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マイクロソフト、Vista SP1で海賊版OSの対策を強化 - PC Watch
マイクロソフト株式会社は4日、海賊版ソフトウェア対処への取り組みの一部として、Windows Vistaを保護する新しい対策手法を発表した。
これは、Vistaのライセンス認証プログラムの2つの悪用手段を無効化するための更新プログラムで、2008年第1四半期にリリース予定のVista Service Pack 1(SP1)に含まれる。また、新しいサーバーOSのWindows Server 2008にもこの対策が実装される。
VistaはあらかじめWGA(Windows Genuine Advantage)を組み込むことにより、XPよりも高度な偽造対策を施している。しかし、偽造品を生成する悪用手段として、主に2つのパターンが存在している。
1つはシステムファイルとマザーボードのBIOSを変更し、OEMによってプリインストールされたOSで実行される認証を模倣するもの。もう1つは、インストールとライセンス認証の間の猶予期間を悪用し、この猶予期間をリセットしようとするもの。
- このニュースの感想 -
正規版を使っていても、ときどき「もしWGAで引っかかっちゃったらどうしよう」と不安になることがあります。そういえば、いつぞやはWGAが誤動作したことで「海賊版を使っているんじゃないのか?」という恐ろしい問いかけを受けてしまった正規ユーザーが結構いたとかいなかったとか。
過去の例から見ると、きっと新しい海賊版対策も回避する方法が発表されそうですね…
いずれにしても、正規ユーザーが巻き込まれないことを祈ります。
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