2007年9月27日木曜日

IBMの無料オフィススイート「Lotus Symphony」、1週間で10万ダウンロード

@ITの記事によると、米IBMは9月26日、無償のオフィススイート「Lotus Symphony」のダウンロード数が公開1週間で10万件を超えたと発表したとのこと。また、Lotus SymphonyのWebサイトにはこの間に100万以上の訪問者があったという。

Lotus Symphonyはオープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」をベースに作られたもので、ワープロ、表計算、プレゼンテーションの機能がある。IBMが7月末に発表したコラボレーションソフトウェア「IBM Lotus Notes/Lotus Domino 8」のオフィス機能と同等機能を持ち、ファイルフォーマットはOpen Document Format(ODF)とMicrosoft Officeをサポートしているとのこと。また、PDFの出力もサポートするという。

IBMはLotus Symphonyの公開後、ユーザーコミュニティが形成され、次期版についての要望が寄せられていると説明したようだ。IBMのサポートフォーラムへの投稿は、初日の100件から1日当たり600件まで増えているという。IBMはユーザーの意見を集めるため、Lotus SymphonyのWebサイトにユーザー投票の機能などを追加することを計画しているようだ。

記事: @IT:IBMの無償オフィスが10万ダウンロード


なお「Lotus Symphony」は、WindowsとLinux上で稼働するとのこと。Lotus Symphonyと、その
ベースとなったOpenOffice。どちらも使用したことが無いのでレビューができませんが、無料でありながらMicrosoftOfficeと同等の機能が使えるというのはおいしいですね。

ちなみに、「Portable OpenOffice」というソフトが存在します。これはOpenOfficeの"持ち運べる版"で、USBメモリやSDカードに保存して他のパソコンに簡単に導入できる手軽なソフトです。日本語で使うには一手間かけなければなりませんが、OpenOffice同様に無料で使うことができます。下の関連情報にあるような"フリーソフト紹介サイト"からダウンロードできます。


関連情報
プレスルーム - 米IBM(英語)
IBMがフリーのオフィススイート「Lotus Symphony」発表(@IT)
Portable OpenOffice.org USBドライブから起動できるOpenOffice - Cow&Scorpion

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