2007年10月4日木曜日

水冷キット一体型のPCケース「SwordM」、Thermaltakeから発売

AKIBA PC Hotlineの記事によると、水冷キット一体型のアルミ製タワーケース「SwordM(VD500LBNA)」がThermaltakeから近日発売される見込みとのこと。本体側面に大型ラジエータを搭載、跳ね上げて開けることができる天板を備えるのが特徴とのこと。現在T-ZONE. PC DIY SHOPがサンプルを展示中とのことで、製品版は5日(金)に入荷する予定のようだ。予価は79,800円で、電源は非搭載とのこと。

本体サイズは高さ650×幅240×奥行き770mmで、ドライブベイ数は7インチ×2、5インチ×6、3.5インチシャドウ×3で、7インチベイにはオプションの小型液晶モニタ「A2413-03」を取り付けることが可能なようだ。ケースファンは前面、背面、上面にそれぞれ120mmサイズ(回転数1,300rpm、ノイズレベル17dB)を2基備えているとのこと。

SwordMは、ポンプやラジエータ、チューブなどがあらかじめ組み込まれている水冷キット一体型のタワーケース。左側面パネルに装着されているラジエータは、サイズが高さ295×幅216×奥行き32mmという大型のもので、内側に大型の120mmファン(回転数1,300rpm)を2基備えているという。またケースの天板を跳ね上げて開けることができ、天板と左側面のパネルの根元に油圧式の開閉装置が取り付けられているとのこと。そのほか天板には、持ち運びに使えるハンドルが装備されているようだ。 付属品は、銅製水冷ヘッド(LGA775、Socket 478/AM2対応)、冷却液(500ml、2個)、キャスターが4個。サンプル品には電源とブルーのネオン管が搭載されているが、これは製品版に付属しないという。

記事: AKIBA PC Hotline:跳ね上げ式天板採用の水冷キット一体ケース発売


公式サイトの製品写真を見たところ、かなり大きい筐体となっております。キャスターが付属しているのは、もはや通常サイズの机に置いて使用するには大きすぎる本体を床置きにし、さらに移動する場合に運びやすくするためにあるのだなと納得させられます。また予価が8万円弱と、ケースとしてはかなり高い方です。8万円もあればある程度のスペックを持ったパソコンが作れますが、このケースを使って自作PCを組むような人はかなりのケースマニアと見れるでしょう。

なお、別売りのオプションである小型液晶モニタ「A2413-03」は、公式サイトを見る限りではタッチスクリーンとなっているようです。RGB接続で、最大解像度は1280x760。7インチモニタの表示能力としてはなかなか高いです。


関連情報
SwordM 製品情報 - Thermaltake Technology ホームページ
A2413-03 製品情報 - Thermaltake Technology ホームページ(英語)

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