2007年9月9日日曜日

KDDIの回線を利用し通信するノートパソコン、ダイアローグから

PC Watchの記事によると、ダイアローグ・ジャパンは9月下旬、CDMA 1X WINモジュールを内蔵可能なモバイルノートPC「FlyBook V5・VM」シリーズを発売するとのこと。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は両製品ともに25万円前後の見込みという。

V5はコンバーチブル型タブレット、VMは液晶の位置を前後に調節可能なノートPCで、それぞれ2006年6月に発売した「V33i」、「VM」の後継モデルにあたるとのこと。KDDIが開発したCDMA 1X WINモジュール「KCMP」とアプリケーションを搭載したモデルを用意し、KDDIの携帯電話網を利用した無線通信が可能だという。

なお 回線の利用は、店頭などにおいての申し込み手続き必要とせず、初回接続時にオンラインサインアップをすることでKDDIと回線契約ができるという。これは、KDDI独自の仕組みを利用して通常利用時とは別のアクセスポイントに接続してサインアップするとのことで、製品の特徴としても大きく取り上げられている。

記事: PC Watch:ダイアローグ、CDMA 1X WINモジュール対応のモバイルノート


購入すると、もれなくKDDIの携帯電話回線が永久使いたい放題になるのかと思って記事を読んでいましたが、やはりそう上手い話ではありませんでした。ただパソコンから特定のアクセスポイントに接続でき、そこで簡単に回線契約ができるだけのようです。それは確かに便利なことではありますが、パソコンを買わせてついでにネット回線の契約もさせるという点で、その辺のメーカーと大差はないように感じます。

なお、CDMA 1X WINモジュールを搭載したパソコンというのはこれが初めてではなく、7月半ばにLenovoのThinkPad X61・X61sが搭載、発売されていたようです。モバイルノートを購入して かつ回線を契約するとなると、やはりそれなりにお金がかかってしまうものなのでしょうが、「FlyBook V5・VM」については発売と同時に、回線開通を含めて20万円前後で提供するキャンペーンが予定されているようです。


関連情報
ダイアローグ・ジャパン - ホームページ
レノボ、国内初のCDMA 1X WIN通信モジュール搭載ノート(PC Watch)

0 件のコメント: