2007年10月10日水曜日

バッファロー製USBメモリの一部、トロイの木馬が混入している可能性

 ITmediaの記事によると、バッファローは10月10日、同社製USBメモリの一部にウイルスが混入している可能性があると発表したとのこと。混入の"可能性"があるのは、現在市場に出回っている186台のUSBメモリで、実際に該当する製品は「そのうちの10%ほど」(同社)と見られ、新品への交換で対応するとのこと。また、すでに該当製品のシリアル番号(製造番号)は特定できており、同社はユーザーに使用中止を呼びかけているという。シリアルの確認方法や問い合わせ先は、同社サイトで公開されているようだ。

 該当するのは、指紋認証モデルの「RUF2-FS512-W」(製造コード:07/09/11、シリアル番号:000001~000360の一部)、「RUF2-FS1G-W」(製造コード:07/09/11、シリアル番号:000001~000360の一部)、「RUF2-FS2G-W」(製造コード:07/09/11、シリアル番号:000001~000120の一部)で、製品の本体裏側にある製造コードとシリアル番号から確認できるとのこと。また、これらが一致しても、同日公開されたRUF2-FSシリーズ ウィルスチェックプログラム Ver.1.00でウイルスが検出されなかった場合は問題はないとしているようだ。

 混入したのは、オンラインゲームのIDとPASSWORDを取得するトロイの木馬型ウイルスで、「Trojan-PSW.Win32.OnlineGames.OCK」(ウイルスセキュリティ)、「TROJ_NSOM.UG」(ウイルスバスター)、「Trojan Horse」(ノートンアンチウイルス)、「Pccked.Win32.NsAnti.r」(F-Secure)、「NewMalware.bl」(McAfee)などの名称で検出されるとのこと。

記事: ITmedia +D PC USER:バッファローのUSBメモリにウイルスが混入

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