2009年1月14日水曜日

年始のセキュリティ対策 - コンビニ払いは安全か?

ニュース記事
振り込み用紙は“甘い蜜”――コンビニでの個人情報は安心か - ITmedia エンタープライズ

 今回はいつもと視点を変えて、身近な店舗などを利用する場合に気にかけるべき情報セキュリティを紹介します。例えば、わたしはコンビニエンスストアを毎日何回も利用しており、とても便利で生活に欠かせない存在です。しかし、その便利さの裏側に潜む部分をセキュリティの観点から考えてみましょう。

 昔、わたしが年末年始に出張で地方へ出かける時は、必ず保存できる食材(餅や梅干しなど)を鞄に詰めていったものです。今では元旦から営業している店舗が当たり前になり、コンビニエンスストアのように24時間開いているという安心感があります。深夜に活動する若者や地方都市では年配者の社交場ともなっています。さて、一見すると「良いところだらけ」のコンビニエンスストアですが、ここでのセキュリティ上の盲点とはどういうものでしょうか。


- 緋池のコメント -

 ネットバンクやクレジットカードを常用する以前は、私も、ほとんどの料金支払いをコンビニで済ましていました。だって、自宅近くにコンビニがあり、加えて手数料もほとんどの場合かからない。ネットバンクやクレジットカードと異なり、IDやパスワード、カード番号がネットへ漏洩してしまう心配も皆無なんですから。使わない手はないんですね。

 しかしながら記事にもあるとおり、こうも便利になったコンビニで万全の情報管理が徹底されているかといえば、答えはNO。便利で手軽であると同時に、高品位なサービスは求められないのではないかと。

 だからといって、さまざまな料金の支払いを、顧客情報の管理が徹底された銀行にお願いする気にはなれませんが。だって、営業時間は短いし、手数料は高いし、店舗までだいぶ距離がある。利用するためにわざわざ時間を確保していたら、ほかにやりたいことができなくなってしまう。となると、やっぱりコンビニで済ませようと考えるんです。

 今後も、コンビニ払いを利用する顧客の数は減らないんじゃないかと。さっさと対応しないと、銀行はいつしか、個人の料金支払いの窓口として利用する顧客をうしなうんじゃないでしょうか?

0 件のコメント: