、アップグレード版で40000円程度、PCパーツなどとの同時購入で15000円程度です。値段が高いですが、みんな使っているから使うという流れができているので、Office市場標準の地位に居座っています。

日常的にテキストのやり取りはするが、定型文書のやり取りはしない私には、Windowsに無料で付属してくる「メモ帳」さえあればそう困らないのが現状です。Excelなどの表計算についても、私には不要なので自宅のパソコンには導入していません。知り合いや友人の中にも、似たような状況の者が結構いたりします。そんな状況下で、「すぐに定型文書を作らなければならない」とか、「表計算ソフトが必要だ」という事態になった場合、私はソフトは持っているので困りませんが、ソフトを持っていない人はどうすれば良いか。やはり、数回の文書作成のために万単位のお金をはたいてMicrosoft Officeを買うというのは無理があるものです。

そういった場合に、OpenOfficeやWebアプリという無料ツールのありがたさがわかります。Officeソフト市場において、Microsoft Officeが標準であるのは言うまでもないですが、それとほぼ同じ機能を実現できる無料のソフトがあるとすれば、使わないと言う選択肢はないと思っています。文書作成は仕事の基本ですが、多くの人はOfficeに大きな経費を取られていると思います。無料のソフトは仕事ばかりでなく、生活を効率を良くするためにも役立つものです。Officeソフトとして、OpenOfficeや無料のWebアプリはとても優秀ですね。もっとも、私にはメモ帳だけあれば十分ですが。

ちなみに、10月4日に最新の「OpenOffice.org 2.3日本語版」がリリースされたようです。


関連情報
アシスト - ホームページ
OpenOffice.org 日本語プロジェクト - ホームページ

2007年10月5日金曜日

MojoPac Freedom、その使用感は…

前々回の記事でMojoPac FreedomをUSBメモリにインストールし、前回の記事で使用・レビューする予定だった。しかし、メインPC上で使用したところ原因不明の不具合が起き、結局使用することはできなかった。OSは公式にサポートされているはずのWindows XP Media Center Edition 2005(MCE2005)なのに、なぜだったのか。 これについては未だに原因は不明なままだが、MojoPachaサブPCにて使用することが出来たので、使用感について報告したいと思う。

 

USBメモリをパソコンに差し込むと、左のような表示が出る。一番上にある「Run MojoPac」をクリックすると起動させることができる。なお、"デバイスの自動再生"を無効にしている場合はこのようなが表示が出ないことがある。そのようなときは、マイコンピュータからデバイスを選択して中にあるファイルを起動すればよい。

右はMojoPacを起動したときの画面。デフォルトの壁画はMojoPacのオリジナル画像だが、使用しているOSをわかりやすくするために"Windows XP Pro"に変更した。動作については、軽快といえるほど快適に動いている。サブPCのスペックは、決して高いとはいえない。Celeron 766MHz、128MB SDRAM(PC-100)、VRAM 32MBというキワキワなスペックは、Windows XP Professionalを動かすことはできても、仮想PCソフト「Virtual PC」がまともに動かせない。しかし、MojoPacはきちんと動かすことができたのだった。

 

左の画面は、上部に表示されたバーをドラックした場面。マウスカーソルが消えているのは、スクリーンショットで撮影した画面だから。ちなみにドラッグで移動しても、バーは自動的に元の位置へ戻ってゆく。ついつい遊んでしまったのは言うまでもない。

右の画面はコントロールパネル。他のアカウントを設定しようと思ったところ、ユーザーアカウントに関する設定項目が消えていた。MojoPacではマルチアカウント機能が利用できないようだ。

一台のパソコンで2つのOSを動かしているのとは違い、2つのデスクトップの動作は快適だった。MojoPacはすばらしいソフトだ。少々問題を挙げるとすれば、MojoPacの設定はほとんど英語で行わないとならない点。しかし、英語と格闘しながらでも使う価値は充分にあるソフトだ。


関連情報
MojoPac Freedomのインストール方法
MojoPac Freedomを使用してみた
ポータブル仮想デスクトップ環境「MojoPac」、無償版が公開

MojoPac Freedomを使用してみた

前回の記事で、仮想デスクトップ環境ソフト「MojoPac Freedom」のインストールを行った。インストールを行ったパソコンの環境は、Core 2 Duo E6600、1GBメモリ、250GB HDD ×2、Windows XP Media Center Edition 2005(MCE 2005)だ。

「MojoPac」はその仕様上、使うためには32bit版Windows XPという環境が必須とのこと。ニュース記事を見た限りでは、32bit版であればHome EditionだろうとProfessionalだろうと大丈夫そうだった。しかし実際は、MCE2005では使用することができなかったのだった。

 

インストール後に一通りの設定があり、それを終わらせると左のような表示が出る。ここで「はい」を選択すると、Internet Explorer(IE)のお気に入りやMozilla Firefoxのブックマーク、マイドキュメントなどの個人設定を簡単にMojoPacに取り込むことができる。今回は特に取り込ませたい設定がなかったので、「いいえ」を選択。USBメモリからMojoPacを起動した。

MojoPacを起動すると、右の画面のようになる。上に挙げた個人設定以外にも、Windowsにはいろいろな設定がある。どうやらこれらは、ここで自動的に取り込まれるようだ。

 

左の画面になり、画面上部にメニューバーと呼べるいくつかの項目が表示された。中央のボタンを押すことで、仮想デスクトップと通常のデスクトップを切り替えて使用することができる。しかし、いくら経っても仮想デスクトップが立ち上がることはなかった。あまりにも遅いので、一度USBメモリを取り外した後、再度接続し直すことに。

ところが、ここで問題が発生したのだった。MojoPacを終了することができないのだ。仮想デスクトップが起動していないということは、つまりはMojoPacがきちんと起動していないということ。つまり、きちんと起動できないので、終了させることもできないのだ。仕方がないので、Windowsの設定を使用して、USBメモリであるドライブNを外すよう試みた。

ここで、いつものように画面右下のタスクトレイにある「ハードウェアの安全な取り外し」をクリックした。しかし、通常起動・通常終了すらできないソフトが入ったUSBメモリはそう簡単に取り外せるはずもなく、やむを得ずそのまま抜いてしまうことにした。すると、右のようなエラー表示が出たのだった。

 

中途半端に起動した仮想デスクトップソフトの裏では、まるでブラクラのように、エクスプローラが多重起動していた。左の画面のように、三つ表示されたウィンドウには空っぽのマイドキュメントが空しくさらされていた。これはつまり、私にはMojoPacが使用できないということだろうか。

このようなトラブルが起きたときの基本として、「もう一度試してみる」という手段がある。しかし、二度目の挑戦も一回目と同じく、空しいブラクラもどきに終わってしまった。変わった点といえば、二度目に起動する際に右のような表示が出たこと。MojoPacが中途半端に起動したUSBメモリをそのまま引き抜いた代償として、わずか数秒のディスクチェックをすることになったのだった。

サブPCはWindows XP Professionalなので、こちらでも使えるかどうか試してみようと思う。これで使用できなかったら、MojoPacのサポートチームに英語のメールを送ることになるだろう。


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MojoPac Freedomのインストール方法

米リング・キューブが10月2日に公開した仮想デスクトップ環境ソフト「MojoPac Freedom」。これは前回の記事に書いたように、「MojoPac」の無償版とのことで、MojoPacのWebサイトからダウンロードできる。Webサイトもソフトウェアの設定言語も英語だが、実際インストールしてみたところ、そんなに難しい設定はない印象だ。

インストールする前にしなければならないことは、あらかじめインストール先となるデバイス(外付けHDD、USBメモリなど)をパソコンに接続しておくこと。また、ソフトの仕様上Windows XP搭載PCでないとインストールを完了できない可能性がある。今回は2GBのUSBメモリをパソコンに接続することにした。

 

まず、使うためにはファイルをダウンロードし、インストールをしなければならない。7.6MBで、プログラムと同じ拡張子である「.exe」のファイル。起動すると左のようなウィンドウが出る。パソコンにインストールされてしまうのではないかと思っていたが、右のウィンドウのように、処理の途中にインストール先デバイスを選択する部分がある。USBメモリは「N: 2GB-USB」と表示されているデバイスだが、見ての通り内臓HDDである「D」や「E」のドライブが選択できる。サポート対象外かもしれないが、USBデバイス以外にもインストールできるのではないだろうか。

 

インストールが終了すると、左のような「MojoPac」の設定ウィンドウが表示される。ここからは「MojoPac」のアカウントを開設するための手続きで、ここでインターネット接続環境が必要になるようだ。必要事項としてメールアドレスを入力しなければならないが、姓名などはオプションとなっており、入力は強制ではない。

 

左のようなウィンドウでは、仮想デスクトップのユーザー名と所属、デバイス名、仮想デスクトップにログインする際のユーザー名およびパスワードを設定することになる。先ほどのユーザー名とパスワードはアカウント用で、こちらのユーザー名とパスワードはログイン用となっている。

そして、最後に右のウィンドウ。ここでアカウント用のユーザー名とパスワードを入力し、有料版を使用する際はプロダクトキーの入力を、無償版を使用する際は下の選択肢を選ぶ。ここまでで、インストールと使用を開始するための準備は完了。次回は使用してみた際の記事を書こうと思う。


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