2007年9月1日土曜日

Youtubeを利用してスパイウェアをインストールさせようとする

ITproの記事によると、セキュリティベンダーの米サンベルトソフトウエアは米国時間8月30日、動画投稿サイト「YouTube」に掲載した広告を使ってスパイウエアをインストールさせようとする手口が確認されたと、同社の公式ブログで明らかにしたとのこと。

同社によれば、YouTubeの広告スペースに表示されるのは“衝撃映像”の1コマと思われる静止画像。英語で「次の瞬間を見てください!なお、気の弱い方はご遠慮ください」との旨の文が書かれており、明らかにユーザーのクリックを促しているとのこと。

記事: ITpro:YouTubeに“衝撃映像”の広告、スパイウエアを仕込む新手口


インストールすると、広告などをパソコンの画面上に勝手に表示するスパイウェア。正確にはアドウエアに分類されるプログラムで、「プラグイン」と偽ってユーザーにインストールを求めるとのこと。もちろん、インストールさえしなければ被害に遭うこともないわけですが、安全にパソコンを使いたいユーザーには不安要素でしかないですね。

この記事を見て、私は「ある会社がスパイウェアをばら撒いている」という感覚を覚えたのですが、解釈によってはこの「ある会社」というのが「マーケティングの一環」として「ソフトウェア」を提供しているだけなのかもしれませんね。迷惑でしかないような気もしますが…


関連情報
米サンベルトソフトウエア 公式ブログ

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