2007年9月15日土曜日

Windows Vista SP1のデスクトップ検索、サードパーティーの機能をサポート

ITmediaの記事によると、米Microsoftは9月12日、2008年第1四半期に公式リリースを予定している「Windows Vista Service Pack 1(SP1)」において、デスクトップ検索機能を変更することを明らかにしたとのこと。SP1に更新することで、デスクトップ検索に変更が加わり、Windows Vistaにサードパーティーの検索アプリケーションを統合できるようになるようだ。

記事: ITmedia News:MS、Windows Vista SP1のデスクトップ検索の変更概要を発表


このように、サードパーティー製のアプリケーションを組み込みやすいというのがWindowsの良いところだと思います。サードパーティーも、自分たちのソフトウェアをWindowsにより組み込みやすいように作っているので、Microsoftはこのように、Windows を「アプリケーションを受け入れやすいようなOS」として開発・位置付けをすれば良いのではないでしょうか。

Internet ExplorerやWindows Media Playerなどは、最近ではWindowsのOS標準機能として提供されています。OSに、必要になるであろうアプリケーションをあらかじめ搭載させることで最適化でき、よりスムーズにパソコンを使えるようになるのは良いことだと思います。

しかし、場合によってはアプリケーションとOSを癒着させ、エクスペリアンス(経験・体験)の向上を阻害するでしょう。OSの最適化というのは、互換性重視のパソコンを使いやすくするための大切なキーワードだと思いますが、Windows にアプリケーションを組み込みやすくすることこそ真のエクスペリアンス向上に繋がるのではないでしょうか。


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