ラベル ハッカー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ハッカー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2007年9月26日水曜日

実刑判決を受けたお祈りパンダ作者――IT企業が採用したい

ITmediaの記事によると、通称"お祈りパンダ"ウイルス「Fujacks」(中国名「熊猫焼香」)の作者に対し、"ぜひ社員として採用したい"という中国企業のオファーが相次いでいると、セキュリティ企業のSophosが伝えたとのこと。

同ウイルスの作者とされるリ・ジュン被告(25)は禁固4年の実刑判決を言い渡されているが、このほど中国・杭州のJushu Technologyという企業から、給与100万元(13万3155ドル)でリ被告をテクノロジーディレクターとして採用したいとの申し出があったという。同社もウィルスの被害にあった企業の一つのようだ。

同社のほかにも、約10社がリ被告の才能を高く評価、採用話を持ちかけているという。これについてSophosは、「犯罪行為に対し、IT業界が就職あっせんで報いるのは道徳的に誤っている」とし、業界としてウイルス作成が企業採用につながると思わせることがあってはならないとしている。

記事: ITmedia エンタープライズ:「お祈りパンダ」作者になぜか採用話が続々


「お祈りパンダ」は今年1月頃に出現したウィルスで、感染マシンのアイコンをパンダの絵柄に変えてしまうそうです。中国湖北省の裁判所は、先日 同ウィルスの作者とされるリ・ジュン被告(25)に禁固4年
、ほか3被告に1~2年6カ月の禁固刑を言い渡したとのことです。


関連情報
お祈りパンダに要注意――McAfeeがウイルス警告(ITmedia)
「お祈りパンダ」作者に実刑判決(ITmedia)
お祈りパンダの駆除効果は? 作者手製のツールを検証(ITmedia)

2007年8月28日火曜日

中国政府、独政府システムへの攻撃を否定

「中国軍と関係があるとみられるハッカーが、独政府のシステムにトロイの木馬を感染させた」とする報道があり、これに対し中国外交部は声明文を発行、否定の姿勢をとったようだ。

記事によると、独雑誌Der Spiegelは8月25日、中国軍と関係があるとみられるハッカーが独政府のシステムにトロイの木馬を感染させたと報じたとのこと。また フィンランドのセキュリティ企業F-Secureによると、犯人は不正な細工を施したDOCファイルおよびPPTファイルを電子メールに添付、政府の主要な職員に送ったとのこと。その際、盗んだデータは中国のサーバを経由して送られていたという。

中国政府の声明文には、「ハッカーは国際問題であり、中国は常にハッカーの被害を受けてきた。中国は多くの国家と犯罪に立ち向かう協力体制を確立しており、この問題についてドイツとの協力を強化したい」との内容があるとのこと。

記事: ITmedia エンタープライズ:中国政府、独政府システムへの攻撃を否定


トロイの木馬は送りつけたほうも悪いですが、受け取ったファイルを実行してしまったほうにも問題があると考えています。そもそもの対策として、まずは電子メールに添付されたファイルの取り扱いに際し注意すべきでしょう。


関連記事
中国外交部の声明文
Der Spiegelの記事
F-Secure公式ブログ

2007年7月29日日曜日

ぶっちゃけ録画できます――「Monster X」

ビデオ入力アダプタ「Monster X」がアキバに登場、大量入荷にもかかわらず週末には売り切れ必至の状況になっているとのこと。当然のことながら、それには"ある理由"が隠されているとのことです。

Monster XはPCI-Express x1接続のビデオ入力アダプタで、D4入力端子経由でレコーダーやゲーム機などの映像をPCのディスプレイに表示することができるという。最大1980×1080ドットの大画面・フルハイビジョン表示に対応しており、Blu-rayディスクやHD DVDビデオなどの映像コンテンツをPC上で楽しめるのが特徴とのこと。なお、“2007年夏限定”の製品とのことです。

ただ、いくつか不思議なことがある。発売前に業者に届いていたリリース情報には、"録画機能"も明記されていたという。しかし、製品版は "再生専用" のカードとして売り出しているとのこと。また、ある裏技を使うと "録画機能" が有効になるという噂まで流れている。

記事: ITmedia +D PC USER:「ぶっちゃけ録画できます」――アキバで「Monster X」が売れるワケ


Monster X は、基盤を削れば録画機能が使えるらしいのですが、そもそもこの情報について特別な検証をしたわけではないので、できる・できない についてはなんとも言えない状況です。とりあえず、Monster X 自体の価格が30000円前後と高いので、私のような貧乏人は購入すらできず、私自身が実験することは不可能な模様です。

それにしても、実際に基盤を削り、ネットなどで詳しい情報の公開をしてくれるような技術屋さんは何人いるでしょうか。一口に基盤を削ると言っても、どこをどのように、どの程度削るなどの詳しい情報がほしいです。


関連情報

Nintendo DS をハッキングする

Nintendo DSはそのままでも優秀なゲーム機であるが、ハッカーの手にかかれば、さらにオールラウンドな携帯コンピューティングデバイスへと変貌するようだ。

例えば、Nintendo DSをオープンソース系ソフトウェアの実行プラットフォームとして利用することができるという。スリムダウン版でよければ、Linuxさえも動かすことが可能だという。

記事: ITmedia エンタープライズ:Nintendo DS(Lite)でオープンソース系ソフトウェアを使用する

Nintendo DS、そのライバル携帯ゲーム機と言える PSP と比べると、わざわざツールなど使わなくてもおもしろいソフトウェアが多く存在するようですが、ツールを使えばさらにおもしろく活用できるでしょう。


関連情報
任天堂、業績・販売台数予想を上方修正

2007年7月23日月曜日

ソフトウエアから脆弱性が消える日

ソフトウエアからセキュリティ面のぜい弱性が消える--。そんな日が本当に来るとしたら、どう思うだろうか。
「安心してソフトウェアを使えるのでうれしい」と思うか、それとも,「仕事がなくなってしまう」「稼ぐ手段が減ってしまう」と思うか…
脆弱性を探す「Finder」と呼ばれる人たちは、ひょっとしたら後者なのかもしれない。

ソフトウエアから脆弱性がなくなる日は、恐らくやってこないだろう。米マイクロソフトをはじめ、ソフトウエアの開発者たちは脆弱性を残さない努力を重ねているようだが、何事にも100%ということはない、ソフトウエアを導入すれば、そこには必ず新たなぜい弱性が付いてきてしまうものだろう。

記事: ITpro:ソフトウエアからぜい弱性が消える日?


私は脆弱性を探す「Finder」ではなくただのパソコンユーザーですが、ソフトウエアからぜい弱性が消える日が来たとしたら少し残念です。

理由は、つまらないからです。

ソフトを開発する人がいて、ソフトの脆弱性を見つける人がいて、それに対応するソフトを開発する必要性が出てくる…

この繰り返しがあってこそ、ソフトウェア産業が発達するのではないでしょうか。
単純な考えかもしれませんが、私は「ソフトウエアからぜい弱性が消える日」が来てしまったら、ソフトウェア産業がいわゆる”枯れた技術”になってしまい、それ以上の発展が無く、つまらなくなると思います。


参考記事
2007年、脅威はさらに「見えない化」する(ITmeida)
脆弱性とは 【vulnerability】 - 意味・解説