@ITの記事によると、米ノベルは現地時間10月4日、「openSUSE 10.3」の提供を開始したと発表したとのこと。openSUSEは同社のLinuxディストリビューションのコミュニティ版で、無償ダウンロードまたはパッケージ購入が可能とのこと。パッケージ版は90日間のインストールサポート付きで59.95ドル。
LinuxとWindowsのデュアルブート構成を可能にしたほか、OpenOffice.orgでMicrosoft Officeとのファイルの互換性も高めたとのこと。また、デスクトップ環境としてKDEとGNOMEの最新版が選べるようだ。ベータテストが始まったKDEバージョン4のプレビュー版も含むとのこと。独自のシステム管理ツール「YaST2」を使い、GUIでシステム設定やサーバ設定を変更できるほか、ネットワーク経由でのパッケージの新規インストールやアップデートができるとのこと。パッケージはRed Hatと互換性のあるrpmを使うが、差分ファイルだけをダウンロードする機能もあるようだ。
これまで別途コーデックのインストールが必要だったメディアプレイヤーのmp3再生を、デフォルトでサポートした。また、Xen 3.1、VirtualBox 1.5などの仮想化ソフトウェアを搭載するようだ。openSUSEは、ノベルがスポンサーする「openSUSEプロジェクト」に参加するコミュニティのメンバーが開発を続けているという。登録メンバーの数は5万4000人とのこと。
記事: @IT:米ノベルがopenSUSEの最新版を提供開始
すぐにダウンロードして使いたいところですが、現在3.7GBもある大容量ファイルをダウンロードできるほど回線速度に余裕がありません。ここ数日はYoutubeを利用して作業する時間が多く、インターネット回線を節約しないと仕事になりません。なので、とりあえずopenSUSEの試用は見送ります。
openSUSEを使う際は、やはり64bit版を選びたいところです。ハードウェアが64bit OSをサポートしているのに32bit版を使っていては性能を充分に発揮できないという感じもありますし、やはりここは64bit版を、と思っています。
なお、openSUSEはWindowsとデュアルブートが可能とのことです。つまりはCドライブにWindows XP、DドライブにopenSUSEという使い方ができるわけですが、HDDがすべてNTFSファイルシステムであるため、私はこの恩恵を受けることができません。この際、互換性の高いFATファイルシステムを部分的にでも導入すべきでしょうか。
関連情報
米ノベルの発表資料
ノベルインフォメーションセンター
openSUSE ダウンロードページ
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