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[WSJ] 中国の「心のファイアウォール」はなぜできる? - ITmedia News
Kesoという名で知られる中国の有名ブロガーのホン・ポー氏は先週、中国のとあるオンライン討論フォーラムに次のような質問を投稿した。それは、「仮にいつか台湾が独立したとして、われわれにはどんなマイナスの影響が及ぶだろう?」というものだった。
台湾をいまだに分離領土と見なしている国家にとって、これはデリケートなトピックだ。Kesoがこの話題を提起してほどなく、この討論は突如打ち切られた。同氏の問い掛けをオンラインで検閲したのは、インターネット上の言動を統制するために中国政府が設置した「万里のファイアウォール」と呼ばれる悪名高いフィルタリングソフトウェアではない。今回Kesoの発言を検閲したのは、この多目的フォーラムに参加する別のユーザーだった。この人物は「ここでは政治の話題は禁止だ!」と主張し、Kesoを非難した。
「中国の人たちには、公の場で自分の意見を述べるという習慣がない」とKesoは語っている。
- このニュースの感想 -
聞くところに寄れば、法輪功や天安門事件など特定の禁止語句について書かれたWebサイトなどに対し、中国は国家レベルで閲覧規制をかけているとのことです。いやはや、これが俗に言う「検閲」というヤツなんでしょうが、怖いですね。
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