2007年10月7日日曜日

WD製HDDの1TB、「WD10EACS」が三万円割れ

AKIBA PC Hotlineの記事によると、WesternDigital製の1TB 3.5インチHDD「WD10EACS」が急速に値を下げ、最安値で先週比20%超の下げ幅を記録、一気に3万円を割り込んだとのこと。結果的に1TBクラスのHDDの相場全体に風雲急を告げる事態となるかもしれないという。

3万円割れの値を付けたのは、PCパーツショップZOA 2店舗。ZOA秋葉原本店で、1人1台の限定3個という条件付きで29,925円、T-ZONE. PC DIY SHOPでは開店8周年記念特価として、1人2台の10台限定の条件付きで29,980円で販売したという。条件付きの特価品だが、1TBのHDDが3万円を割るのはこれが初。これ以外にも、クレバリー1号店とクレバリー1号店が同製品を31,468円で販売していたほか、他店で3万円台前半の価格で販売している例もあった。

WD10EACSは、約2週間前に秋葉原で販売が始まったばかりの新製品だという。しかし、登場当初に45,000円だった実売価格は翌週に約11%安の約40,000円へ急落。さらに、今週は最安値で20%超の下げ幅を記録し、一気に3万円を割り込んだとのこと。日立やSeagateなど、他社の1TBモデルは3万円台後半から4万円中盤の価格帯で、他社製と比較すると最大で1万円近い価格差ができた。

関係者によれば、WD10EACSは複数の代理店経由で仕切り値が下がっているとのこと。他社製の1TB HDDも最安値ベースで先週比で5%前後下がるなど、急な値下がりの動きを見せているという。これを機に、1TBクラスの大容量HDDの相場全体に変化が起こる可能性もあるかもしれない。

記事: AKIBA PC Hotline:1TBのWD製HDDが3万円割れに突入、他社製と1万円差

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