2007年9月30日日曜日

日立製作所、HGSTの営業損益が330億円を超える見通し

IT-PLUSの記事によると、パソコンなどに組み込むハードディスク駆動装置(HDD)事業で、日立製作所の不振が長引いているという。夏前までの大幅な価格下落が響き、全額出資している米子会社の2008年3月期の営業損益は330億円を超える赤字となる見通しのようだ。赤字は米IBMからHDD事業を買収して以来5年連続とのこと。これは日立の業績伸び悩みの一因にもなっており、08年3月期での黒字化を公約した日立は生産拠点の統廃合など抜本策を迫られそうだという。

全額出資のHDD製造子会社は、日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)。年間売り上げは約6400億円で、日立金属、日立化成工業と同規模の主力グループ企業だ。

記事: IT-PLUS:日立、HDD赤字330億円――米子会社、今期見通し


日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)といえば、Western DigitalやSeagateなどと同じく有名なHDDメーカーで、とりわけ人気のあるブランドです。確か、1TB容量HDDを世界で始めて発売したのもHGSTでした。そんなHGSTが赤字だったというのを、私は今日初めて知りました。

HDDはSeagate派な私ですが、サブPCのHDDは確かHGSTだったような気がします。過酷な使用状況下においてもしっかりと稼動するHDDなので、サブPCのHDDはこのままHGSTにしてもいいと思っています。とりあえず、日立製作所がHDD事業から撤退することだけはないと思いたいですね。


関連情報

0 件のコメント: