2007年10月14日日曜日

サイトの更新を通知するキャラクター型ガジェット、斉藤委員長

 Internet Watchの記事によると、カヤックは12日、Webサイトの状況を監視するデスクトップ常駐型アバター「斉藤委員長」を公開したとのこと。斉藤委員長は無料で利用でき、サイトの更新状況やサーバーの状態を通知するガジェットだという。3頭身のキャラクターがデスクトップに常駐、サイトの状態に応じてボディランゲージが変化するとのこと。ブログの新着コメントやトラックバックなども確認可能のようだ。

 ガジェットは、Adobe AIRで開発されており、AIRをインストールして利用するとのこと。監視したいサイトのURLやチェック間隔などを設定しておけば、対象サイトの状況をキャラクターが通知してくれるようだ。指定できるサイトは1つで、チェック間隔は1分、5分、30分、60分から選べるという。

 開発担当者は斉藤委員長の仕組みについて、「ガジェットが指定されたサイトへアクセスし、HTMLデータを取得。データからサイトを再構築し、ページを画像に変換する。再びサイトへアクセスして画像化し、前の画像との差分を画像認識技術を用いて解析。更新箇所に色を付けてガジェットに表示させている」と説明したようだ。

 なお、斉藤委員長はカヤックのラボチームによる企画「ぶっこみイレブン」の一環だという。年間77個のサービスリリースを目標にしており、2007年2月に開始して以来、現在までに39のサービスを公開しているとのこと。今回は斉藤委員長のほかに、Webカメラを使ってテルミンの演奏ができる「エアテルミン」、画像の顔面部分を骸骨に変換する「ガイコツメーカー」なども発表したようだ。


記事: Internet Watch:サイトを監視するデスクトップ常駐型アバター「斉藤委員長」

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