2007年8月30日木曜日

メッセンジャー経由で感染、偽Googleページを利用してマルウェア配布

ITメディアエンタープライズの記事によると、セキュリティ企業のTrend Microが、偽のGoogleページを表示してマルウェアをダウンロードさせようとするワームが見つかったと報告したとのこと。

問題のワームはインスタントメッセージング(IM)経由で感染する「SOHANAD」の一種で、Microsoft Data Access Components(MDAC)の脆弱性を突いて、ユーザーのマシンに実行可能ファイルをダウンロードさせようとするようだ。また、新たな手口として偽のGoogleページを利用しているという。英語版Googleそっくりに見せかけた偽ページは、リンク先がすべてマルウェアの巣窟と状態といえる。

記事: ITmedia エンタープライズ:IMワームが偽のGoogleページ利用、アドオンが実はマルウェア


MDACの脆弱性については2006年4月に修正済みとのことなので、Windows Updateを実行しておけば対策となりうるでしょう。それにしても、リンク先がすべてマルウェアを仕掛けたサイトとなっているとは、なんともおぞましいことではありませんか…


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